臨床統計入門(3) 箕面市立病院小児科 山本威久 平成23年12月13日 臨床統計の実際 1、エクセルから統計ソフトへの読み込み 2、2群の比較 3、3群の比較 4、2項目の比率の検定 5、相関係数、回帰式 6、アンケート調査入門 ウォーミングアップ(1) 1、エクセルからのデータ取り込み ファイルから開くを選ぶ ファイルの種類からエクセルを選択 ウォーミングアップ(2) インフルエンザ統計セミナーを クリックして 開くをクリックする。 赤:名義変数、緑:順序変数、青:連続変数 重症度スコアは連続変数で登録 臨床統計の実際 1、エクセルから統計ソフトへの読み込み 2、2群の比較 3、3群の比較 4、2項目の比率の検定 5、相関係数、回帰式 6、アンケート調査入門 2群の比較のイメージ 平均+/-SD A 統計一口メモ B SD(標準偏差):検討した集団の測定値のばらつき SE(標準誤差):母集団の平均値のばらつき 2群の比較(1) 分析、2変量の関係を選び上記のように変数を入れる。 OKを押す 赤の▼をクリック 2群の比較2) 平均/ANOVA,,をクリック Studentのt検定 Student t 検定 マンフィトニー検定 ノンパラメトリック、wilcoxon 検定をクリック マンフィトニー検定結果 臨床統計の実際 1、エクセルから統計ソフトへの読み込み 2、2群の比較 3、3群の比較 4、2項目の比率の検定 5、相関係数、回帰式 6、アンケート調査入門 3群以上の比較のイメージ A B C 3群の比較 無気肺スコアー、 最高体温を入力 平均/ANOVA,平均の比較、 すべてのペアーを順にクリック 分散分析(1) 全体的に見て有意差あり 分散分析(2) 一つ一つを比較すると有意差なし 臨床統計の実際 1、エクセルから統計ソフトへの読み込み 2、2群の比較 3、3群の比較 4、2項目の比率の検定 5、相関係数、回帰式 6、アンケート調査入門 比率の検定(1) 2変量の関係 X:喘息既往の有無 分割表から期待値を選択し、 Y:β吸入の有無 期待値がすべて5以上であれば OK カイ2乗検定。 比率の検定(2) 期待値はすべて5以上 カイ2乗検定結果 比率の検定(3) 2変量の関係 X:ガンマグロブリンの有無 分割表から期待値を選択し、 Y:β吸入の有無 期待値が5以下があるので OK Fisherの直接確率法を選択。 比率の検定(4) 両側検定を選択する。 臨床統計の実際 1、エクセルから統計ソフトへの読み込み 2、2群の比較 3、3群の比較 4、2項目の比率の検定 5、相関係数、回帰式 6、アンケート調査入門 相関係数(1) 多変量、多変量の相関をクリック。 相関係数(2) OK ペアごとの相関係数をクリック パラメトリック ピアソンの相関係数と有意差検定 ノンパラメトリック相関係数をクリック Spearmanの順位相関係数をクリック スピアマンの相関係数と有意差検定 最高体温と最高脈拍数の相関係数 ピアソンの相関係数 スピアマンの相関係数 回帰分析(1) 2変量の関係 X:最高体温 Y:最高脈拍数 OK 直線のあてはめをクリック 回帰分析(2) 最高体温と最高呼吸数の 関係式 有意差検定 臨床統計の実際 1、エクセルから統計ソフトへの読み込み 2、2群の比較 3、3群の比較 4、2項目の比率の検定 5、相関係数、回帰式 6、アンケート調査入門 アンケート調査(1) 1変量の分布に受診時間帯、 医師の対応は?を入力する。 OKを押す。 各群の人数が表記される。 アンケート調査(2) 2変量の関係 X:受診時間帯 Y:医師の対応は? OK 警告が出ればFisherの直接確率法を用いる。 アンケート調査(3) アンケート調査の5段階評定は連続変数として用いてよい。 連続変数を押す。 アンケート調査(4) 医師の対応が連続変数にかわる。 アンケート調査(5) 2変量の関係 X:受診時間帯 Y:医師の対応は? OK グラフが出た後、赤▼を押して、ノン パラメトリック、wilcoxonを押す アンケート調査(6) クラスカルワーリステスト。 ノンパラメトリックの分散分析に当たる。 アンケート調査(7) ノンパラメトリック多重検定、すべてのペアー、、、を選ぶ。 アンケート調査(8) 1と3:日勤と深夜帯の満足度に有意差があることが分かる。 臨床統計の実際 正規分布かどうかの検定 ~発展コース~ 正規分布の検定(Shapiro wilksの検定 )(1) 3、正規をクリック 1、赤▽をク リック。 OKをク リック。 2、連続分布のあてはめ、正規をクリック 正規分布の検定(Shapiro wilksの検定 )(2) 2.適合度をク リック 正規分布であればp>0.05 N数が100以上あればP>0.01でもOK。 1、赤▽の正規のあてはめをクリック 2009年から2010年に新型インフルエンザで 入院した小児の最高体温(N=71) 直線にのれば正規分布 正規分布でない!! 御清聴ありがとうございました。
© Copyright 2024 ExpyDoc