スライド タイトルなし

中央学院大学商学部
野村證券提供講座
株式市場の役割と投資の基礎知識
②
平成17年6月8日
[ 野村證券株式会社 ]
[ 井上 雅俊 ]
目次
1.株式価値を分析する
(1)株価をめぐる2つの見方
(2)株式の理論価値とは
2.銘柄選択の考え方
(1)トップダウンアプローチ
(2)ボトムアップアプローチ
3.株価を評価しよう
(1)企業財務諸表の見方
(2)株価指標
4.グローバルな投資
5.投資情報について
(1)投資に関するレポート
(2)四季報と会社情報
(3)チャートの見方
2
株式価値を分析する
株価をめぐる2つの見方
■株式の価値はどうやって測ればいいのでしょうか。
ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析
株価に影響を与えそうな要因
①市場の動きはすべてを織り込んでいる
(経済情勢、金利、為替、企業の利益成長など)
②価格の動きはトレンドを形成する
を分析する考え方
③歴史は繰り返す
と考える見方
トップダウン
アプローチ
ボトムアップ
アプローチ
まず経済環境を考え、
次に有望産業を探し
有望銘柄をピックアップ
個別企業を徹底調査して
有望銘柄をピックアップ
(出所)野村證券投資情報部作成
「株価は株価に聞け」という相場格言にもあるように、
投資家心理は株価の形成に反映され、こうして決定
された株価はすべての情報を織り込んでいるという
考え方です。
(ケインズはこれを美人投票に例えました。)
過去の株価変動から「型」(パターン)を抽出し、今後
の推移を予想するのがテクニカル分析です。
3
株式価値を分析する
株式の理論価値とは
■株価は次のような要因で決まると考えられます。
会社の利益の増加
金利の低下
会社の利益の減少
株価の上昇が
期待される
金利の上昇
株価の下落が
予想される
(ご参考) 定率成長配当割引モデル
P =
(出所)野村證券投資情報部作成
P
: 株価
D
D
: 一株当り配当(利益)
k-g
k
: 金利(r) +リスクプレミアム
g
: 利益の成長率
4
銘柄選択の考え方
トップダウンアプローチ
■景気、金利、業績の循環と有望なセクターとの関係は以下のようになります。(イメージ図)
長期金利
景気
(鉱工業生産)
金利低下
金利上昇
業績拡大
有望な
セクター
(
加
工
産
業
)
(
素
材
産
業
)
景気敏感
金利低下
業績悪化
デ
ィ
フ
ェ
ン
シ
ブ
金
利
敏
感
金利上昇
業績拡大
(
加
工
産
業
)
(
素
材
産
業
)
業績悪化
デ
ィ
フ
ェ
ン
シ
ブ
景気敏感
(出所)野村證券投資情報部作成
5
銘柄選択の考え方
トップダウンアプローチ
■セクター判断のイメージ
(ポイント)
1,800
東証株価指数
金利敏感型
1,700
1,600
景気敏感型
1,500
1,400
1,300
ディフェンシブ
1,200
1,100
1,000
900
800
700
鉱工業生産(右軸)
(%)
(前年比:%)
鉱工業生産:3ヶ月移動平均(右軸
6
10
5
5
4
0
3
-5
2
-10
1
-15
新発10年国債利回り(左軸)
0
92
93
94
95
96
97
98
99
00
01
02
03
04
(出所)東証、経済産業省、日本相互証券資料より野村證券投資情報部作成
05
-20
(年)
6
銘柄選択の考え方
ボトムアップアプローチ
■ ボトムアップ・アプローチの考え方 (企業業績の推移 イメージ図)
創生期
(
ア
ウ
ト
プ
ッ
ト
の
累
積
)
成長期
成熟期
業績循環
高成長
夢はあるが、
不確実
投資チャンス
粗利益率
営業利益
(出所)野村證券投資情報部作成
(時間)
7
銘柄選択の考え方
ボトムアップアプローチ
■ 企業収益の変動(イメージ図)
④思ったほど売上伸
④思ったほど売上伸
びずコストの増大が上
びずコストの増大が上
回る(増収減益)
回る(増収減益)
コストの変化(緑破線)
売上高の変化(青実線)
+
①売上減少に対応
①売上減少に対応
し、様々なコスト削
し、様々なコスト削
減努力が行なわれ
減努力が行なわれ
るも追いつかず
るも追いつかず
(減収減益)
(減収減益)
-
②コスト削減が売上減少を補
②コスト削減が売上減少を補
い切る(減収増益)
い切る(減収増益)
最初の
下方修
正
局売
面上
拡
大
③増収がその
③増収がその
まま増益へつ
まま増益へつ
ながる
ながる
(増収増益)
(増収増益)
上方修正継
続の局面
局売
面上
減
少
最初の上方修正!!
8
(出所)野村證券投資情報部作成
株価を評価しよう
企業財務諸表の見方
■ 企業の利益が伸びると株価にはプラスといえます。
売上
・売上数量を伸ばす
・売上単価を上げる
など
-
費用
=
利益
・人件費を削減する
・借り入れを減らして
金利負担を削減する
など
利益を伸ばすためには売上を増やすか費用を減らすかです。
(出所)野村證券投資情報部作成
9
株価を評価しよう
企業財務諸表の見方
■ 企業の経営成績と財政状態を分析するための基本的な財務諸表に
「損益計算書」と「貸借対照表」があります。
損益計算書の仕組み
貸借対照表の仕組み
売上高
(-) 売上原価
(-) 人件費・広告費等
負債
営業利益
資産
(±) 営業外損益
経常利益
自己資本
(±) 特別損益
(純資産)
税引前当期利益
税引き前当期利益
内部留保
(-) 法人税及び法人住民税
当期利益
(出所)野村證券投資情報部作成
配当金
10
株価を評価しよう
株価指標(PER)
■一株当り利益 (EPS:Earnings Per Share) は、当期利益を発行済み株式数で割ったものです。
(例題)A社の場合
当期利益
: 1億円
発行済株式数:100万株
1億円
EPS(円)
=
=
100円
100万株
■このEPSと株価を比較したものを株価収益率 (PER:Price - Earnings Ratio)といいます。
株価が一株当り利益に対して何倍かを示す指標で、割安・割高を考える際の代表的な指標です。
(例題)A社の場合
EPS
株価
:
100円
: 2500円
株価 2500円
PER
=
=
25倍
EPS (100円)
(出所)野村證券投資情報部作成
11
株価を評価しよう
株価指標(PBR)
■一株当り純資産(BPS:Book-value per Share)は、株主の持分である自己資本(純資産)を
発行済み株式数で割ったものです。
(例題)A社の場合
10億円
自己資本(純資産) : 10億円
発行済株式数
:100万株
BPS(円)
=
=
1,000円
100万株
■この数値を株価と比較したものを株価純資産倍率(Price to book-value Ratio)といいます。
株価純資産倍率が1を下回っている場合は、解散価値よりも株価が安い、ということになります。
(例題)A社の場合
BPS
株価
:
株価 2500円
1000円
:
2500円
PBR
= 2.5倍
=
BPS(1000円)
(出所)野村證券投資情報部作成
12
株価を評価しよう
株価指標(配当利回り)
■配当利回りは、一株当り配当金が株価に
対して何%に相当するかを見るものです。
配当利回りと長期金利の推移
(%)
14
(例題)A社の場合
一株当り配当金 : 20円
12
株価
10
: 1,000円
20円
配当利回り
=
長期金利
8
6
1,000円
4
=
2.0%
配当利回り
2
0
55
58
61
64
67
70
73
76
79
82
85
88
91
94
97
00
03
(年)
(注1)長期金利は、78年以降が10年国債パーイールド、それ以前が最長期の利付電々債。配当利回りは東証一部単純平均、
65年以前は年末値に基づき月次の利回りを推定。
(注2)各資産(債券・株式)の商品特性は異なります。
(出所)財務省の資料などより野村證券金融研究所作成(2004年12月30日までのデータ)
13
株価を評価しよう
ケーススタディ
■ (ケーススタディ) 実際に計算してみましょう。
問題
ここに2つの会社、A社とB社があります。それぞれの財務データは以下の
とおりですが、PERの観点で割安と言えるのはどちらの会社でしょうか。ま
た、PBRの観点で割安と言えるのはどちらの会社でしょうか。
A社
B社
株価
5,000円
500円
当期純利益
500億円
100億円
発行済み株式数
2億株
5億株
自己資本
5,000億円
2,500億円
EPS (一株当り利益)
円
円
PER (株価収益率)
倍
倍
BPS (一株当り純資産)
円
円
PBR (株価純資産倍率)
倍
倍
14
(出所)野村證券投資情報部作成
グローバルな投資
グローバルな投資とは
■分散投資を考える際に日本だけではなく、海外の企業も考える方法があります。
グローバルに投資対象を広げることで
日本にはない魅力的な銘柄発掘が可能になる
自国市場とは違った動きをする海外市場に
投資することでリスクを分散できる
複数の通貨で運用することで
リスクを分散できる
(出所)野村證券投資情報部作成
15
グローバルな投資
世界の市場別時価総額構成比
■世界の中で日本の占める割合を見てみましょう。
市場別株式時価総額構成比(2004年12月31日時点)
韓国
1.2%
台湾
香港 1.4%
豪州 1.8%
2.1%
スイス
2.5%
カナダ
2.7%
BRICS
2.7%
主要国のGDP構成比(2003年)
その他
5.6%
中国
5.0%
英国
6.2%
米国
45.1%
英国
8.5%
豪州 韓国
カナダ 1.9% 1.3%その他 2.2%
3.0%
米国
37.7%
日本
14.7%
日本
10.8%
ユーロ圏
15.6%
ユーロ圏
28.1%
(注)FTSE世界株指数における各国の株式時価総額構成比を示す
(注)主要国のGDP合計値に占める各国の構成比を示す
(出所)FTSE社/野村證券金融経済研究所より野村證券投資情報部作成
(出所)内閣府資料より野村證券投資情報部作成
16
グローバルな投資
Ticker
1
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18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
GE
XOM
MSFT
C
WMT
PFE
BAC
JNJ
AIG
IBM
INTC
PG
JPM
CSCO
MO
BRK
CVX
VZ
WFC
DELL
KO
HD
PEP
SBC
TWX
WB
AMGN
EBAY
ABT
TYC
企業名
ゼネラル・エレクトリック
エクソンモービル
マイクロソフト
シティグループ
ウォルマート・ストアーズ
ファイザ-製薬
バンク・オブ・アメリカ
ジョンソン・アンド・ジョンソン
アメリカン・インターナショナル・グループ
IBM
インテル
プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー
J.P.モルガン・チェース・アンド・カンパニー
シスコシステムズ
アルトリア・グループ
バークシャー・ハサウェイ
シェブロンテキサコ
ベライゾン・コミュニケーションズ
ウェルズ・ファーゴ
デル インク
コカコーラ
ホームデポ
ペプシコ
SBC コミュニケーションズ
タイムワーナー
ワコビアコープ
アムジェン
イーベイインク
アボット・ラボラトリーズ
タイコ・インターナショナル
日米の時価総額トップ30の企業
時価総額
(百万ドル)
384,711
336,139
288,934
247,955
223,686
202,508
191,888
188,696
172,035
164,106
151,287
140,026
139,231
128,353
125,078
112,115
112,035
111,413
105,537
104,689
100,721
93,833
87,930
85,687
85,309
84,473
83,110
76,438
72,304
71,677
売上高
(百万ドル)
133,585
213,199
36,835
94,713
256,329
45,188
48,791
41,862
81,303
89,131
30,141
51,407
44,363
22,045
60,704
64,047
112,937
67,752
31,824
41,444
21,044
64,816
26,971
40,843
39,565
24,474
8,356
2,165
19,681
40,153
PER
(倍)
23.5
16.3
35.6
14.1
26.0
122.2
13.2
26.4
18.6
22.7
27.5
23.7
12.0
27.6
13.5
16.6
15.3
44.0
17.0
41.7
23.5
22.7
25.5
14.3
28.6
16.6
38.0
171.0
26.7
25.3
Ticker
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
7203
9437
9432
8306
8411
7201
7267
7751
8316
4502
6752
4689
6758
9501
8307
8604
8766
8183
6902
6501
8308
9433
2914
9022
8058
9503
4901
9022
6753
9502
企業名
トヨタ自動車
NTTドコモ
NTT
三菱東京フィナンシャル・グループ
みずほフィナンシャルグループ
日産自動車
本田技研工業
キヤノン
三井住友フィナンシャルグループ
武田薬品工業
松下電器産業
ヤフー
ソニー
東京電力
UFJホールディングス
野村ホールディングス
ミレアホールディングス
セブン-イレブン・ジャパン
デンソー
日立製作所
りそなホールディングス
KDDI
日本たばこ産業
東海旅客鉄道
三菱商事
関西電力
富士写真フイルム
東海旅客鉄道
シャープ
中部電力
時価総額
(百万ドル)
146,908
92,554
70,664
66,165
60,102
49,107
48,680
47,896
45,116
44,780
38,844
36,203
35,539
33,204
31,141
28,620
26,508
25,939
23,683
23,128
23,048
22,845
22,836
22,250
20,249
19,541
18,783
18,297
18,174
17,690
(注)時価総額は2004年12月末現在。売上高は、米国企業、日本企業共に2003年度ベース。PERは株価2004年12月末終値の実績値。
為替については売上高、一株当り利益は期中平均、時価総額、株価については12月末のロンドン市場午後4時の価格で計算。
(出所)FTSE社/野村證券金融経済研究所より野村證券投資情報部作成
売上高
(百万ドル)
153,724
44,869
98,622
21,880
27,469
66,034
72,553
27,631
31,121
9,657
66,483
674
66,631
43,143
21,898
9,160
24,114
4,169
22,776
76,729
9,281
25,297
41,110
22,597
134,900
22,578
22,758
12,302
20,064
18,675
PER
(倍)
13.4
15.8
12.4
13.1
15.7
10.0
12.0
19.9
15.6
17.6
98.4
167.6
44.2
25.0
-
18.5
27.3
31.0
23.2
162.1
1.3
21.8
-
20.9
19.7
24.1
25.6
28.6
33.2
17.2
17
グローバルな投資
グローバルセクター
■主要セクターの国別時価総額構成比率 及び 時価総額上位10社一覧
医薬・バイオテクノロジー
エレクトロニクス
その他
14%
フランス
4%
オランダ
6%
ドイツ
12%
米国
18%
その他
6%
時価総額
(10億ドル)
1 Siemens
ドイツ
71.4
2 キヤノン
日本
44.6
3 松下電器産業
日本
36.5
日本
4 Koninklijke Philips Electronic オランダ
33.9
46%
5 Emerson Electric
米国
28.0
6 シャープ
日本
17.9
7 Schneider Electric
フランス
16.2
8 ファナック
日本
15.0
9 Hon Hai Precision Co.
台湾
13.4
10 京セラ
日本
13.2
時価総額上位10銘柄
市場
自動車・自動車部品
時価総額上位10銘柄
フランス
7%
日本
52%
米国
15%
時価総額上位10銘柄
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
日本
8%
英国
11%
スイス
14%
米国
55%
Pfizer
Johnson & Johnson
Novartis (REGD)
GlaxoSmithKline
Sanofi-Aventis
Amgen Corp
Roche Hldgs (GENUS)
Abbott Laboratories
Merck & Co
Lilly (Eli) & Co
時価総額
(10億ドル)
米国
202.5
米国
188.7
スイス
142.3
英国
138.3
フランス
109.7
米国
83.1
スイス
80.9
米国
72.3
米国
71.4
米国
64.1
市場
ITハードウェア
その他
11%
ドイツ
15%
フランス
6%
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
トヨタ自動車
日産自動車
本田技研工業
Daimlerchrysler
BMW
Ford Motor
Renault
デンソー
General Motors Corp
Harley-Davidson
時価総額
(10億ドル)
日本
146.9
日本
49.1
日本
48.7
ドイツ
48.1
ドイツ
28.1
米国
25.8
フランス
23.8
日本
23.7
米国
22.6
米国
17.9
市場
(注)2004年12月末現在。12月末のロンドン市場為替レートにより米ドルに換算。
円グラフの数字はFTSE世界株指数の業種別指数にその国が占める割合。
(出所)FTSE社/野村證券金融経済研究所より野村證券投資情報部作成
その他
10%
時価総額上位10銘柄
韓国
4%
フィンランド
5%
日本
8%
台湾
9%
米国
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Intel Corp
Cisco Systems
Dell Inc
Nokia
Qualcomm
Samsung Electronics
Hewlett-Packard
Ericsson B
Texas Instruments
Motorola
時価総額
(10億ドル)
米国
151.3
米国
128.4
米国
104.7
フィンランド
73.7
米国
69.0
韓国
63.6
米国
63.3
スウェーデン
48.5
米国
42.6
米国
40.0
市場
64%
18
グローバルな投資
日米分散投資
■地域(国)で分散の例
日本株(TOPIX)、米国株(S&P総合500種)、
(1980年1月=100)
両者への等金額投資の指数推移
700
600
米国株
(S&P総合500種)
500
400
等金額投資
300
日本株(TOPIX)
200
100
0
80
82
84
86
88
90
92
94
96
98
00
02
04
(年)
(注1)日本株はTOPIX(東証株価指数)、米国株は米S&P総合500種を使用。
(注2)S&P総合500種は各月末時点のNY外国為替市場の円ドルレートで計算した円換算値。等金額投資は、東証株価指数、S&P総合500種
の月間収益率の積上げ。1979年末時点を100として指数化(1980年1月末~2004年12月末)。配当、税金、手数料等は考慮していません。
(出所)S&P(スタンダード&プアーズ)社、ニューヨーク連邦準備銀行、東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成
19
グローバルな投資
各国市場の動き
(円)
(ドル)
(ポイント)
米国株価指数
12,000
(ポイント)
欧州株価指数
6,000
1,900
(ポイント)
1,700
1,600
1,500
5,500
ダウ工業株30種(左軸)
(左軸)
アジア株価指数
14,000
2,100
11,000
ハンセン指数
(ポイント)
15,000
13,000
1,400
FTSE100(英)
5,000
12,000
10,000
1,300
4,500
1,700
9,000
11,000
1,200
4,000
1,100
10,000
1,500
8,000
CAC40(仏)
3,000
ナスダック総合(右軸)
1,300
7,000
ハンセンレッドチップ指数
3,500
900
8,000
2,500
1,100
02/01/04
03/01/03
04/01/02
04/12/31
2,000
7,000
02/01/04
03/01/03
04/01/02
米国長短金利
700
02/01/04
(円)
欧州長短金利
(%)
6
6
04/12/31
03/01/03
04/01/02
(年/月/日)
(年/月/日)
(年/月/日)
(%)
800
日経平均(左軸)
DAX30(独)
6,000
1,000
(右軸)
9,000
独10年国債利回り
主要通貨対円為替レート
200
英10年国債利回り
米国10年国債利回り
5
5
180
4
4
160
2
140
2
FFレート誘導目標
1
1
0
0
円/ユーロ
ベースレート(英国)
3
3
円/ポンド
オペ最低応札金利(ユーロ圏)
120
円/ドル
02/01/04
03/01/03
04/01/02
(年/月/日)
02/01/04
100
03/01/03
04/01/02
04/12/31
(年/月/日)
02/01/04
03/01/03
(出所)Dow Jones社、米国証券業協会、Financial Times社、ドイツ証券取引所、ユーロネクスト、ハンセン指数サービス社、
米国FRB、欧州中央銀行、英国中央銀行、英国中央統計局(ONS)、ニューヨーク連邦準備銀行より野村證券投資情報部作成。
なお、直近値は2005年1月7日終値。
04/01/02
04/12/31
(年/月/日)
20
投資情報について
投資に関するレポート
■株式投資は情報投資であるといえます。
(1) アナリスト
主に企業のファンダメンタルズ分析を行い、個別企業の業績予想、
投資判断(レーティング)を行います。
(2) ストラテジスト
どのマーケットが良いのか、どのマーケットは避けるべきかという投
資環境を考慮に入れた投資戦略を立案・提示します。
(3) エコノミスト
経済が今どういう状況にあるのか、また今後どのような方向に向かう
のかを分析します。
■会社四季報と日経会社情報は銘柄選択の際に大変参考になります。
2005年2集/春季号(東洋経済新報社)
2005-Ⅱ/春号(日本経済新聞社)
21
投資情報について
チャートの見方
■ 一日の始値、高値、安値、終値でローソク足をつくります。(イメージ図)
ローソク足
高値
高値
●
株価の推移
●終値
始値
終値
●
●
始値
●
安値
9:00
前場
①始値より終値が高い時(陽線)
株価の推移
安値
●
11:00 12:30
後場
15:00
②始値より終値が低い時(陰線)
高値
終値
高値
始値
始値
安値
終値
安値
22
(出所)野村證券投資情報部作成
投資情報について
(円)
チャートの見方
(7203) トヨタ自動車 (週足)
5,000
デッドクロス
4,500
4,000
3,500
移動平均線は
(1)日々の動きを平準化し
株価のトレンドが分かります。
(2)市場参加者の平均コストが算出できます。
26週移動平均
3,000
13週移動平均
ゴールデンクロスは、短期と長期の2本の移動
平均線を比べて、短期が長期を下から上に突
き抜けた場合を言います。
2,500
デッドクロスはその逆で、短期が長期を上から
下に突き抜けた場合です。
ゴールデンクロス
2,000
03/01
03/05
03/09
(出所)東京証券取引所より野村證券投資情報部作成
04/01
04/05
04/09
05/01
(年/月)
23