静岡 県ユビキタスネットワーク社会システム研究会 実

資料1
静岡県ユビキタスネットワーク社会システム研究会
実施計画書
2003年6月20日 E-ガバメント研究センター
研究会実施のポイント・体制
◆研究会実施のポイント
– 静岡県における「ユビキタスネットワーク社会」の実現に向け、テーマや方向性を探り、来年度以降県として実施
可能な事業案を提言することを目的とする。
– 自治体による取り組みであり、技術動向や社会ビジョンも踏まえつつ、具体的な地域課題解決(防災、生涯教育、
福祉など)や県内での実現可能性に重点を置いた事業に対する検討および提言を行う。
– 平成19年度を最終目標とするが、年度毎に提言を行う。
◆研究会の体制(案)
【スーパーバイザー】
水野 忠則 氏 (静岡大学情報学部教授)
【座長】
荻野 司 氏 ((株)インターネット総合研究所 ユビキタス研究所所長、IPv6普及・高度化推進協議会 常務理事)
【委 員】
赤堀 貴之 氏 (特定非営利活動法人アット・コミュニティ理事長)
竹内 勇剛 氏 (静岡大学情報学部 助教授)
内藤 文子 氏 (浜松市教育委員会)
山本 孝志 氏 (静岡レスキューサポートバイクネットワーク)
【事務局】
静岡県 高度情報総室情報政策室
株式会社 三菱総合研究所 E-ガバメント研究センター
研究会の進め方
◆研究会の進め方
– 「ユビキタスネットワーク社会」という言葉は、受け手によってまだ様々なイメージが持たれる段階である。そこ
で、本研究会の初年度である平成15年度については、以下の段階を踏んで議論を進める。
【第一段階】 ユビキタス社会の目標イメージの共有
· ユビキタスな環境の中で、何が実現でき、どのような生活をおくることができると想定されるのか、既存
の研究等を研究会で共有し、ユビキタス社会の目標イメージを委員間で共有する。
【第二段階】ユビキタス技術を利用した解決を目指す課題の整理
· 委員の知見や経験を通じ、ユビキタス技術による解決の可能性が考えられる静岡県が持つ課題の洗
い出しを行う。
【第三段階】実現方策の検討
· その目標イメージに対し、どのようなアプリケーションで実現を図るのか、また実現しきれないところを
地域コミュニティなどでどのように補っていくか、実現方策を検討し、静岡県の事業の提案に結びつけ
る。
実施スケジュール(案)
◆実施スケジュール(案)
– 具体的には、以下のスケジュールにて5回開催したい。ただし、最終的には研究会の議論により決定する。
· 第一回研究会: 平成15年6月上旬~中旬/静岡
– 静岡県の取組紹介
– 既存研究・事例の紹介(荻野委員長より)
· 第二回研究会: 平成15年7月下旬/東京
– 東京で開催し、ショールーム見学などを実施
– 委員の問題関心などの共有
· 第三回研究会: 平成15年9月下旬/静岡
– 提言・事業案等の検討
· 第四回研究会:平成15年11月下旬/京都
– 先進事例(みあこネット)等の視察
【第一段階】
ユビキタス社会の
目標イメージの共有
【第二段階】
ユビキタス技術を利用した
解決を目指す課題の整理
【第三段階】
実現方策の検討
· 第五回研究会:平成16年1月下旬/静岡
– 提言書のとりまとめ
– 研究会用のメーリングリストおよびwebサイトを立ち上げ、研究会の間の期間でも随時意見交換等を行う。