再生医療 2004.11.22 日米の格差 • 全遺伝子情報の研究のスタート:1991年 • しかし、遺伝子に関する基盤特許の8割が 米国に押さえられる • 場合によっては、米国に特許料を支払わ なければ患者を治療できない、かもしれな い 再生医療 • 幹細胞と呼ばれる分化能の高い細胞と、 細胞の働きを調節するたんぱく質であるサ イトカインで、人体のあらゆる組織、臓器の 再生が可能 事例①:培養皮膚 • 皮膚の基底層に存在する表皮幹細胞を選 択的に分離し、特殊な培養条件下でシート 状に培養する • 培養皮膚の細胞培養法は米国では特許 事例②:血管再生 • 心臓血管に幹細胞を注入することで血管 を再生させる • 心筋梗塞は心臓の血管がつまることで心 臓を動かす筋肉が壊死する病気 • 米国では特許が認められている 再生医療と特許 • 医療行為は特許の対象にならない • 再生医療の基本技術である自己幹細胞の 培養法は、現在の特許法の解釈では医療 行為とみなされ、特許の対象にならない • 幹細胞の培養技術は方法が確立すると、 安全で効率の良い完全自動化された培養 システムが可能
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