空気環境における節電実験 背景・目的 省エネルギーかつ快適な空気環境で最も有効なの は自然通風利用である。機械換気を可能な限り使用 せずに室内の空気環境を維持させることを試みる。 3ch 6ch 5ch 2ch 実験方法 濃度減衰2点法を用いて機械換気のみ・機械換気 半分・何もなし・窓開けの4ケースについて換気回数 とCO2濃度減衰の様子について考察した。 Co2濃度測定点 換気口 マルチガス モニター 1ch 機械換気半分は こちらのみ採用 4ch 実験結果(Co2濃度減衰) 3000 3000 2500 機械換気 2500 2000 1500 3000 1000 2500 500 2000 0 20 40 60 80 100 120 140 3000 3000 2000 (PPM) 2500 何もなし 1500 1500 1500 機械換気半分 2500 1000 2000 1000 1000 500 500 0 1500 500 10 20 30 1ch 1000 500 0 5 10 15 20 25 30 35 40 窓開け 2000 40 50 2ch 60 3ch 0 10 4ch 20 30 5ch 40 6ch 50 (分) 実験結果(換気回数) 必要換気量の算出 2.5 25 × 25 / 501.678 = 1.25 (回) 一人当たり 最大在室 換気量(㎥/h) 人数(人) 2 室体積(㎥) 必要換気 回数(1/h) 必要換気量(1.25) 濃度減衰2時点法による換気回数の算出 2.5 1.5 N 2 C (t1 ) 1 但しこの式Cは基準CO2 log e t 2 t1 C (t 2 ) 濃度を0ppmとした時の式 で今回は実際の院生室 の570ppmを引いた値を 使用した Ch1 1 Ch2 1.5 Ch3 0.5 Ch4 1 Ch5 時刻(t1:測定開始時点、t2:測定終了時点) t : N 1 : 時間平均換気回数(= t 2 t1 t2 t1 Q(t ) dt ) Vefc Ch6 0 何もなし 0.5 0 機械換気 半分 窓開け 機械換気 節電のためと弱出力で機械換気をしても必要換気量を 満たさない。それにより作業効率低下や体調不良を引 き起こしては意味がない 節電かつ十分な必要換気量を得るには窓開放による 自然換気を使うことがよい。 [h] [1/h] 13 通常時 夜間通風 11 9 7 5 3 1 -122:0023:00 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 7:00 8:00 9:00 10:00 ① ② ③ 外気温 27 25 23 21 19 17 15 13 22:0023:00 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 7:00 8:00 9:00 10:00 外気温 ① ② ③ 27 25 23 21 19 17 15 13 22:0023:00 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 7:00 8:00 9:00 10:00 ① ② 外気温 ③ 32 32 30 30 28 28 26 26 24 24 22 22 20 20 18 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 18 10:00 13 通常時 11 11:00 12:00 2.0 夜間通風後 ② 13:00 14:00 外気温 ③ 15:00 通常時 16:00 17:00 18:00 夜間通風後 1.8 9 1.6 7 1.4 1.2 5 1.0 3 0.8 1 0.6 -1 -310:00 ① 0.4 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 0.2 0.0 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00
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