CP1

コンピュータプラクティスⅠ
グラフと表
水野嘉明
本日の内容
1. グラフ


色々なグラフ、近似曲線
グラフの属性
2. 図表番号

レイアウト
3. 図目次
4. 表



表番号、表目次
オートフォーマット
分割、レイアウト
2
1. グラフ
 グラフは、Excelにて作成する
(Wordでもできる)
 色々な種類のグラフがある
棒グラフ
折れ線グラフ
散布図
株価チャート
など
3
1.1 棒グラフ
 項目毎の値を比較する
集合縦棒グラフ
100
80
60
科目1
科目2
科目3
40
20
0
学生A 学生B 学生C 学生D
4
1.1 棒グラフ
積み上げ縦棒
180
-100%積み上
げ縦棒
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
160
140
120
100
80
60
40
20
0
1月
東京
2月
名古屋
3月
大阪
4月
1月
2月
東京
3月
名古屋
4月
大阪
5
1.2 円グラフ
 データの比率をみる
円グラフサンプル
8% 15%
15%
31%
31%
データ1
データ2
データ3
データ4
データ5
6
1.3 折れ線グラフ
 時間や項目による、データの増減の
傾向をみる
100
80
東京
名古屋
大阪
60
40
20
0
1月
2月
3月
4月
7
1.4 散布図
 2つのデータ系列x、yを点(x,y)とみな
し、それらを連結した直線ないし近似
曲線を描く
100
80
東京
名古屋
大阪
60
40
20
0
0
1
2
3
4
5
8
1.4 散布図
点のプロットのみでも良い
x値がそろっていなくても良い
100
80
東京
名古屋
大阪
60
40
20
0
0
2
4
6
8
10
9
1.5 対数グラフ
 対数目盛りを持つグラフ
1, 10, 100, 1000, ・・・
10000
1000
100
10
1
東京
ロンドン
ニューヨーク
1月
2月
3月
4月
10.1
50.6
45.9
127.4
238.6
446.9
590
460
1045
2040
3160
900
10
1.6 株価チャート
 測定値を終値、誤差の範囲を
[安値,高値]とする
株価チャートによる測定値グラフ
60
50
Y
40
30
20
10
0
1
2
X
3
4
11
1.7 近似曲線
 誤差のあるデータの傾向を把握
60
50
Y
40
30
20
10
0
1
2
3
4
X
グラフをクリック→[レイアウト]タブ 
[分析]グループの[近似曲線]
12
1.8 グラフの属性
 タイトル
(キャプションで代用可)
 軸のラベル
 凡例
 線種 (白黒で見分けがつくように)
 第2軸
13
1.8 グラフの属性
タイトル
軸のラベル
第2軸
凡例
14
演習1
(Excel)
 散布図で以下の関数のグラフを書け
ただし、xは[1,30]とする
y = x2 mod 100
Excelでは 『 =MOD(A2^2, 100) 』
15
演習1
(Excel)
 グラフには2系列を含める
うち1系列(y)は、線なし、マーカー
自動、x は 1刻み
別の系列(x^2mod100)は、線自動、
マーカーなし、x は 0.1 刻み
16
演習1
(Excel)
17
演習1
(Excel)
 グラフの意味
y は、実験にて観測された値
これが、y = x^2 mod 100 であるこ
とを示す
x^2 mod 100 のグラフ(茶色の折
れ線)上に 観測された点yをプ
ロット(水色)している
18
演習1
(Excel)
[レイアウト]タブ→[現在の選択範囲]のプル
ダウンリストで系列選択 → [選択対象の書
式設定] → [マーカのオプション]/[線の色]
など
第2軸は、「系列"x^2 mod100"」の
書式設定の「系列のオプション」に
て、"第2軸"を選択する
19
1.9 Wordへのコピー
 Excelにて
ctrl-C(コピー) → Word
で ctrl-V(貼り付け) → [貼り付けの
オプション]ボタンで貼り付け方法を
選択
グラフ(Excelデータにリンク)
Excelグラフ(ブック全体)
図として貼り付け
20
2. 図表番号
 図表には、図表番号とキャプション
(図表題名)をつける
表の場合は、上
図の場合は、下
21
2. 図表番号
 図表番号を参照している箇所は、
相互参照 とする
Ctrl+クリックによりその図表の箇
所にジャンプできる
22
先々週のファイルを使用
 先々週のファイルをそのまま使用す
る
 来週以降も使用するので、きちんと
セーブする
[Office]ボタン → [上書き保存]
Ctrl+S
23
演習2
 第2章に、演習1のグラフを挿入せよ
Excelにて グラフを選択 → ctrl-C
Wordにてctrl-V →貼り付け方法を選択
「2.3 考察」の中ほど、「さらに入力の範囲を広
げ、・・」の手前
 そのグラフを「上下」にレイアウトせよ
グラフを選択 → [書式]タブ → [配置]
の[文字列の折り返し] → [上下]
24
演習3
 演習2で挿入したグラフに図表番号
とキャプション「入出力の関係(7)」を
付けよ
挿入箇所をクリック→ [参考資料]タブ
→ [図表]の[図表番号の挿入]
→ [ラベル]で「図」を選択
[ホーム]タブ → [段落]の[中央揃え]
25
演習3
 図表番号を参照している箇所を、相
互参照とせよ
"図1"の文字を選択→
「参考資料」タブ →
「図表」の「相互参照」 →
「参照する項目」を "図"とする →
「相互参照の文字列」を"番号とラベルのみ"
→ 「図表番号の参照先」を選択
→ 「挿入」
26
3. 図目次
 図表番号を付けておくと、図表目次
を自動的に作成できる
本文目次と同じ
27
演習4
 図目次を作成せよ
[参考資料]タブ →
[図表]グループの[図表目次の挿入] →
「図表番号のラベル」に「図」を選択
 図目次の更新は
[参考資料]タブ →
[図表]グループの[図表目次の更新]
28
4. 表
 [挿入]タブの[表]にて作成する
 「表ツール」([デザイン]タブ、[レイア
ウト]タブ)にて 操作・編集を行う
注: Wordでは、「罫線」とは
「表を構成する線分」を意味する
29
演習5
 以下のような表を作成せよ
x
y
1
1
2
4
3
9
4
16
5
25
(時間があれば)
30
演習6
 以下のような表を作成せよ
x
1
2
3
4
5
y
1
4
9
16
25
(時間があれば)
31
表の右下の小さな四角
をつまんで動かし、セル
幅と高さを調節する
演習7
 以下の表を作成せよ
x
y
1
2
3
4
5
1
4
9
16
25
x
6
36
7
49
8
64
9
81
10
0
y
[挿入]タブ → [表] → 6列4行
※ Webの 第3回の教材欄にある
「見本」(cp1-4x.pdf)の 表5の位置
32
演習7
 表は通常
「中央揃え」
表全体を選択(左上四角) → [中央揃え]
 セル内の文字の配置
複数セルを選択 → [レイアウト]タブの
[配置]グループから選択
行や列の選択操作に慣れること
33
演習7
 罫線の変更
[デザイン]タブ → [罫線の作成] →
線の種類等を選択 → 線を引く
34
演習8
 以下のような表を作成せよ
クラス 英語
数学
理科
平均
A
73
82
88
81
B
65
78
72
72
C
54
68
47
56
平均
64
76
69
70
(時間があれば)
35
演習9
 演習7で入力した表を、「見本」の表5
と同じ表にせよ
下の行のセル(10マス)を選択 →
右クリック[切り取り] →
表の右側で 右クリック[セルの貼り付け]
下2行選択 → 右クリック[行の削除]
大きさを揃える、[罫線の作成]で 線の種
類を変更 など
36
演習9
注: 表は、左右の余白部分に
はみださないように注意する
37
4.1 表番号
 表には、表番号とキャプションをつける
 図の場合と同じ、ただし
表の場合は、上
図の場合は、下
38
演習9(続き)、10
 自分のレポート例の第2章に、見本
と同じ表(表1~表8)を加えよ
コピーではなく、自分で入力すること
 表番号とキャプションを付けよ
表を選択 → [参考資料]タブ →
[図表]の[図表番号の挿入]
 表番号の参照を
相互参照とせよ
39
4.2 表目次
 表目次は、図目次の次のページに作
る
 本文目次や、図目次と同様である
40
演習11
 レポートに表目次を加えよ
[参考資料]タブ →
[図表]グループの[図表目次の挿入] →
「図表番号のラベル」に「表」を選択
41
4.3 表のオートフォーマット
 レポート中では、表の形式は統一す
ること
 あらかじめ、代表的なスタイルが定
義されている
42
演習12
 オートフォーマットを、いろいろ試して
みよ
表を選択 → [デザイン]タブ →
[表スタイルのオプション] + [表のスタイル]
43
4.4 Excel表の Wordへのコピー
 グラフと同様、Excelの表をコピーできる
Wordで通常の[貼り付け] (ctrl-V)
⇒ 「表」として貼り付けられる
(Wordで編集)
44
4.4 Excel表の Wordへのコピー
[ホーム]タブ → [クリップボード]の
[貼り付け]の選択メニュー →
[形式を選択して貼り付け] →
[貼り付け]または[リンク貼り付け]
→ [Excelワークシートオブジェクト]
⇒ 「ワークシート」として編集可能
(Excelにて編集)
45
4.5 表の分割
 表が複数ページにまたがる場合
レイアウトを調節する
⇒ テキストボックスに表を格納する
表を分割する
⇒ 表毎に見出し行を付ける
(続く)/(続き) など
46
4.6 表のレイアウト
 小さな表を、横に並べる場合
描画キャンパスにテキストボックスを
入れ、テキストボックスに表を入れる
描画キャンパス
テキストボックス
表
テキストボックスの枠は、線なしとする
47
4.6 表のレイアウト
表番号・キャプションは、別々でも一
つでもよい
一つの時は補助見出しを付ける
テキストボックスに図表番号を入
れる場合は、レイアウト枠に変換
しておく
48
4.6 表のレイアウト
テキストボックスをレイアウト枠に
変換
 図表番号をテキストボックスに入れ
ると、番号付けがうまくいかないため
テキストボックスを右クリック →
[テキストボックスの書式設定] →
[テキストボックス]タブ →
[レイアウト枠に変換]
49
次回の予定 「校正」
 Wordによる自動校正
小論文:「校正の必要性」について
(400字以内、用意しておくこと)
 人による校正
本日作成したファイルを、他の人と交
換して校正
・ファイルは、完成させておくこと
・交換手段(メール/USBメモリ)を用意
しておく
50
お疲れさまでした