流通情報工学科 0623052 王玲玲 指導教員 黒川 久幸准教授 1 発表の構成 研究の目的 扱うデータと分析の手順 来客者数に与える個別要因の検 討 気温と降水量の影響の検討 分析の結果と課題 2 目的 気象の要因 晴・雨 来客者数 カレンダー要因 曜日・月 店舗側の要因 立地・特売 例え:屋台、野外ライブ 3 データ POSデータ:来客者数 <(株)KSP-POSより購入> 2007年10月1日~2008年9月30日の366日分 東京のある商店街の食品スーパー カレンダー要因 気象要因 曜日 降水量 月 GW 風 お盆、 日照時間 年末、年始 積雪 祝日 気圧 気温 湿度 4 分析手順 目的変数 説明変数 の要因 分析方法 : : 来客者数 曜日、月、 気象条件など : 分散分析 重回帰分析 5 ・来客者数に与える個別要因の検 討 カレンダー要因の検討 カレンダー要因 来客者数の影響 曜日 月 GW お盆 年末 年始 祝日 ○ ○ × × ○ ○ × 有意水準5%以下○、以上× 6 曜日 4000 平均客数 3500 来 客 者 数 ( 人 / 日 ) 3000 2500 2000 1500 1000 500 0 月 火 水 木 金 土 日 曜日 図3 曜日ごとの平均来客者数 7 月 平均客数 2700 来 客 者 数 ( 人 / 月 ) 2600 2500 2400 2300 2200 2100 2000 7’10 11 12 8’1 2 3 4 5 6 7 8 9 月 図2 月ごとの平均来客者数 8 年末・年始 3500 3000 来 客 者 数 ( 人 / 日 ) 2500 2969 25 2000 214 2 1500 来客者数 1000 500 0 年末 年始 普通の日 図1 年末年始一日当たりの来客者数 9 ・来客者数に与える個別要因の検 討 気象要因の検討 気象要因 係数 来客者数の P-値 影響 ○ 0.00 気温 10.90 日照時間 27.32 0.00 ○ 風速 6.37 0.86 × 気圧 2.26 0.64 × 降水量 -6.74 0.00 ○ 積雪 -141.19 0.43 × 湿度 -1.58 0.16 × 有意水準5%以下○、以上× 10 ・気温と降水量の影響の検討 気温と来客者数の関係 4000 y = 93.915x + 523.1 3500 修 正 来 客 者 数 ( 人 ) 3000 2500 夏 2000 冬 1500 Linear (夏) 1000 Linear (冬) 500 y = 28.57x - 55.874 0 0 5 10 15 20 25 30 35 -500 -1000 気温(℃) 修正来客者数=来客者数-(曜日+月+降水量 +・・・・) 11 平均気温による客単価 (834) (748) 259 5 客 単 価 ( 円 / 人 ) 241 1 12 ・気温と降水量の影響の検討 降水量と来客者数の関係 1000 修 正 来 客 者 数 ( 人 ) 500 0 0 20 40 60 80 100 120 降水量合 計(mm) -500 -1000 -1500 降水量(mm) 修正来客者数=来客者数-(曜日+月+気温+・・・・) 13 分析の結果 気温については、 気温が上昇すると来客者数が増加する傾向 がある。特に冬より夏の方がこの傾向が強 く表わしている。 降水量については、 降水量が少ないところで来客者数が減少傾 向が強い。 14 今後の課題 今後は、より詳細に影響を 把握するために他の小売店 舗についても同様の分析を 行う必要がある。 15 流通情報工学科 王玲玲 16
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