情報処理概論Ⅰ 2007 第7回 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 1 前回の復習と今回の授業 前回の授業 UNIXでのメールの使い方について 今回の授業 UNIX上でのLaTeX2e(ラテックツーイー)の基本的 な使用方法 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 2 TeX Tex(テフ)は組版ソフト 組版とは、印刷関係で活字を組んで版を作る ことを意味する ⇒つまり、「印刷ソフト」 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 3 特徴 フリーソフト Windows、Mac OS X、UNIX、Linux、 FreeBSD等、多くのOS上で利用できる 数式の組版については定評があり 学会や学術出版社でTEXの投稿を受け付け ているところがある ⇒研究室によっては使用するところがある など 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 4 LaTeX2e LaTeX2eはLaTeXの後継システムとして作ら れたもの LaTeXがTeX2.09をベースに作られたのに 対し、LaTeX2eはTeX 3.14 をベースに作ら れている 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 5 LaTeX2eで処理できる文書形式 文書形式 本( book, jbook )、 レポート( report, jreport )、 記事( article, jarticle ) 手紙( letter ) など 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 6 LaTeX2eの機能 以下のことを自動的に行う ページ番号 章番号 節番号目次 索引 など 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 7 作成手順 文書作成 emacs item.tex 文書コンパイル platex item.tex 文書画面表示 xdvi item.dvi 文書印刷 dvips item.dvi 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 8 文書作成 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 9 文書コンパイル 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 10 文書画面表示と印刷 ※印刷する場合は、dvips sam1.dvi(まだ印刷しないで下さい) 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 11 演習 作成したsampl.texの文章の行末に がない 状態で文書コンパイルし、文章を画面に表示す るとどうなるか確認せよ。 色々な文を打ち込み、さらに文書形式(スライド 6)を変えて画面に出力せよ。 例:\documentclass{jarticle} ⇒\documentclass{jreport} ※ はwindows環境では\となる 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 12 章・節 ¥documentclass{jreport} ¥begin{document} ¥chapter{章} ¥section{節} ¥section{節} ¥subsection{小節} ¥subsection{小節} ¥end{document} 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 13 課題 以下のように自分の時間割を、Texを利用して章に名前、節 に曜日、小節に科目を表記し、印刷して提出せよ。 530000 田中 一 2007年5月29日 月曜日 3-4 経営学(鈴木先生) 5-6 経済学(高木先生) 火曜日 3-4 微分幾何学(田中先生) 5-6 解析学(木村先生) ・・・・ ※今後の授業で実施する箇条書きや罫線は、まだ使わないで下さい 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 14 補足:家で自習したい人 telnet を行うことにより教育環境のUNIX環境が利用で きる http://www.ed.kagu.tus.ac.jp/faq/answer/qa_m7.htm 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 15 補足:家で自習したい人 Cygwin GNUの開発ツールを含む、UNIXのさまざまなフリー ソフトウェアをWindowsに移植 簡易にUNIX環境を手に入れられる TEX 参考図書 [改訂第4版] LaTeX2ε美文書作成入門 Windowsへのインストールなどのサポートページ http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/ 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 16 補足:家で自習したい人 コマンドプロンプトでコマンドの練習 (プログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト) UNIXとは若干コマンドが異なる 2007/6/6 情報処理概論Ⅰ 第7回 17
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