カルシウム解説 CaO Ca2+

「有機の福栄」が
アミノ酸でカルシウムをキレート:特許出願中!!
アミノカール
環境にやさしく、肥料効果もあるアミノ酸で
カルシウムを効きやすくキレートしました。
お使いのカルシウム剤と比較してください。
きっと違いがわかります。
アミノカール:アミノ酸キレートCa
成分%:海藻エキス入り
全窒素
5.0
硝酸態窒素
4.0
水溶性カルシウム
7.0
液の特性:1000倍希釈液のpH:約6.70
使用方法:1000~2000倍で葉面散布、灌水してください。
作物のカルシウム吸収
作物を分析するとカルシウムの含有量が高いことがわかります。
特に必要としている作物は、野菜ではトマト、ホウレンソウをはじめ、
エダマメ、ダイコンなど果菜類から根菜類まで多くの作物が必要な栄養分で
す。
草花ではカーネーション、ストック、キク、スイートピー、鉢花ではシクラメン
などが他の栄養素とならんで多くのカルシウムを吸収しています。
種類によって違いますが多くの植物の体は90%以上が水分で、カルシウム
は吸収された水とともに作物体内を移動します。
土壌が乾いている時、日照不足などで蒸散が低い時、根が傷んでいる時な
どはカルシウムを十分に吸収できず、欠乏症状が現れます。
常に少しづつでもカルシウムを補給することが、生産を安定するポイント
です。
キレート化とは?
キレートとはギリシャ語でエビやカニのはさみという意味です。
キレート剤は、はさみを持ったカニのように金属イオンを
はさみ込むように結合します。
金属イオン
キレート剤
キレート塩
キレート結合とイオン結合との違い
アミノ酸-Ca-アミノ酸
塩化カルシウム
Zn
Cl
-
Ca2+
Cl
-
すべての原子が電子の接着剤でつながっている。
電子の接着剤(電子雲)が切れている。
{ アミノ酸で挟み、他のイオンと結合しない }
{ Caイオンは他のイオンと結合し、溶け出ない }
CaCO3
Ca3(PO4)2
炭酸カルシウム(不溶化)
リン酸カルシウム(不溶化)
キレートされているかどうか??
カルシウム剤に炭酸ナトリウム溶液を入れると沈殿が
生じます。これはキレートされていない証拠です。
Caがイオンとして含まれる液
炭酸Na液を混合すると
→炭酸Caが生成し沈殿する
ミニトマト(キャロル)現地試験 和歌山
アミノカールを1000倍で葉面散布
葉の色がすごくいい。
他社品に比べ、アミノカールは効果が
出るのが早い。
Ca欠乏による効果確認試験(社内)
スイートコーンの水耕栽培試験
左:完全水耕液
右:水耕液Ca低濃度+アミノカールの葉面散布
中央:液にCa低濃度
無処理区のCa低濃度区では、
Ca欠乏症状は確実に出ていた。
Ca欠乏状態から回復へ向け生育しました。
試験内容
標準区は園芸試験場処方培養液:CaO濃度は0.25me/L
無処理区の水耕液CaO濃度は0.025me/L、葉面処理なし
アミノカール区は水耕液CaO濃度0.025me/Lで500倍で2回、100倍で2回葉面処理
重量と茎葉長
左:無処理
100.0
重さg平均
90.0
80.0
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
標準
無処理
アミノカール
右:AKL
ミカン(青島温州)の浮き皮抑制に効きました。
アミノカールを、500倍希釈で2回葉面散布した。
他社品は、300倍で3回散布。
下の図は、浮き皮程度別果数割合である。
売られている他社品に比べ、浮き皮(無)で差が
確認された。
左の試験終了後のミカンの果皮のCaを測定した。
11月成熟期のCa含有率%に差がある傾向であり、
この結果が浮き皮程度の差になったものと
思われる。
0.37
果皮のCa含有率%
45
0.36
40
0.35
35
30
無(0)
25
軽(1)
20
中(2)
15
甚(3)
0.34
0.33
0.32
10
0.31
5
0
アミノカール
他社品
無処理
無の個数で有意
性あり
0.3
アミノカール・2回散布
他社品・3回散布
無散布