教育方法論

情報科教育法
(3)
共通教科『情報』
情報科学部非常勤講師
石川顯法
情報教育の目標(観点)

情報活用の実践力
必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し、発信・伝
達できる能力

情報の科学的な理解
情報手段の特性の理解と基礎的な理論や方法の理解

情報社会に参画する態度
望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度
情報科教育法
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共通教科「情報」の目標
情報及び情報技術を活用するための知識と技能の習得さ
せ、情報に関する科学的な見方や考え方を養うとともに、社
会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を
理解させ、社会の情報化の進展に主体的に対応できる能
力と態度を育てる。
[現行教育課程]
情報及び情報技術を活用するための知識と技能の習得を通して、情報に関する科学的な見方や考え
方を養うとともに、社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を理解させ、情報化の進
展に主体的に対応できる能力と態度を育てる。
情報科教育法
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共通教科「情報」の科目編成
社会と情報
 情報の科学

必履修(2科目からいずれか1つを選択)
学校選択でなく、生徒に選択させるのが望ましい。
いずれも標準単位数2単位
(1週2時間の授業を35週間実施)
情報科教育法
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共通教科「情報」各科目の目標
社会と情報
情報の特徴と情報化が社会に及ぼす影響を理解させ、
情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用して
情報を収集,処理,表現するとともに効果的にコミュニ
ケーションを行う能力を養い、情報社会に積極的に参画
する態度を育てる。
現行教育課程 情報C
情報のディジタル化や情報通信ネットワークの特性を理解させ,表現やコミュニケーションにおい
てコンピュータなどを効果的に活用する能力を養うとともに,情報化の進展が社会に及ぼす影響を
理解させ,情報社会に参加する上での望ましい態度を育てる。
情報科教育法
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共通教科「情報」各科目の目標
情報の科学
情報社会を支える情報技術の役割や影響を考えさせる
とともに、情報と情報技術の問題の発見と解決に効果的
に活用するための科学的な考え方を習得させ、情報社会
の発展に主体的に寄与する能力と態度を育てる。
現行教育課程 情報B
コンピュータにおける情報の表し方や処理の仕組み,情報社会を支える情報技術の役割や影響
を理解させ,問題解決においてコンピュータを効果的に活用するための科学的な考え方や方法を
習得させる。
情報科教育法
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目標に見られる特徴
「社会と情報」だけでなく、「情報の科学」を含め、共
通教科情報の全体で、『社会』との関わりを強く打
ち出している。
[再掲]
社会と情報
情報の特徴と情報化が社会に及ぼす影響を理解させ、情報機器や情報通信ネットワークなどを
適切に活用して情報を収集,処理,表現するとともに効果的にコミュニケーションを行う能力を養
い、情報社会に積極的に参画する態度を育てる。
情報の科学
情報社会を支える情報技術の役割や影響を考えさせるとともに、情報と情報技術の問題の発見
と解決に効果的に活用するための科学的な考え方を習得させ、情報社会の発展に主体的に寄与
する能力と態度を育てる。
情報科教育法
6
「社会と情報」の内容

情報の活用と表現
–
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–

情報通信ネットワークとコミュニケーション
–
–
–

コミュニケーション手段の発達
情報通信ネットワークの仕組み
情報通信ネットワークの活用とコミュニケーション
情報社会の問題と情報モラル
–
–
–

情報とメディアの特徴
情報のディジタル化
情報の表現と伝達
情報化が社会に及ぼす影響と課題
情報セキュリティの確保
情報社会における法と個人の責任
望ましい情報社会の構築
–
–
–
情報科教育法
社会における情報システム
情報システムと人間
情報社会における問題の解決
7
「社会と情報」 内容の特徴
 「情報」「メディア」の語を広い意味で使っている。
 コンピュータについての扱いが小さい。情報通信
ネットワークについての扱いは、相対的に大きく
なっている。
 この間社会的に問題になってきた情報化の「影」
の部分について、強く意識されている。
 「法」(法律)の語が内容に明記された。
 総じて、「人間」との関わりが意識されている。
 …‥
情報科教育法
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「情報の科学」の内容

コンピュータと情報通信ネットワーク
–
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–

問題解決とコンピュータの活用
–
–
–

問題解決の基本的な考え方
問題の解決と処理手順の自動化
モデル化とシミュレーション
情報の管理と問題解決
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–

コンピュータと情報の処理
情報通信ネットワークの仕組み
情報システムの働きと提供するサービス
情報通信ネットワークと問題解決
情報の蓄積・管理とデータベース
問題解決の評価と改善
情報技術の進展と情報モラル
–
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–
情報科教育法
社会の情報化と人間
情報社会の安全と情報技術
情報社会の発展と情報技術
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「情報の科学」 内容の特徴
 「問題解決」ということが、現行教育課程の科目
よりもさらに強く意識されている。その目的のた
めにコンピュータをどう活用するかという立場。
 社会との関わり(それは究極的には人間との関
係のあり方)が強く打ち出され、技術的な側面か
らそれをどう考え、支えていくかを問題にしている。
 …‥
情報科教育法
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配慮事項
 指導計画作成にあたって
 他教科との連携
 実習の扱い
 原則として同一年次で履修
 作業環境等
 内容の取り扱いについて
 情報モラルの育成
 体験的学習の重視
 情報技術の進展等による具体例などの見直し
情報科教育法
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