スライド 1

保護者が行うべき3つのポイント
ポイント1
子どもに携帯電話・スマートフォンを持たせるときは目的を明確に
ただのプレゼントやご褒美として持たせるのではなく、「何のために必要なのか」「どのように使う
のか」を話し合い、理解させることが大切です。
子ども自身に「携帯電話やスマートフォンを持つ必要性と責任」を自覚させるために、インターネットの特徴や有害情
報などの危険性、個人情報を守る必要性などを説明し、本人に危機意識を持たせるようにしましょう。
最初のうちは、子どもの携帯電話などの利用を保護者が見守りながら、子どもがインターネットを利用する際のマ
ナーや安全に利用するための知識を身に付けられるようにしましょう。
ポイント2
フィルタリングの活用
子どもが携帯電話やスマートフォンを利用する際には、有害情報へのアクセスを制限する「フィルタリング」(※参考)
を活用しましょう。それによって、出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなどを、子どもが閲覧
できないようにします。
◆スマートフォンのフィルタリング
スマートフォンは、無線LANでもインターネットに接続できます。
インターネット利用の際には、携帯電話会社が提供する回線(3G回線やLTEなど)を使えば、フィルタリングサー
ビスで自動的に有害情報を遮断できますが、無線LANの場合は、フィルタリングが適用されない場合があります。
スマートフォンを子どもに使わせる場合は、携帯電話会社やフィルタリングソフト事業者など が提供するフィル
タリングアプリや機能制限アプリをあらかじめインストールしておきましょう。携帯電話会社が無料提供している
アプリもありますので、購入の際に販売店に相談してください。
携帯電話
携帯キャリアのネットワーク
(3G回線やLTE等)
端末にフィルタリングソフトをダウンロード
することで、フィルタリングが可能
スマートフォン
ポイント3
携帯電話事業者網
フィルタリング
サーバ
インターネット
無線LAN
家庭でのルールづくり
子どもが、携帯電話やスマートフォンで上手にインターネットを活用できるようにするために、家庭のルールをつくり
ましょう。ルール作りは保護者の一方的に押しつけではなく、子どもと一緒になってルール作りの必要性から、利用
目的や利用場所・時間帯を話し合って決めることが大事です。
もし、これらのルールを守れなかったときには、携帯電話などの利用を一時禁止するなどのペナルティも決めてお
くと、ルールを守るための責任感が本人に生まれます。なお、いつも目に付くところにルールを張っておくなどする
と、より効果的です。
携帯電話などの利用状況については、子どもと折に触れて話し合い、問題がないか確認してください。万が一、ト
ラブルが生じたときには、すぐに保護者に相談するよう、ふだんから子どもと話しておきましょう。