KKS-1開発がモデルの小説とテレビドラマ 1.「2005年のロケットボーイズ」(航空高専 衛星づくりがモデルの理系青春小説) 双葉社 五十嵐貴久)2005年8月発刊 2.「ロケットボーイズ」12チャンネル深夜 テレビドラマ放映 2006年1月~3月毎週30分 「鉄は熱いうちに打て」の好例 ・早くも宇宙科学研究同好会に入ってきた 新入生。 ・彼は幼稚園の時から種子島へ行ったり、 科学未来館へ行ったりして、宇宙に強い 興味を持っていて、KKS-1のことをTVで 見て、入学を決めたそうである。そして、 KKS-1作りの現場に入り込んできて、授業 では全くやっていない、コンピュータの C言語について学んでいるという。 「衛星開発とロケット打ち上げ」のトップ は高専出身者 • 「宇宙実証共同研究センター長」の航空高専3期生の 橋本英一さん :打ち上げの大型主衛星である「温室効果ガ ス観測技術衛星」はもちろんのこと、ほとんどの相乗り 衛星の開発に関与されている衛星開発の第一人者。 • 「鹿児島宇宙センター長」の有明高専2期生の園田昭真さん: 一昨年来のH2Aロケットなどの連続打ち上げを成功に導いた。 • 「早期技術者教育」の大輪の花が宇宙に咲いたことは、高専 教育の大きな成果 4.高専教育 • 中学から入学させた学生を実験・実習・実技を重視した本科 5年+専攻科2年(二割弱学生定員)の一貫教育で、優れた 実践的技術者を育成する高等教育機関。 • 国立高専55校は3年前に国立高専機構に一本化。公立3、私立3。 • 1962年創設以来、ほぼ半世紀に亘り約35万人の卒業生を輩出。 • 「鉄は熱いうちに打て」の教育、入試勉強とは無縁の実のある教育、 5年間の連続した青春を謳歌できる教育は、理科離れとは対極に ある教育システム。科学技術立国を支えるために高専卒業生の高 専魂は、大きな役割を演じている。 • OECDの高等教育調査団が一昨年来日「高専は国際的に見ても非常 にユニークで素晴しい高等教育機関である。特に高専の教員の教育 にかける情熱、学生達の勉学意欲については高く評価できる。 他の先進国も見習うべきところが多い。それに比べて大学、特に 大学院教育が弱いのは問題である」 とコメント。
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