豊島区 地域福祉サポーター養成研修事業

豊島区
地域福祉サポーター養成研修事業
このまちでみんなと生きてゆく
おたがいさまの地域社会をめざして
社会福祉法人 豊島区民社会福祉協議会
地域の中で起きていること
◇制度の狭間に落ちてしまう人々◇
・サービスそのものを知らない・わからない・
理解できていない
・問題を知られたくない・ひっそり暮らしたい
・社会的孤立・孤立死の問題
(人との関わりを拒否している等)
・複数人世帯においても様々な生活上の課題
を抱えている
等々
地域福祉サポーターの創設
制度の狭間や多様化する生活課題を抱える人の
最初の気づきは、身近な地域に住んでいる人
誰もがこのまちで社会的排除をされない
地域社会の創造
支え支えられて、私たちは生きている
おたがいさまの社会の実現
目指しているもの
様々な生活課題を抱えた人々を、社会的排除を
することなく、共に考え、みんなといっしょに
暮らしていく (社会的包摂の視点)
地域福祉サポーターの活動内容
①地域福祉サポーターは、身近な地域で困っている家
族(人)に気づいたら、社協のコミュニティソーシャル
ワーカー(CSW)や地区担当者、民生児童委員等に
連絡
地域のアンテナ役
②地域福祉サポーターは、CSWの活動を応援
③地域福祉サポーターは、ポスターの掲示、チラシ等の
配布など広報活動を行う
④地域福祉サポーターは、関係機関や団体とのネット
ワーク組織「地域福祉ネットワーク(小地域ネットワー
ク会議)」に参加し、一緒になって地域づくりを応援
⑤その他の活動
地域福祉サポーターの募集
◇期待する人物像◇
地域に住む人々が、つながりあって暮らしていける視点
を大切にし、地域課題に熱意をもって取り組める人
◇要件◇
18歳(高校生不可)以上。在学、在勤を含む
◇広報◇
・各地域の民児協、区政連絡会(町会)
・区・社協の広報紙 ホームページ
・新聞 ・NHKニュース
等
◇説明会の開催◇
12月から1月にかけて6回実施
参加者:73名
地域福祉サポーター
スタート研修
2月に2回開催
66名が参加・
登録
登録者:在住一般区民、
民生委員児童委員のOB・OG、
カリキュラム
内容
担当
豊島区の現状と課題
保健福祉部
福祉総務課長
豊島区民社会福祉協議会について
社会福祉協議会
地域福祉推進課
長
地域福祉サポーターとは
地域福祉サポーターの活動内容
孤立しがちな方等の特徴
学生、信用金庫職員、
活動を始めるには
大学教員、病院職員、
個人情報の取扱い
弁護士など多彩な顔ぶれ
地域福祉サポーター活動 連絡体制
社会福祉協議会
職員
豊島区内の主な相談窓口
登録後、早速活動を開始
グループワーク
連絡事項・質疑応答
*職員が「東京都見守りサポーター養成研修 講師養成研修」を受講し、「見守りサポーター養成研修 カリキュラム案」をベースに
カリキュラムを構築した。
養成にあたっての工夫点
★登録要件を在住者に限らず、在学・在勤者にも
広げたことにより、企業等からの問い合わせや登
録が多くあった。
★活動内容に、誰にでもできる「地域のアンテナ役」
を挙げ、その他の活動はできる人、興味のある人
が参加できるようにしている。
★社会的包摂の視点から、募集をする際に障がい
や難病を抱える方もサポーターになってもらいた
いと呼びかけた。
今後の課題と展開
★「説明会」「スタート研修」を定期的に開催し、周知・養成を行う。
★活動について地域住民、関係者等へ理解と協力を求める。
★既に活動を行っている登録者に対して「実務研修」を実施し、スキ
ルアップをはかる。
➔ サポーターの熱意をいかに継続してもらうかが鍵!
★地区ごとに「ネットワーク会議(仮称)」を開催し、活動状況等につい
て情報共有を行うことにより、サポーター同士のつながりを構築する。
★既存組織との融和 ➔ 地域で開催する会議等へサポーターも参
加し、顔と顔のみえる関係をつくり、互いの活動の理解・相互支援
を目指す
★地元企業等への参加呼びかけ
➔ 昼間人口40万人での地域支援活動を目指す
<今後の養成計画>
豊島区民社会福祉協議会 地域福祉活動計画より
年度
24
25
26
27
28
人数
―
50
150
300
500