<重点プロジェクト> 地域安心ふれあい事業推進プロジェクト 第5次行田市総合振興計画の策定にかかる有志職員研究会 (福祉・健康グループ) 野村政子 萩原弘一 内沼真由美 北條賢治 プロジェクトに至る現状と課題 ∼安心安全のまちづくりのために∼ 地域づくり 仕組みづくり 人づくり 2 地域安心ふれあい事業 少子高齢化 一人暮らし世帯増加 家族や地域のつながりの希薄化 支援を必要とする人の増加 ・地域で孤立している高齢者 ・家族の介護で悩んでいる方・・・など ふくし総合窓口 • • 公的な福祉サービスだけで解決することは難しい。 市民と行政がともに手をとり、地域のさまざまな課題を解決していく必要がある。 そこで・・・ • • 市では、新たな支えあいのしくみづくりをスタートしました。 この取り組みが「地域福祉推進市」として国から指定を受け、国のモデル事業とし て、市民の皆さんとともに誰もが安心して暮らせる地域づくりを進めています。 3 重点プロジェクト 「地域安心ふれあい事業推進プロジェクト」 の目的 ・コミュニティの希薄化、少子高齢化 →支え合い、助け合えるまちを目指す。 →市民総参加の支えあい活動のために、きっ かけ・仕組みを作る。市民の皆さんと一緒に 推進する。 →情報共有と活動の場を作る。 具体的な取り組み内容 1 市民と行政の協働による安心安全のまちづくり ∼推進体制の検討∼ 2 市民ボランティア活動の活性化 ∼ボランティアに参加しやすい仕組みづくり∼ 3 情報交換、学びの「場」をつくる 4 地域ぐるみの子育て支援からはじめる地域の活性化 ∼子育て世代、働く女性の支援のための、新しい仕組みづくり 取り組み内容1 市民と行政の協働による安心安全のまちづくり ∼推進体制の検討∼ <目的> • 市民の支えあい活動の充実 • 市民が困難な状況に陥ったとき、早期発見される。 • あらゆる困りごとが総合相談センターに集約される。 • 市民の困りごとが適切な専門相談や具体的サービスにつな がる。 具体策 • 地域安心ふれあい総合センターの設置 だれもが住み慣れた地域で安心して生活を継続で きるようにするため、市民の利便性を高め、地域生 活におけるあらゆる課題を一元的に受け止め、一 人ひとりのニーズに応じた支援を地域の社会資源 が連携して総合的に提供することが可能となる仕組 みを作る。 地域安心ふれあい総合センター(総合相談センター) <機能> 地域包括支援センター 子育て支援センター ボランティアセンター 障害者相談支援事業 健康づくり、介護予防の 活動(保健師・栄養士等) 社会福祉協議会(地域福祉) ・市民公益活動の拠点、情報交換・情報共有の場 ・地域生活に関する総合相談 ・サービス提供機関・市民との連絡会議開催等を通じたネットワークづくり 縦割り行政の弊害を 低減する 市民公益活動拠点 地域安心ふれあい事業 ①ふれあい見守り活動 市・社会福祉協議会 自治会 ご近所 友人 見守り 見守りが 必要な方 民生委員 支援を 希望する方 ②いきいき・元気サポート制度 (サポーター) ちょっとした困りごとのお手伝い (買い物支援、話し相手など) 9 地域安心ふれあい総合センター(総合相談センター) フォーマル(公的)サー ビス=ふくし総合窓口 インフォーマルサービス ・ふれあい見守り活動 ・いきいき元気サポーター 市民公益活動 ・ボランティア ・NPO 福祉 総合相談・ 調整 地域安心ふれあい事業 ・高齢者 ・障害者 ・児童 ・経済的困窮 ・権利擁護 ・虐待防止 社会福祉協議会 保健(健康づくり) 地域安心ふれあい事業 ・高齢者、障害者、児童・保護者、その他支援が必 要な方へのもれのないニーズ把握 ・日常生活の基盤支援(見守り、買い物支援など) 市民と行政、関係機関による安心安全のまち づくりのための総合ネットワーク ・災害時の助け合いに備える 深刻な状況、公的な支援が必要な状況が早期発見される 地域安心ふれあい総合センター(仮称) *市の中心部に設置 ふくし総合窓口 社会福祉協議会(地域福祉)、ボランティアセンター 市民公益活動拠点 医療・福祉・保健関係機関とのネットワーク これらの機能 を持つ複合的 窓口・拠点 市民 と行政の協働 による安心 安全のまち づくり推 進の体制(イメージ) 市民の支えあい活動の充実 困 難 な 状 況が 早 期 発見 され 、あ ら ゆ るニー ズ が総 合相談 セ ン ターに 集約さ れ 、 専門相 談 や具 体 的 サー ビス へ つ ながる 仕 組 み 地域安心ふれあい事業 介護保険、老人福祉サービス 障害者自立支援サービス 児 童 福 祉 、子 育 て 支 援 サ ー ビ ス 包括的虐待防止・権利擁護 経済的支援(生活福祉 資 金 、 生活 保護 、 そ の他 ) 高齢者 地域安心ふれあい総合センター (総合相談センター) 障害者 ふくし総合窓口 (公的サービスのコーディ ネート) *市の中心部に設置 児童・保護者 ・ 市 民 公 益活 動の 拠点 、情 報交 換 ・ 情報 共 有の場 ・地域生活に関する総合相談 ・ サ ー ビ ス提 供機 関 ・ 市 民 等と の 定 期的 な 連絡会 議の 開 催 その他地域生活の 支 援が 必 要な 者 地 域 包 括 支援セ ン ター もれのない ニーズ把握 子 育 て 支 援セ ン タ ー 障害者相談支援事業 市民公益活動拠点 一体 ・ 日 常 生 活 の 基 盤 支 援 (見 守 り 、 買 い 物支 援な ど ) いきいき元気サポーター 一体的な調整、総合的なネッ トワーク イ ン フォ ーマ ルサ ービス のコ ー デ ィネート ボランティアセンター 社 会 福 祉 協議 会 ( 地域 福 祉) 地区ごとの 個性を活かす ふれあい見守り活動 地域ごとの市民の活動 ( 災 害 発 生時 等、 有事 の 際の 助け 合 いに備 える ) 各地区の 活動 各地区の 活動 取り組み内容2 市民ボランティア活動の活性化 ∼ボランティアに参加しやすい仕組みづくり∼ <目的> ・ボランティアに参加しやすい仕組みを作り、住みよい 地域づくり、人と人をつなぐ。 ・市民の活躍の場を作り地域を活性化する。 具体策 • いきいき元気サポーター活動の拡大 サポーターを増やす 仕事の内容の充実 より地域に根ざした活動へ 研修や情報交換の充実 取り組み内容3 情報交換、学びの「場」をつくる ○情報交換は、口コミ、人から人へ、が有効。 • 市民の各種活動同士 • 世代間交流 • 市民と市役所 具体策1 • 家族会議の開催 子育て世代(0∼6歳)のお子さんをもつ経験 豊富な方に集まってもらい、子育て支援に関 する提言をいただく。(定期健診などで参加者 を募集する。)意見はEメールやFAXなどでも 集める。 具体策2 • 地域で子どもを育てよう! 公民館や自治会館等の空きスペースで、地区 の方による子育て相談が気軽にできる場を 確保する。 具体策3 • 市役所が市民と行政との協働による地域活 性化を推進するセクションを設置した上で、 • 幅広い立場の市政モニターから意見を募る。 取り組み内容4 地域ぐるみの子育て支援からはじめる地域の活性化 ∼子育て世代、働く女性の支援のための、 新しい仕組みづくり∼ <目的> • 子育てを中心に考えた地域社会づくり 具体策 • 地域で子育て ・企業内保育所の設置促進 ・保育ママ制度の導入 ・いきいき元気サポーター活動における子 育て支援の充実
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