スライド 1

地球のたまご
誕生まで
最初に構想が発表されたのは、
1996年のスタッフ研修会。
発表された計画のポイントは、
❶
❷
❸
❹
❺
➏
建物で使うエネルギーを、自給自足する
環境と共生する建物
木、土など再生可能な材料を使う
簡素な意匠とヒューマン・スケール
情報化に対応した先端オフィス
地域社会に開かれた建築
地球のたまご
というネーミングは、
この研修会で決まった。
それから
三年の歳月が流れ・・・
1999年11月15日
土地契約を締結
場所は、静岡県浜松市
自然豊かな浜名湖畔。
土地の大きさは、
31,835㎡(9630坪)
みな、土地の大きさに唖然とした。
最初に取り組んだのは、
気象観測だった。
気象観測は480日間
続けられた。
2001年10月23日
敷地調査が開始された。
12(映像)
敷地調査のスナップ写真。
12(映像)
敷地調査のスナップ写真。
2002年5月24日
どんぐりプロジェクトが発足し、
実生・アゼターフの
採集が始まった。
浜名湖の礫島の神社境内に渡った。
実生をいただいた。
とても可愛かった。
浜名湖に注ぐ都田川の源流を遡り
自生する雑草を採取した。
社員説明会や合同検討会が
幾度も開かれた。
22(映像)
社員説明会などの写真
2003年2月28日
実生が芽を出した!
集まった実生と挿し木は
その数、一万鉢にも達した。
【常緑樹】
アラカシ・カクレノミ・クス・クチナシ・クロガネモチ・コジイ・ゴン
ズイ・サカキ・シロダモ・スダジイ・タイミンタチバナ・ネズミモ
チ・ビナンカズラ・マサキ・ミミズバイ・モチ・ヤブニッケイ・ヤブ
ツバキ・ヤマモガシ・ヤマモモ
【落葉樹】
アオハダ・イチジク・ウラジロノキ・エノキ・ガマズミ・カワヤナ
ギ・クサギ・コゴメヤナギ・コナラ・ゴンズイ・サルトリイバラ・セン
ダン・センニンソウ・ツルウメモドキ・ノイバラ・ハギ・ハゼ・ビナ
ンカズラ・ムクエノキ・ムクノキ・ムラサキシキブ・ヤブムラサキ・
ヤマハゼ
【2003年度挿し木】
コゴメウツギ・ウツギ・イヌビワ・ビナンカズラ・ヤブツバキ・マサ
キ・イボタ・テイカカズラ
【アザターフの移植】
ワラビ・フキ・ヨモギ・クズ・カラムシ・クサイチゴ・カキドオシ・ヘ
クソカズラ・ウシハコベ・ゴヨウアケビ・コチヂミザサ・イヌワラ
ビ・オニドコロ・アキカラマツ・カモガヤ・センニンソウ・ノアザ
ミ・ツユクサ・ススキ・ツリガネニンジン・ウマノアシガタ・ノコン
ギク・シシウド・キレハノブドウ・ウヅキ・ニガナ・カナビキソウ・ヒ
メヤブラン・ネコハギ・コマツナギ・オトギリソウ・イブキボウフ
ウ・スイカズラ・ヒメヨツバムグラ・オカトラノオ・アカシデ・コウジ
リナ・チゴユリ・オトコエシ・ネムノキ・スズメノヤリ・ヨツバムグ
ラ・ヤブコウジ・ヒメハギ・コナラ・アオツヅラフジ・ヘビイチゴ・
シオデ・ウツボグサ・テリハノイバラ・ツルウメモドキ・シラヤマ
ギク・ガマズミ・イタドリ・ナルコユリ・キジムシロ・サルトリイバ
ラ・タムラソウ・スズサイコ・オミナエシ・サワヒヨドリ・メガルカ
ヤ・ミツバチチグリ・ハギSp・アキノキリンソウ・ナワシロイチゴ・
ドメグサ・チガヤ・ヤマツヅジ・リンドウ・バッコヤナギ・コナス
ビ・オオヂシバリ・アカマツ・ネズミサシ・エゴノキ・ヌスビトハ
【三ケ日で採取】
メダカ・ギンブナ・ゲンゴロウブナ
(移植種)隔離
ヌマエビ・チチブ・カワアナゴ・ウナギ
【都田水系で採取】
メダカ・ドジョウ・ヒメタニシ・モノアラガイ・カワニナ・アマガエル
ヤモリ
建築用材は、
百年前に金原明善が
植樹した木が用いられた。
金原明善生家
金原明善
1832年生(天保3年)~1923年没(大正12年)
遠江国浜名郡の旧家に生まれた。
天竜川の治水を念願し、一身を捧げて、山に木を植える。
近くの山の木で家をつくる運動の先達者
木を乾燥させるため、
OM木材乾燥庫を造った。
工事を前に竹矢来を組んだ。
敷地内の池を囲んで
社員で輪を描いた。
2003年6月18日
工事起工式
玄関戸のガラス細工も
社員総出で作った
定点からの敷地写真
何が出来て行くのか、
近所の人も
バスから見る人も
不思議な顔で見ていた。
2004年6月2日
落成式
地球のたまごは
多くの人に支えられて誕生し、
成長を続けている。
OMソーラー協会
http://omsolar.jp/