基礎力学及び演習 ガイダンス

基礎力学及び演習
ガイダンス
コンクリート工学研究室
岩城一郎・子田康弘
力学系の科目関連図:学部要覧より
1年生
2年生
必修科目
4年生
選択必修,選択科目
3年生
シラバス-1
<教育目標>
(1)力の合成と分解ができる.(2)力の釣り合いを理解して,静定ば
りの反力を求めることができる.(3)トラスの部材力を節点法と断面法
により求めることができる.(4)断面一次モーメント,図心,断面二次
モーメントといった断面の性質と棒部材等に作用する応力やひずみを
求めることができる.
<授業の概要>
土木構造物の設計や挙動を理解するためには,構造物に作用する力
や抵抗する力を求める必要がある.さらに,構造物が静止-安定して
いるためにはそれらの力が「力の釣り合い」条件を満たすことが必要
となる.この授業では,まず,このような土木工学を学ぶ上での基礎
である「力の合成と分解」,「力の釣り合い」について把握する.次に,
「力の釣り合い」条件よりトラスの部材力を求める方法について学ぶ.
最後に,内力と応力,変形とひずみの関係についての把握と今後の
力学系科目で用いる「断面図形の性質」についても学ぶ.
シラバス-2
<受講に当たっての留意事項>
演習問題を行うので,電卓と定規を持参する.
<達成度評価の方法>
小テストと演習問題,中間試験および定期試験により,授業での
到達目標が達成されているかどうかを評価する.各達成目標にお
ける成績評価の割合は,(1)約25%,(2)約25%,(3)約25%,(4)約25%
である.
<プログラムの達成目標と対応>
この科目は土木工学教育プログラムの学習・教育目標のうち,主
として(C-1)の達成に寄与する.
(C-1) 数学,物理,化学などの自然科学の基礎を身につける。
シラバス-3
<成績評価方法>
定期試験及び中間試験(60%),講義中に実施する小テストおよ
び課題(40%)ただし,出席率2/3以上を成績評価の前提とする.
<教科書>
「構造力学を学ぶ」米田昌弘著(森北出版)
<オフィスアワー>
子田 木曜日18:00-19:30(47号館103室)
<備考>
電卓,定規を必ず持参すること.
<その他>
講義中の私語は厳禁!!演習中はお互い助け合うこと.
中間試験を境に,1・2組の担当教員を入れ替える.