J-PARC遅い取り出しビームラインの制御 里 嘉典 (KEK/IPNS ビームチャンネルグループ) ハドロンビームラインサブグループ ターゲットモニタサブグループ 遅い取り出しビームラインとハドロン実験施設 (Phase I) HD-HALL 50-GeV PS 2%スプリット (B-Line用) スイッチヤード T0 Target (水冷Ni円盤) ビームダンプ (水冷銅コア) 制御の対象 – – – – – – • A-Line T1 target (テストビームライン用) • 56m(L)×60m(W) Beam profile monitor (<10-3 Pa) Beam profile monitor (~1 Pa) 50GeV-15mA陽子ビーム, 取り出し時間 ~0.7秒, 繰り返し時間~3.4秒 耐放射線仕様常伝導磁石約50台 水冷Ni回転標的 水冷銅コアビームダンプ ビームロスモニタ100台とプロファイルモニタ20台 インターロックシステム(Personnel Protection System: PPS と Machine Protection System: MPS) 加速器中央制御とのデータ共用にEPICSフレームワークを使用する。 制御概念図 MySQLデータベースを用いた電磁石電源制御 Network EPICS Channel Access ODBC Windows LabVIEW Linux EPICS IOC PS Cont DB Power Supply ~100 既存システム (鈴木さん) Linux DB Server MySQL-4.0 EPICS OPI MySQL-EPICS I/F (仲吉さん/児玉さん) MySQL-DB性能評価 Read-Write Access speed 1Hz access Server CPU dependence 1Hz access SQL sequence speed 1Hz access ODBC v.s. C-API 電源制御画面例 タッチパネルコンソール(鈴木さん) Python-CmdによるCUI(里) EPICSによる表示・記録(仲吉さん) Python-TkinterによるGUI(豊田さん) ビームロスモニタ読み出し回路 BLM BLM 16ch VME Current Integrator (0.4~400 nC/5V) 16 ch DC Voltage To Interlock (TTL level) Output 0-15 VME bus Input 8-15 64ch scanning ADC Advanet ADVME2706 BLM comparator 32ch input Ethernet EPICS Channel Access Ethernet Interface ~1.8 sec. BLM C.I. Out Input 0-7 Gate Reset Gate ADC scan Reset VME 電流積分回路プロトタイプ (稲葉さん/斉藤さん) ビームプロファイルモニタ読み出し回路 低真空残留ガスビームプロファイルモニタ内部電極(里) • 読み出し回路はBLMと同じC.I.を使う。 • ADVME-2607 用の Device support の実装 – 機能的には O.K. • Waveform record • SCAN “I/O Intr” によるトリガー処理 • UI は ? – 数スピルの平均をとって fit したい ? » Root かな ? » 平均は Channel archiver から行う? – より EPICS らしい実装へ。 • 時系列読み出しモードの検討 signal C of CI ADC timing ADC timing SPICでのmountain view アナログ信号長距離伝送回路 • スピルの時間構造を加速器の遅い取り出し制御(DSP)にリアルタイムでフィー ドバックしなければならない。(サンプリング:100k sample/s, 周波数10kHz) – • • 50GeV-PS Local controlは数km離れているので光ケーブルで伝送する。 ADC: 65MHz/sample, 12-bit resolution DAC: 125Msample/sec., 14bit resolution Spill monitor Signal input KEK-VME GP-IO GP-IO ADC AD9235 65MHz sample 2ch input DAC AD9764AR 14bit, 125Msample/sec. FPGA FPGA Optical Driver TX 1.5 Gbit / sec. Optical Receiver RX Optical cable A few km KEK-VME (斉藤さん/島崎さん) XML-RPCを用いたデータ収集系 1秒に1回程度のデータスキャン EPICS Channel Archiveで記録 ビームダンプ加熱試験 Python-TkinterによるGUI(豊田さん) 銅コアテストピース(上利さん) T1標的長期運転試験 回転水冷Ni標的 (山野井さん) Python-Tkinter によるGUI(豊田さん) We are here. 今後の予定 • 2005年度 – MySQLを用いた電源制御システムの試験 – ビームモニタ回路、Signal Transporter回路の製作、試験 – EPICSのKnow-How蓄積 • 2006年度(SYビームライン設置) – ビームモニタ回路の量産 – ローカル制御室の整備 • ネットワーク • ラック • 計算機 • 2007年度(ハドロン実験室設置) – インターロックシステム(PPS, MPS)構築・試験 – T1標的、ビームダンプ用測定系の整備 – ソフトウェア環境整備(データロガー、コンソール、計算機、ネットワーク) • 2008年 – ビームコミッショニングへ向けた準備 • GUI整備、Cold run まとめ • これまでの開発(H16年から現在まで) – – – – – MySQLを用いた電源制御システム ビームロス/プロファイルモニタ用積分回路 ロスモニタ用インターロック回路 アナログ信号伝送回路 EPICS関連ソフトウェアknow-how蓄積 • オンライン/回路室へのお願い – – – – – – 本番用回路の設計と量産(H18、19年度) 光ファイバーケーブル関係部品の整備 東海村での物品倉庫整備 EPICS関係ソフトウェアの開発・整備 システムインテグレーション ビームが出てからの保守と改善 今後とも御協力をお願いします。
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