堀川の水質改善について考えてみよう

堀川の水質改善について
考えてみよう
C08031
C08032
C08033
C08035
高木信宏
高橋亮祐
高山健二
寺田曉彦
堀川と名古屋の歴史
・名古屋市の中心部を南北に貫く。
・1610年、名古屋城建設のため開削。
・延長16.2kmの河川。
・名古屋港~猿投橋は感潮区間となっ
ている。
現地調査の内容
・上流の木津根橋~下流の白鳥橋までを調査した。
調査内容
実験用具
・濁度
・取水用バケツ
・アンモニア濃度
・ロープ ・温度計
・洗浄用水
・メモ帳 ・ティッシュ
・濁度計 ・アンモニア濃度計
・におい
調査結果
濁度
木津根橋 3度
猿投橋
3度
城北橋
4度
納屋橋
5度
住吉橋
5度
白鳥橋
3.5度
揖斐川
2度以下
※濁度は正確な値ではない。
※揖斐川は比較対象
アンモニア濃度
0.25mg/L以下
0.25mg/L以下
4mg/L
3mg/L
1.5mg/L
2.5mg/L
0mg/L
堀川の水質問題
・人口河川であるため
自己水源を持たない!
・感潮の影響で水の循
環がかなり悪い!
・循環が悪いためCOD
や濁度等が高い。
つまり・・・。汚
れが蓄積し、ヘド
ロを生成し、水質
悪化を引き起こ
す!
ヘドロ問題
底に溜まった大量のヘドロが水質悪化の
原因の一つであるため、処理をしたい。
処理をする場所がない
 処理自体も簡単ではない

時間と費用がかかってしまう!!
ごみ問題
堀川には多くのゴミが!
 このゴミがヘドロの原因
に!

ペットボトルと
プラスティック
容器が目立
つ!!
生態系
上流は比較的綺麗な川を好む生物が生息。
 下流は汚い所でも住める生物が生息。

ニゴイ
ミドリガメ
オイカワ
ボラ
堀川1000人調査隊の主な活動
1年間に100回近くの調査・活動、イベ
ントなどを行っている。
堀川周辺のゴミ拾い
さわやかウォーキング
水質改善のための調査
県内の大学との連携調査
大東先生の調査班も協力
大同工業大学
名古屋大学
愛知学院大学
淑徳大学
名古屋学院大
合流式下水道の問題




名古屋市の殆どの下水道が合流式を採用。
問題として、多量の降水があると下水管が満タンに。
すると・・・。未処理の水が堀川に流れ込んでしまう!
つまり、水質悪化の原因に。
合流式下水道の改善
雨天時にはオー
バーフローする
ため下水と雨水
が流出
before
after
雨天時雨水を
一時的に溜め
る施設を設置
し流出を避ける
雨水滞水池
改善策
水質悪化原因
水源に乏しく本来
の流量が少ない
水が滞留し、不純物
がたまり水質が悪化
改善方法
・他河川から導水し、流
量を増やし循環をよくす
る。
・コークス、活性炭は微
生物の効果により水中
のバクテリアや不純物を
分解する効果がある。
・石を束ねて沈めてその
石に汚れを付着させ不
純物を取り除く。
終