コンクリート構造学IIの 開講にあたって

構造材料学の
開講にあたって
コンクリート工学研究室
岩城 一郎
シラバス-1
► 科目名:構造材料学
Structural Materials
► 科目区分:専門教育科目
► 開講学科:土木工学科 2年
► 単位:2単位
► 開講学期:後学期
► 履修条件:土木 建設・環境システムコース:選択必
修科目,国際工学コース:選択必修科目
► 講師名:岩城 一郎
シラバス-2
授業の概要
<教育目標>土木構造物に用いられる材料につ
いて概観すると共に,そのうち最も多く使われてい
るコンクリートの基礎知識修得を目的とする.
<授業の概要>土木構造物に用いられる材料の
種類とその基本的性質について学ぶ.特に,コンク
リートの構成材料,製造・施工方法,出来上がった
コンクリートの性質について学ぶ.さらに,各種コン
クリートの性質と設計・施工上の要点について理解
する.
シラバス-3
授業計画
► 第1回 概説(9/28)
► 第2回 セメントの製造方法及び種類(10/5)
► 第3回 骨材の分類と性質(10/12)
► 第4回 混和材料の種類と性質(10/26)
► 第5回 フレッシュコンクリートの性質(11/2)
► 第6回 コンクリートの配合設計法,製造・施工(11/9)
► 第7回 中間試験(11/16)
► 第8回 コンクリートの強度(圧縮強度,引張強度,曲げ強度)
(11/30)
► 第9回 コンクリートのひび割れ(収縮,温度応力,クリープ)(12/7)
► 第10回 コンクリート構造物の耐久性概論(12/14)
► 第11回 特殊コンクリート(マスコンクリート,暑中コンクリート,寒中
コンクリート,高強度コンクリート,高耐久コンクリート等)(1/11)
► 第12回 まとめ(1/18)
► 第13回 定期試験
シラバス-4
<受講に当たっての留意事項>
► A 本科目は,力学の基礎知識が必要なため,2年生前期までの構
造系科目を履修しておくことが望ましい.
► B 履修に当たっての連絡事項や,予習・復習に必要な資料は下記
URLに掲載するため,常にチェックしておくこと.
<達成度評価の方法>
► 計3回の小テスト(各10点×3回=30点)により各項目の理解度を点
検するとともに,中間試験(30点)および期末試験(40点)により,授
業での到達目標が達成されているか総合的に評価する.
<プログラムの達成目標との対応>
► この科目は,土木材料学,特にコンクリート工学についての基礎を
学ぶため,土木工学教育プログラムの学習・教育目標のうち,主と
して(D-2)および(F),付随的に(B)の達成に寄与する.
成績評価
► 定期試験(70%)、小テスト(30%)を総合し、60点以上を合格とす
る。
シラバス-5
教科書
► 三浦 尚 著:土木材料学(改訂版),コロナ社
参考書
► A. M. Neville 著,三浦 尚 訳:ネビルのコンクリートバイブル,技
報堂
備考
► <オフィスアワー> 月-金9:00~18:00,ただし,出張等で不
在の場合があるので,部屋に来る前に連絡を入れることが望ましい.
► URL http://www.civil.ce.nihon-u.ac.jp/~iwaki/lecture.html
その他
► 講義中の私語厳禁!!
► 出席は何らかの形で取るが,成績には反映されない.