嶋田班

堀川の水質改善
8班
中山陽平 ・ 西下徹 ・ 花木宏将
深澤翔麻 ・ 藤田和也
調査目的と概要
・名古屋市中心部を流れる堀川の汚染状況を
調査・情報収集し、汚染を理解するとともに、
現在行われている汚染対策が有効であるか
どうかを考える。
・他県の川の水質改善の方法を比べ、最も
効果的な水質改善方法を考える。
調査方法
 ①堀川とは
②現在の対策
③他の川の対策
④汚染原因
この4項目をインターネットを利用し調査。
 堀川へ実際に行き水質調査。
調査結果
①堀川とは
・名古屋市中心部を南北に流れる都市河川。
・名古屋城築城と同じ1610年に熱田から城へ
物資を運ぶために掘られた。
・現在は上流から庄内川の水が、下流からは
名古屋港からの海水が堀川に入ってくる。
・浄化できない原因として堀川が感潮河川であ
ることが言える。
②現在の対策
・水質浄化としてDO補給施設の設置・運用。
・納屋橋の下流左岸にエアレーション施設を
設置して酸素を供給。
・合流式下水道を改善し下水処理水をきれいに
すれば、かなりきれいになるが膨大なお金と
時間がかかるためにできないのが現状。
③他の川の対策
・道頓堀川も流水速度が遅い河川であるため、
浮遊物が流れないことや、ヘドロ等の問題が
ある。
・対策としては、ヘドロ除去後に道頓堀の流水
速度を上げるために加速装置のようなものを
水の滞留を防ぎ、水質の維持を図っている。
④汚染原因
(1)他の河川からの水の流入。
(2)下水道からの水の流入。
現地調査
調査日
:10月25日
13:00 ~ 16:00
調査箇所 :・木津根橋 ・城北橋 ・小塩橋
・納屋橋 ・尾頭橋付近の堀川
調査内容 :電導度と濁度計による計測
濁度
10
9
8
7
6
5
濁度
4
電導度
3
濁度
2
1
0
木津根橋
城北橋
小塩橋
納屋橋
尾頭橋
電導度 mS/m
木津根橋
68.4
3.6
城北橋
45.5
4.3
小塩橋
2480
10
納屋橋
2150
6
尾頭橋
2210
6.2
2500
2000
1500
電導度 1000
500
0
木津根橋
城北橋
小塩橋
納屋橋
尾頭橋
考察
・現地調査の結果から小塩橋あたりから汚く
なっているので、小塩橋付近に工場排水等が
流れ込んでいるのではないかと考えられる。
・小塩橋付近では急激に濁度や電導度が上が
り、納屋橋や尾頭橋付近では値が下がってく
ることから小塩橋以降になんらかの浄化設備
があると考えられる。
まとめと今後の課題
・堀川とはどのような川なのか班全員が説明で
きるようにしたい。
・堀川をきれいにしようと活動している人を訪ね
たい。
・堀川の浄化対策と他の川の浄化対策の違い
を考え、一番効果的な浄化対策を考えたい。
・現在行われている浄化方法を調査し、その浄
化方法が行われている理由を考えたい。
・ポイントが絞れてきているので、小塩橋を中心
に現地調査等を行いたい。