初期地球と個体地球

生命の誕生
ミトコンドリアの意味
現在の生物
 生物とは:


細胞,物質とエネルギーの代謝,自己複製,
進化
界 門 綱 目 科 属 種
 分類:


原核生物(モネラ界)
真核生物
共生して→
• 単細胞の原生動物界
• 多細胞の動物界,植物界,菌界
原核細胞と真核細胞
動
物
の
細
胞
小
器
官

典型的な動物細胞の模式図: (1) 核小体(仁)、
(2) 細胞核、(3) リボソーム、(4) 小胞、(5) 粗面
小胞体、(6) ゴルジ体、(7) 微小管、(8) 滑面小
胞体、(9) ミトコンドリア、(10) 液胞、(11) 細
胞質基質、(12) リソソーム、(13) 中心体
ミトコンドリア
ミトコンドリアの主要な機能: 電子伝達系に
よる酸化的リン酸化によるエネルギー生産
 酸素とは元来、原生生物にとって毒。ミトコン
ドリアの機能により、酸素から運動エネルギー
を獲得。
 細胞の活動に必要なエネルギーは,ミトコンド
リアから、ATPの形で供給。

ATP
アデノシン三リン酸
 電子伝達系とは、生物が
好気呼吸を行う時に起こ
す複数の代謝系の最終段
階の反応系。生体膜(真
核生物の場合はミトコン
ドリアの内膜)の内側と
外側にプロトンの濃度の
差を生じさせることが目
的であり、このプロトン
濃度勾配を利用して、最
終的にATP合成酵素が
ATPを生成する。

五界説による生物分類
三つのドメインによる生物分類
生命の誕生

40億年前に誕生
 オパーリンの生命の起源説

Aleksandr Ivanovich Oparin
[1894-1980]
炭素化合物発展の一環
 生理的食塩水(0.9%)と体液:同じ有効浸透圧
濃度(すなわち285mOsm程度)を持つ
 リンゲル液: リンガ−のカエルの摘出心臓を血液
の代わりの生理的食塩水で還流させる(+CaCl,
KCl) と長く活動を続ける

ユーりー&ミラーの実験
1953年シカゴ大学
ハロルド・ユー
リーの研究室に属
していたスタン
リー・ミラーの実
験
ユーりー&ミラーの実験
 原始大気:メタン,アンモニア,水素を
入れたフラスコ
 海:水を入れたフラスコ
 連結して循環,原始大気中での火花放電
⇨ アミノ酸 (グリシン、アラニン、アス
パラギン酸、バリン)
最古の化石
 最初の生命は海の熱水噴出口付近の高
温・嫌気的環境で出現?

硫黄還元バクテリア 化学反応からエネル
ギーを得る最も原始的な原核生物
 最古の化石(40億年前に遡るか)

35億年前のもの 中央海嶺熱水口付近のもの
か 西オーストラリアのチャートから発見