専門教科「情報」

専門教科「情報」
5/18/07
新設の趣旨(1)



既設教科「商業」や「工業」
情報化は急速に拡大
人が足りない
 雇用規模
平成7年約125万人→平成27年約245万人
新設の趣旨(2)

高等学校段階から,人材育成を始める

既設科目では,対応しきれない

専門教科「情報」の新設
 情報化社会を支える人材育成
専門教科「情報」の目標(1)

情報の各分野に関する基礎的・基本的な技術を
習得させ,現代社会における情報の意義や役割
を理解させるともに,高度情報化社会の諸課題
を主体的,合理的に解決し,社会の発展を図る
創造的な能力と実践的な態度を育てる
専門教科「情報」の目標(2)

情報の各分野に関する基礎的・基本的な知識と
技術を習得
 アルゴリズム
 情報システムの開発
 ネットワークシステム
 コンピュータデザイン
 図形と画像の処理
 マルチメディア表現
専門教科「情報」の目標(3)

現代社会における情報の意義や役割の理解
 情報化が,日常生活にどのような変化をもた
らすのか
専門教科「情報」の目標(4)

高度情報通信社会の諸課題を主体的,合理的
に解決し,社会の発展を図る創造的な能力と実
践的な態度
 どのような課題があるのか?
 著作権等の保護や情報モラル
 情報システムの安定運用
もちろん,これら
だけではない
専門教科の場合,
技術者育成が目的
三分野11科目
科目編成の全体

[1] p.92
三分野11科目

教職課程の教科専門科目
 情報社会及び情報倫理
 コンピュータと情報処理
各学部で対応した専門科目を履修
 情報システム
 情報通信ネットワーク
 マルチメディア表現と技術
 情報と職業
専門教科「情報」の各科目
情報産業と社会(1)


目標
情報産業と社会のかかわりについての基本的な
知識を習得させ,情報への興味や関心を高める
とともに,情報に関する広い視野を養い,創造す
る力を伸ばし,社会の発展を図る能力と態度を
育てる
1. 情報化と社会
2. 情報化を支える科学技術
情報化の社会への影響
情報産業と社会(2)
情報化と社会
例 情報伝達手段の発達の影響
著作権やプライバシーの保護
 情報化と社会生活情報発信者の責任
コンピュータ犯罪・セキュリテイ
情報産業とは?

個人及び産業人としての在り方
情報産業の発展と社会

高度情報通信社会のモラル
情報産業と社会(3)

ハードウェアの基礎

ソフトウェアの基礎

コンピュータの利用形態
情報化を支える科学技術
1. ビット,バイト
情報化を支える科学技術
2. 2進数,10進数,16進数と基数変換
3. 補数
情報産業と社会(4)

論理積,論理和,否定,排他的論理和,
ハードウェアの基礎
半加算回路,全加算回路
 データの表現方法
1. CPU(中央処理装置)
2. メモリ
3. 入出力装置

論理回路(論理演算)

コンピュータを構成する装置
オペレーティングシステム(OS)
情報産業と社会(5)
情報化を支える科学技術
Windows,Linux,MacOS,TRON
 我々が利用するものはアプリケーションソフトウェア
ソフトウェアの基礎
 基本ソフトウェア
なぜ,オペレーティングシステムが必要なのか?
オペレーティングシステムの必要性は?
 アプリケーションソフトウェア
オペレーティングシステムとは何か?
応用ソフトウェア
ワープロ,表計算
メール,ブラウザ
情報産業と社会(6)

コンピュータの利用形態
 集中処理

分散処理
情報化を支える科学技術