N)神奈川災害ボランティアネットワーク

平成27年度地域福祉活動支援事業 HP掲載用報告書
神奈川県社協ホームページに掲載しますので、以下に助成事業の概要を分かりやすく、簡潔に記入してください。
※地域ネットワーク推進事業は、テーマ区分(個別事業)ごとにこの用紙を 1 枚使用。必要に応じてコピーしてください。
組織・グループ名
特定非営利活動法人 神奈川災害ボランティアネットワーク
事業区分
1.地域福祉活動支援事業
※いずれか 1 つに〇を
2.地域ネットワーク推進事業
つける。
助成事業名
〔
当事者支え合い事業
・ 地域福祉テーマ対応事業
〕
〔 当事者活動支援 ・ 福祉の学び推進 ・ 地域福祉ニーズ(課題)対応 ・ 地域福祉コミュニティ構築
〕
神奈川県内の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練
助成事業の概要〔事業の目的・取組みの概要・成果や参加者の様子・今後の展望等〕※活動の様子が分かる画像を 2 枚程度挿入すること。
災害から私たちの命と生活を守るためには、平常時から安全対策や地域で助け合える関係が不可欠です。本事業で
は、災害時における迅速な災害ボランティア活動の展開に備え、実践的な図上訓練を実施しました。社会福祉協議会
と連携し、県内各地域で活動する団体個人を結ぶ平常時からのネットワーク作りと人材の発掘・育成を通じて、災害
時の協力体制を強化していくことを目的に取り組みました。
◆実施地域:県央地区、西湘地区、湘南地区、川崎市(全 4 回)
◆参加者:社会福祉協議会職員、行政職員、災害ボランティア、福祉専門職、企業職員など、のべ 240 名以上
◆訓練概要:首都直下南部地震を想定し、災害図上訓練 DIG を活用して地域毎に異なる具体的な被害想定を学ぶと
ともに、災害時に困ること及び避難所支援などを想定し、「もれ、ぬけ、おち、むら」の無い支援の網の目を考えた
行動のシミュレーションを行いました。
◆主な講師陣:神奈川県安全防災局をはじめとした行政機関、災害被災地において実際の支援活動にあたった実務者
(社会福祉協議会、行政、自治会長、学校関係者、防災研究員)、地域災害ボランティアネットワーク代表など、多
様なセクターが講師及びグループ・ファシリテーターとして協力連携しました。
本事業を通じて、災害時におけるボランティア活動と平常時からの地域防災について必要な知識を身に付け、災害
時の助け合いに向けた新たな課題と気づきを得られる機会となりました。さらに、地域災害ボランティアネットワー
クの更なる強化と、支援の網の目を今一度検証することで、災害時に支援の手が届かない空白地域をなくし、すべて
の地域が行政などとつながって災害時に迅速かつ効果的な活動展開が可能になる仕組み作りに役立てられます。今後
も、本事業をきっかけに図上訓練の開催が毎年定例化していくことで、県全体の地域防災力強化と災害時に行動でき
る人材の継続的な育成に貢献することを目指しています。
このたびは、あたたかいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。今後も、皆様とともに防災・減災への取り
組みを継続いきますので、よろしくお願いいたします。