プログラミング入門の入門～Scratch入門～ 1 Scratchとは • MITメディアラボが開発しているビジュアルプログラミング環境。 目で見て分かりやすく、操作も簡単 • 小学生でも利用できるように設計されている。 もちろん大人でもOK 家庭で子供と一緒に楽しむこともできる • 画像、音声などのマルチメディアに対応している。 – ゲームやアニメーションの作成も可能 2 書籍とネット上の情報 • Scratchのホームページ – http://scratch.mit.edu/ • スクラッチ2.0アイデアブック 石原正雄著、カットシステム、2592円 3 今日のテーマ • キャラクター（スプライト）を動かして絵を描く。 – キャラクターに、何歩進む、何度回転する、などの命令を与え歩かせる。 – 歩いた軌跡に線を引かせ、絵を描かせる。 順次実行と繰り返し • BMI値の計算と判定 数値計算と条件分岐 4 Scratchの画面命令はグループ分けされておりこれらのボタンでグループを選択するグループは色分けされている命令はこの領域で組み立てる命令のパレットこの領域でキャラ(スプライト) が動くグループごとに色が違うブロックをダブルクリックすると実行される 5 歩かせる • 最初にキャラクター（スプライト）を歩かせるプログラムを用意する。 • 歩いている感じを出すために、簡単なアニメーション効果を利用する。 • キャラの「見た目」はコスチュームを変更することで変えられる。 6 四角形 7 五角形 • 四角形を参考に作成（カタチは同じ） – まずは四角形のプログラムを複製する – 名前を「五角形」にし、必要な変更を加える 8 星 9 箱二つああああああ 10 箱十字ああああああ 11 花あああ 12 BMIを計算する • 体重をw[kg]、身長をh[m]とすると、BMI（Body Mass Index）は次式で求められる： 𝑤 BMI w, h = 2 ℎ • 理想的な値は22とされ、18.5未満は痩せ型、 25以上は肥満とされる。 • 体重と身長からその判断をし、痩せ形ならば「痩せ型です」、肥満ならば「太りすぎです」、それ以外は「標準的です」としゃべるプログラムを作れ。 13 BMIの計算だけの場合体重・身長はここで設定ここに計算式を入れる 14 BMIプログラム作成のヒント • 体重、身長、BMI値を保存するための「変数」を用意する – 「データ」グループの「変数を作る」ボタン • 計算は演算グループのブロックを用いる • しゃべる（吹き出し）には「見た目」グループの「・・・と言う」や「・・・と・・・秒言う」を使う • 場合分けは「制御」グループの「もし・・・」というブロックを使う 15