組織プロフィール」について

3指定居宅介護支援事業
居支1
指導・監査における主な指摘事項について
【全体の傾向】 全118件:改善事項45件、指導事項73件
1、人員に関する基準(介護支援専門員等)
2、運営に関する基準
①指定居宅介護の具体的取扱方針
イ 問題点及び解決すべき課題の把握
ロ 希望及びアセスメント結果を勘案した
サービス計画原案の作成
ハ 担当者会議の開催、照会事項等の記録
ニ モニタリングの実施、記録
②勤務体制の確保等
3、介護給付費の算定及び取扱い(運営基準減算等)
1.6%
85.6%
80.2%
11.1%
13.6%
14.8%
13.6%
4.0%
11.9%
居支2
2、運営に関する基準(指定基準第105条) 85.6%
①指定居宅介護支援の具体的取扱方針 80.2%
イ問題点及び解決すべき課題の把握 11.1%
第13条第7号
介護支援専門員は、解決すべき課題の把握(アセスメント)に当たっては、利用
者の居宅を訪問し、利用者及びその家族に面接して行なわなければならない。この
場合において、介護支援専門員は、面接の趣旨を利用者及びその家族に対して十
分に説明し、理解を得なければならない
指摘内容等
①居宅サービス計画の作成に必要なアセスメントが実施されていなかった。
②利用者の居宅を訪問することなくアセスメントシートを作成していた。
居支3
ロ希望及びアセスメント結果を勘案した
サービス計画原案の作成
13.6%
第13条第8号
介護支援専門員は、利用者の希望及び利用者についてのアセスメントの結
果に基づき、利用者の家族の希望及び当該地域における指定居宅サービス等
が提供される体制を勘案して、当該アセスメントにより把握された解決すべき課
題に対応するための最も適切なサービスの組合せについて検討し、利用者及
びその家族の生活に対する意向、総合的な援助の方針、生活全般の解決すべ
き課題、提供されるサービスの目標及びその達成時期、サービスの種類、内容
及び利用料並びにサービスを提供する上での留意事項等を記載した居宅サー
ビス計画の原案を作成しなければならない。
指摘内容等
①提供されるサービスの目標、当該目標を達成するための具体的なサービス
の内容が不十分であった。
②適切なサービスの組合せによる居宅サービス計画の原案が作成されていな
かった。
居支4
ハ担当者会議の開催、照会事項等の記録
14.8%
第13条第9号
介護支援専門員は、サービス担当者会議(介護支援専門員が居宅サービ
ス計画の作成のために居宅サービス計画の原案に位置付けた指定居宅サー
ビス等の担当者(以下「担当者」という。)を招集して行う会議をいう。以下同
じ。)の開催により、利用者の状況等に関する情報を担当者と共有するとともに、
当該居宅サービス計画の原案の内容について、担当者から、専門的な見地か
らの意見を求めるものとする。
指摘内容等
①サービス担当者会議の開催記録が不十分であり、開催が確認できなかった。
②サービス担当者会議そのものが開催されていなかった。
③欠席の担当者に対する照会の記録が不十分であった。
④サービス担当者会議の開催記録を偽造していた。
※居宅サービス計画を作成した際は、利用者だけでなく、事業所(の担当者)に確
実に交付されたい。 (第13条第11号)
二 モニタリングの実施、記録
13.6%
居支5
第13条第13号
介護支援専門員は、第12号に規定する実施状況の把握(以下「モニタリング」
という。)に当たっては、利用者及びその家族、指定居宅サービス事業者等と
の連絡を継続的に行うこととし、特段の事情のない限り、次に定めるところによ
り行わなければならない。
イ 少なくとも1月に1回、利用者の居宅を訪問し、利用者に面接すること。
ロ 少なくとも1月に1回、モニタリングの結果を記録すること
指摘内容等
①少なくとも1月に1回のモニタリングが実施されていなかった。
②モニタリングが相当期間が実施されていなかった。
③モニタリングの結果記録が十分でなかった。
④モニタリングの結果記録が全くなかった。
居支6
②勤務体制の確保等
4.0%
第19条(勤務体制の確保)
第1項
指定居宅介護支援事業者は、利用者に対し適切な指定居宅介護支援を提供で
きるよう、指定居宅介護支援事所ごとに介護支援専門員その他の従業者の勤務
の体制を定めておかなければならない。
第2項
指定居宅介護支援事業者は、指定居宅介護支援事所ごとに、当該指定居宅介
護支援事所の介護支援専門員に指定居宅介護支援の業務を担当させなければ
ならない。ただし、介護支援専門員の補助の業務についてはこの限りでない。
第3項
指定居宅介護支援事業者は、介護支援専門員の資質の向上のために、その研
修の機会を確保しなければならない。
指摘内容等
①介護支援専門員と雇用契約等を締結するとともに、利用者に対し適切な支援を
提供できるよう、原則として介護支援専門員の月毎の勤務表を作成し、日々の勤
務時間等を明確にすること。
解 釈 通 知
居支7
(12)勤務体制の確保
居宅基準第19条は、利用者に対する適切な指定居宅介護支援の提供を確保するた
め、職員の勤務体制等について規定したものであるが、次の点に留意する必要がある。
①指定居宅介護支援ごとに、原則として月ごとの勤務表を作成し、介護支援専門員に
ついては、日々の勤務時間、常勤・非常勤の別、管理者との兼務関係を明確にする。
(中略)
② 同条第2項は、当該指定居宅介護支援事業所の従業者たる介護支援専門員が指
定居宅介護支援を担当するべきことを規定したものであり、当該事業所と介護支援専
門員の関係については、当該事業所の管理者の指揮命令が介護支援専門員に対して
及ぶことが要件となるが、雇用契約に限定されるものではないものである。
③省略
3、介護給付費の算定及び取扱い
(運営基準減算)
居支8
11.9%
平12厚告20の別表の注3
平成12年厚生省告示第25号の17(厚生労働大臣が定める基準)に定める基準
を満たさない場合は、所定単位数の100分の70に相当する単位数を算定する。ま
た、運営基準減算が2ヶ月以上継続している場合には、所定の単位数の100分の5
0に相当する単位数を算定する 。
①基準第13条第7号(居宅訪問による面接)
②同上 第9号(サービス担当者会議の開催等)
③同上 第10号(居宅サービス計画原案の内容の説明と同意)
④同上 第11号(居宅サービス計画の交付)
⑤同上 第13号(1月に1回の居宅訪問、1月に1回のモニタリングの記録)
⑥同上 第14号(専門的な見地からの意見の聴取)
⑦同上 第15号(居宅サービス計画の変更についての準用)