中野区民環境学習講座その2 安心と安全の 環境問題を再チェック 国際連合大学・東京大学 安井 至 http://www.yasuienv.net 1 Ylab CREST BSEの全頭検査のナゾ 2 全頭検査 危険部位除去 BSE リスク BSE リスク 食肉 牛:20ヶ月以上 牛:20ヶ月以下 食肉 BSE リスク 3 Ylab CREST 吉川教授のBSE予測 BSE牛5頭が食肉として食べられた?? 日本で発生するvCJD患者は、 5000人×(5頭/100万頭)×(1.2億人/ 5千万人)×(90%/40%)=0.135名 英国で将来5000名のvCJD患者が出る と予測している。 4 Ylab CREST 英国のBSE発生状況 2004. 10現在 149名 5 Ylab CREST 演者の素人予測 英国のvCJD患者は、250名程度 5頭×(250人/100万頭)×(1.2億人/5 千万人)×(90%/40%)=0.007名 さらに、食生活(脳、脊髄、眼球など)の違 いを考慮して、0.001名か。 危険部位除去を開始して以後の牛肉を原 因とするvCJD発生は考慮する必要が無 いぐらい低い。 6 化学物質の毒性とその考え方 7 Ylab CREST 化学物質の毒性 コア知識 物質が毒かどうかは、量が決める。 量を多く摂れば、すべての物質は天然食 品を含めて毒物である。 食品といっても、他の生命であること考え れば、無毒であることは有り得ない。 生物は、毒物を摂取することを前提として 防御システムを備えている。 動物の中では、ヒトはもっとも精緻な防御 システムをもっている。 8 Ylab CREST 物質が毒かどうかは量が決める 通称:パラケルスス 本名:アウレオルス・フィリップス・テオフ ラストス・ボンバストス・フォン・ホーヘン ハイム(1493ー1541) スイス人医師。錬金術師。後にバーゼ ル大学教授。 9 Ylab CREST 毒性の種類 急性毒性 皮膚腐食性 皮膚・眼刺激性 感作性 生態毒性 慢性毒性 発がん性 生殖毒性 催奇形性 突然変異性 10 Ylab CREST 摂取量と悪影響の関係2種 急性毒性 皮膚腐食性 悪 影 響 の 大 き さ 大 毒性 発がん性 変異原性 影 響 の 強 さ 大 毒性 小 小 データは無いが外挿 0 閾値 摂取量 0 閾値なし 摂取量 11 Ylab CREST 急性経口毒性LD50の定義 ベンゼン:ラット経口 死 亡 率 % 50 大 毒性 小 3800mg/kg 12 Ylab CREST 急性経口毒性の比較 普通物: LD50 300mg/kg超 劇 物: LD50 50~300mg/kg 毒 物: LD50 50mg/kg以下 LD50 の例 食塩 3000mg/kg ベンゼン 3800mg/kg カフェイン 175mg/kg ニコチン 50mg/kg 青酸カリ 10mg/kg メソミル 24mg/kg ピレトリン 800mg/kg ベノミル 5000mg/kg 普通物 普通物 劇物 毒物 毒物 毒物(殺虫剤) 普通物(殺虫剤) 普通物(殺菌剤) 劇物・毒物は、経皮、吸入毒性などを含めて決まる 農薬 13 Ylab CREST ダイオキシン急性毒性 特徴 生物種による効果の相違 LD50 モルモット 0.6~2μg/kg ハムスター 1000~5000μg/kg サル 70μg/kg ヒト ?? 14 Ylab CREST 許容摂取量の意味 Tolerable Daily Intake その量を毎日摂取しても影響が出ない 日本(厚生省) 成人の許容摂取量 10pg/kg/日 議員立法で、 4pg/kg/日 生殖毒性、免疫機能異常を考慮 15 Ylab CREST 各国のTDIと考え方 スウェーデン=5 「日本と同様、安全係 数のみ200」:イタリア=1 「係数1000」 オランダ=1 「アカゲザルの子宮内膜症 を基準、安全係数50」 アメリカ=0.01 「発ガンリスク100万分 の1を基準、閾値なし」 cf.日本の水道水の発ガンリスク =10万分の60(ヒ素含有) ミネラルウォータはもっと高い 16 Ylab CREST 4pg新TDIの根拠 精子の細胞数 性行動変化 生殖器異常 過敏症抑制 最小発現体内負荷量 86ng/kg 安全係数(不確実係数) 10 17 Ylab CREST 体内半減期 ダイオキシンの体内半減期 ヒト 5.8~11.7年 ところが、 ラット 17.4~31日 マウス 9.4~24.4日 モルモット 30~90日 ハムスター 10.8~15日 18 Ylab CREST 発がん性の評価法 Ames試験などの変異原性試験 In vitro試験と呼ぶ。 Vitro=ビードロ(ポルトガル語)=ガラス=試験管 動物実験 昆虫から哺乳類まで様々な試験生物 を使い、物質を投与して飼育。遺伝子のチェック。 さらに、寿命まで飼育して解剖しチェック。 In vivo試験と呼ぶ。Vivo=Live=生きもの 19 Ylab CREST Ames試験 カルフォルニア大学のB.N.Ames博士 サルモネラ菌、大腸菌などの変異株(突然 変異でできた菌)を使用。 必須アミノ酸(ヒスチジン、トリプトファンな ど)がないと生育できない変異株に化学物 質を加えて培養。 化学物質が突然変異を起こすものだと、復 帰突然変異が起きて、正常な菌に戻り、増 殖できるようになる。 20 Ylab CREST Ames試験の結果 Negative Positive 21 Ylab CREST 必須アミノ酸雑学 ヒト成人 細菌は20種のアミノ酸をすべて作る。 成人は体内で12種を作るが、8種は作れない。 作れないものは、食品から取って生存する。 12種の非必須アミノ酸 アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、 グリシン、グルタミン、グルタミン酸、システイン、セリン、 チロシン、ヒスチジン、プロリン 8種の必須アミノ酸 イソロイシン、スレオニン、トリプトファン、バリン、フェニ ルアラニン、メチオニン、リシン、ロイシン 22 Ylab CREST 必須アミノ酸雑学 食との関係 トウモロコシには、トリプロファン、メチオニン、バ リン、スレオニン、フェニルアラニン、ロイシンを含 む。イソロイシンとリシンが不足。 不足分を補う のが、インゲン豆。 → インディアンの伝統食 同様に、 米+大豆 → 日本の伝統食 麦+エンドウやレンズ豆 → ヨーロッパ伝統食 麦+肉 → 欧風非伝統食 肉には20種すべて のアミノ酸を含む 23 リスクとは何か 24 Ylab CREST リスクの定義 実は様々 危険性 有害性 不安・心配 厳密な定義は リスク=ハザード × 暴露 台風の場合 リスク=台風の強さ × 進路 25 Ylab CREST 化学物質管理の思想変遷 リスク = ハザード × 暴露 1970年まで: リスク管理思想の欠落 → 四大公害病の発生 1980年前後: End of Pipe技術 1990年代から: ハザード制御による管 理手法の採用 有害物質追放! 2000年代から: 将来世代リスクも考慮 → サステイナブルケミストリ 21世紀は: トータルリスクミニマムの時代 26 キンメダイ・メカジキのケース 実例を使って考えよう 27 Ylab CREST キンメダイ・メカジキ通達 6月3日:厚生労働省報道資料 一部の魚介類等では食物連鎖により蓄積することにより、 人の健康、特に胎児に影響を及ぼす恐れがある高いレベル の水銀を含有している。 このため、妊娠している方又はその可能性のある方ついて は、魚介類等の摂食について、次のことに注意することが望 ましい。 これまで収集されたデータから、バンドウイルカについ ては、1回60~80gとして2ヶ月に1回以下、 ツチクジラ、コビレゴンドウ、マッコウクジラ及びサメ(筋 肉)については、1回60~80gとして週に1回以下にする ことが望ましい。 また、メカジキ、キンメダイについては、1回60~80gと して週に2回以下にすることが望ましい。 28 Ylab CREST 朝日新聞6月4日号2003年 水産物に含まれる水銀の安全性を評価する厚 生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は、3 日、水銀濃度が高い魚介類、クジラ類の摂取を 控えるよう、妊婦や妊娠の可能性のある人に呼 びかけることを決めた。胎児への健康影響が指 摘されているためで、メカジキ・キンメダイは週2 回以下が望ましいとしている。 日米英の水銀の検査結果と、国内での平均的 な摂取量をもとに健康影響を評価した。メカジキ から検出されたのはメチル水銀で平均0.71pp m。キンメダイは0.58ppmで、平均的な摂食量 の60g~80gにあてはめると、週3回以上で国 際機関の定める許容量を超えるおそれがある。 29 Ylab CREST サメの肉やクジラ類のツチクジラ、コビレゴンド ウ、マッコウクジラは週1回以下、バンドウイルカ は2ヶ月に1回以下とした。平均0.74~1.08p pmと濃度が高かったマグロ3種も検討されたが、 1回あたりの摂食量が20グラム程度と少ないた め呼びかけ対象にはならかかった。 厚労省は、都道府県や水産庁に対し妊婦への 指導などの注意事項の周知を求める通知を同日 出した。一方で、今回呼びかけた以外の魚種や 妊婦でない人については、「健康への悪影響を 懸念するデータはない」とし、「一般に魚介類は 健康に有益」と冷静は対応を呼びかけている。 30 Ylab CREST それでも風評被害が出た 銚子漁協: 1100円/kgが700円/kg 出漁を減らして、なんとか価格を戻してい る状態。 31 Ylab CREST 風評被害が出た理由!? 厚労省を信頼していない 環境汚染がまだ進んでいると信じ込んでいるた め、「また、水銀汚染が見つかったか」 岸井成格氏:サンデープロジェクト メチル水銀=水俣病の連想 メチル水銀の基準値が何によって決まっている か知らない 蓄積性が高いと思い込んでいる ゼロリスクが目標である 単に、きちんと情報を受け取っていない 素人が感想を述べるテレビ番組の影響? 32 Ylab CREST メチル水銀の基準値 水俣病の最小発症値、感受性の高い人 5μg/kg/日 = 250μg/日 WHO規制値 3.3μg/kg/週 = 24μg/日 現在: 1.6μg/kg/週 日本人平均摂取量 8.4μg/日 過去10年間ほぼ変わらない 33 Ylab CREST メチル水銀で何が起きるか 脳に入る。脳血液関門を通過。 神経系の細胞成長の妨害をする? WHOの規制値は、聴覚神経の反応速度 が僅かに低下することが、エンドポイント。 蓄積性は、多少。 半減期=39~70日。 34 Ylab CREST メチル水銀がなぜ魚にあるか 無機水銀が、微生物によってメチル化される 無機水銀の地球全体での放出量 火山ガス中 25,000~150,000トン/年 火力発電所 カナダ1974年、 12トン/年 日本の蛍光灯 10トン/年ぐらい? 全世界で人工的に、2万トンという説あり メチル化された水銀は、食物連鎖で大型魚に 濃縮されつつ移行する。 35 Ylab CREST メチル水銀汚染は進行中か 自然界からの放出量が莫大 水銀の環境中での運命 人工的な放出量は減少中 蒸気圧が高い 最終的には、やはり海か? 硫化物になって安定化か? ペンキ、蛍光灯、スイッチ、体温計 歯科材料(アマルガム) メチル水銀への暴露は、100年前と余り変わら ないのでは? 36 Ylab CREST 魚中からの摂取量は? 12 10 μg/日 8 6 4 2 0 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 37 Ylab CREST 本当に100年前と変わらないのか データとして存在するのは、ウミドリのハク セイ中の水銀量の分析値 変わったこと キンメダイのような深海魚 メカジキ・クロマグロのような遠洋漁業 ヒト側 やはり乳児死亡率の変化が大きい 38 最近の行政のリスク対応 生態系毒性と 小児玩具規制 39 Ylab CREST 亜鉛の水環境基準の提案 パブリックコメント6月10日終了 2003年11月に発効した? 全亜鉛の環境基準 淡水域 30μg/L 海水域 20μg/L 海水特別域 10μg/L 水道水中の全亜鉛の規制値は 最大1mg/L ヒトにとって亜鉛は必須元素。30mg/日程度必要 40 発がん物質のリスク 41 Ylab CREST 発がん性の評価 IARC=International Agency for Research on Cancer グループ1:「ヒトに対する発がん性がある ことが確認されている」 87種類 グループ2A:「ヒトに対して恐らく発がん性 がある物質」 63種類 グループ2B:「ヒトに対して発がん性があ るかもしれない物質」 234種類 グループ3は、「ヒトに対する発がん性につ いて分類ができない物質」 42 Ylab CREST アフラトキシン ピーナッツのカビの出す天然毒。妊婦の胎盤を 通過して胎児に移行し、子供が14歳までにがん になる主たる原因 規制値10ppbでは、全く不十分。1ppbぐらいの 規制:現在の食材のほとんどすべてが不合格 ナツメグなどの香辛料は半数以上汚染 自然物は安全で、人工物は危険だという誤解を 破る第一候補がこの天然毒 43 Ylab CREST ウィルスなど グループ1 ・ヘリコバクター・ピロリ:胃がんの原因はこれ。 物質ではなくて細菌 ・B型肝炎ウィルス、・C型肝炎ウィルスもある ・パピロマウィルスは、子宮がんの原因 ・T細胞白血病ウィルスは文字通りのウィルス ・女性ホルモンも発がん性。乳がんの原因物質 ・ピルも同様に発がん性物質に分類されている 44 Ylab CREST 混合物 グループ1 ・アルコール飲料。堂々発がん性グループ1に分 類されている。以下同様。 ・フェナセチンを含む鎮痛剤 ・コールタール ・鉱油類 ・塩漬けの魚 ・煤 ・タバコの煙、噛みタバコ ・木のダスト ・太陽光、皮膚がんの原因 45 Ylab CREST 大腸がんが増加している理由 もっぱら食生活の変化だろう 特に肉食、なかでも脂肪分の大量摂取 しかし、獣脂は発がん物質か? No!! 本当の原因は、リパーゼ(脂肪の消化酵 素)である。 リパーゼは、大腸を痛める。 大量の肉食→リパーゼ大量分泌→大腸壁 が痛む→発がん 46 ダイオキシンとPCBのリスク 47 Ylab CREST ダイオキシンの発ガン性 しばらく認められていなかった。 発ガン性に関しては、動物種による差は余 り大きくないとされている。 国際ガン研究所:97年2月 「発ガンリスクあり」 無作用量 マウス 1000pg/kg/日 セベソ事件:その後の10年間の追跡調査 の結果、皮膚炎以外に優位差なし 48 Ylab CREST ダイオキシンの催奇性 催奇性の研究(野村大成阪大教授) マウスのオスに高濃度暴露 胎児の奇形を研究 長山助教授(ダイオキシン猛毒派) 二重体児がダイオキシンによるとは考えられ ないとする学者が多い。 セベソ事件:事故後5年間の追跡では、奇形の 優位さなし 49 Ylab CREST アトピーもダイオキシン説 宮田氏などダイオキシン猛毒派 出生時にアトピーが6~7% 大阪府総合母子医療センター これまで3400の出産で1件 医学界:清潔になった副作用 藤田紘一郎、井村裕夫、高久史麿 50 Ylab CREST 母乳中のダイオキシンの濃度 51 Ylab CREST 益 永 先 生 の 研 究 三井化学が大反発、しかし部分的に認めた 52 Ylab CREST PCB処理施設着工報道 04.24.2003 福岡版:毒性、発がん性が指摘され、死者 約300人を出したカネミ油症事件の表面 化(68年)を契機に、72年から製造、使用 が禁止された。 PCB=猛烈な急性毒性 という誤解 実際には、急性死者は出ていない。 急性毒性はかなり低い。 LD50=800~4000mg/kg 53 コミュニケーションが必要な理由 54 Ylab CREST リスクの社会的特徴 異なった集団は異なったリスク感覚 研究者・専門家 一般市民 主婦 学生・生徒 企業経営者 メディア 恐らく専門家のリスク理解が正しい 市民の不安感は正しいのか、単なる知識不足か それとも、メディアに問題があるのか 55 Ylab CREST リスクの感覚-主婦と癌疫学者 1980年代の調査 黒木登志夫氏 食品添加物 農薬 タバコ 大気汚染公害 タンパク質焦げ ウイルス ふつうの食品 性生活・出産 職業 アルコール 放射線・紫外線 医薬品 工業生産物 43.5% 24% 11.5% 9% 4% 1% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 1% 0% 30% 2% 0% 10% 35% 7% 4% 3% 3% 1% 1% Ylab CREST 食による中毒統計 H14年 件数1850件 患者27629名 死者18名 サルモネラ菌 O-157 自然毒動物 自然毒植物 化学物質 2名 9名 6名(フグ) 1名(H14はキノコではない) 0名(ヒ素、酸敗油脂、、) cf.米国:サルモネラで500名の死者? 57 Ylab CREST 食の中の化学物質による影響 成人と子供 急性影響: 慢性影響:発がん性(免疫機能低下) 胎児 催奇形性:ダイオキシンには無い? 機能低下:神経毒性など 行動異常:環境ホルモン性? BPA 58 Ylab CREST 問題としているリスクの理解 しかし、人工的リスクが ゼロでなくても被害の増加 はゼロに近くすることが可能 リスク大 人工的リスク 人工的リスクをゼロ にすることはできない ゼロ 人工的リスク 自然のリスク 人工的リスク 自然のリスク どちらが実像か分からない 59 Ylab CREST 最終的にはコミュニケーション 市民側の準備としての知識 (1)ヒトの死ぬ確率は100%である。 (2)日本における死亡の実態。 (3)急性毒性と慢性毒性。 (4)発がん、DNA、生命。 (5)発がん物質にはどのようなものがあるか。 (6)人工のリスクと天然のリスクの大きさ。 (7)環境リスクの大きさ。 (8)均一なリスクと局在化するリスク。 (9)個人の感受性。アレルギー。 (10)メディアの特性を理解する。 (11)企業の事情を理解する。 (12)何のために健康が必要かということ。 60 Ylab CREST リスクの局在化 高感受性集団 生態系保全 胎児 アレルギー ユスリカ、ウニ、、、、、、 Ex. Zn規制の根拠 いずれにしてもヒト(胎児以外)が一番頑丈 61 Ylab CREST 安心のためのまとめ 毒性の種類を理解しよう。 規制の対象となっている現象を確認。 体内半減期のデータを確認。 ヒトの体への理解 他の生物よりも各種毒性に対応している。 しかし、活性酸素のように、酸素を呼吸するこ とによるリスクを背負っている。 しかも、60歳ぐらいからは、どうしても劣化。 62
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