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テスト段階
1.市場機会の発見
No
Go
2.設計
No
製品と広告テスト
Go
売上予測
3.テスト
No
テスト・マーケット
Go
4.市場への導入
No
Go
リポジショニング
5.ライフ・サイクル・マネジメント
収穫
テストを行なう理由
• 誤った意思決定は、プロセスの後半に累積さ
れる。
• たとえリスクが同じでも、失敗したときの損失
は新製品の導入後の方が桁違いに大きい。
• 市場における実験・テストから、製品改良の
ための優れたアイデアが得られることがある。
テストの効果
売
上
短
期
効
果
テストなし
テストあり
時間
テストあり
長
期
効
果
売
上
テストなし
時間
製品テストの目的
• リスクの削減
– 新製品と消費者のニーズの適合度
– 競合他社の反応
– 外部環境
• 期待利益の最大化
– 製品改良
– プロモーションと広告の改善
– 最適価格の決定
製品テスト
• セールス・ウェーブ調査
• 模擬販売店技法
• コントロール型テスト・マーケティング
セールス・ウェーブ調査
• テスト目的
– 試用した顧客のうち新製品に満足し、再度購入人がどの
ぐらい入るか調べる。
• テスト方法
– 対象となる消費者に新製品の無料サンプルを送る。
– 同じ製品を小額割引された価格で再度提供する。(3回~
5回)
– 規模の価格水準で提供する。
• テストの特徴
– テスト費用が比較的に安い。
– 他社に知られる危険性が少ない。
– 流通でどれだけ力を発揮できるかが分らない。
模擬販売店技法
• テスト目的
– 試用購入率と反復購入率を調べる。
• テスト方法
–
–
–
–
–
対象となる買物客20~30人を選ぶ。
新製品を含む複数の短いコマーシャルを見せる。
小額のお金を渡し、店の中に入って好きなものを買ってもらう。
購入したあるいは購入しなかった理由を尋ねる
数週間ご電話で製品の感想、使用状況、満足度、再購入の意図など
を尋ねる。
• テストの特徴
– 短期期間かつ低コストで使用購入率、反復購入率を調べることがで
きる。
コントロール型テスト・マーケティング
• テスト目的
– 試用購入と反復購入の他に価格とプロモーション効果を
調べる。
• テスト方法
– テストの店舗数と地域を指定する。
– 調査会社が協力店舗に新製品を陳列するように依頼す
る。
– 陳列棚の位置、表示価格などをコントロールする。
– 売上結果を電子スキャナーで測定する。
• テストの特徴
– 新製品の情報が他社に漏れやすい。
広告テスト
• 広告コンセプト・テスト
• テレビコマーシャル・テスト
• シミュレーション型広告テスト
広告コンセプト・テスト
• 広告コンセプト
– 製品のベネフィット
– 競争ブランドとの差異点
– 簡単なキャッチフレーズ
– 使用するタレント
• テスト方法
– 会場テスト
– グループインタビュ
テレビコマーシャル・テスト
• テストコマーシャルの形態
– 完成コマーシャル
• テスト方法
– 会場テスト
– 限定した地域でのコマーシャル
• テスト項目
– 広告について
• 訴求点理解、広告自体イメージ、再視聴興味度、好意度とその理由、わ
かりにくい点、いやな点のチェック
– 広告している製品・ブランドについて
• 使用関心度、製品・ブランドのイメージ
シミュレーション型広告テスト
• 模擬販売店技法を参照
テスト・マーケット
テスト・マーケット
新製品を実際に導入した場合と同じ条件で代用的な地域で
ある期間にわたって新製品を販売するテスト。
費用がもっとも高いテスト
競合他社からの反応の危険性
テスト・マーケットに関する意思決定
• 実施都市数
• 都市の選択
• テスト期間
• 情報の種類
• その結果とるべき行動