Document

2007年1月18日
奈良先端科学技術大学院大学
情報科学研究科
FDシンポジウム
H18年度本研究科のFDの取組
み
教務WG:眞鍋佳嗣
取り組み内容
2007年1月18日
FDシンポジウム
• 授業評価
– 中間アンケート
– 授業評価アンケート
– 教員向けアンケート
• FD学外委員からの授業に対するコメント,指導
• M2対象に,発表の仕方,論文の書き方について
講演していただいた(谷口先生)
http://www.naist.jp/
授業評価の進め方
2007年1月18日
FDシンポジウム
• 授業途中で中間アンケートを取り,
授業後半の改善に使う.
• 授業評価アンケートに関する日程等を
教務WGに連絡する.
• 授業評価アンケートを実施する.
– 昨年度からの変更点は特になし
• 教員に授業に関してのアンケートを実施.
http://www.naist.jp/
中間アンケート
2007年1月18日
FDシンポジウム
• 目的 : 担当科目の改善のために短期的なフィードバックを
得る.(授業評価ではない)
• アンケートテンプレートを用意
• アンケート結果はどこにも提出する必要はない.
• アンケートテンプレートは参考例であり,自由に変更可.
– (2)内容、(3)進め方、(4)テキスト、(5)技術
– 典型的で簡単なことのみ
• 一科目を複数人で担当している場合などはアンケートを取り
にくいので,実施は担当教官の判断で.
http://www.naist.jp/
教員アンケート中の
中間アンケートに対する意見
2007年1月18日
FDシンポジウム
• 講義を進める速さを調整した.
• 講義目標をより明確に,発散しないようにした.
• 具体例を増やすように努力した.
• 常に学生に問いかけフィードバックを得られるように心がけ
た.
• 講義の最初の時間に受講学生の前提知識を知るためにアン
ケートをとり,その結果に基づいて講義を進めた.
• 学生の考えていることや,どこでわかっていないかなどがわ
かり,中間アンケートは意味がある.
• 受講生がどのような状態で授業に参加しているかの雰囲気が
つかめた.資料やスライドの誤りを修正できた.このように
受講生の意見を聞いてそれに対して教員が何か答える機会が
あること自体が,教員と受講生の距離を縮めることに役立つ.
http://www.naist.jp/
授業評価アンケート
2007年1月18日
FDシンポジウム
• 授業の最終日などに授業評価アンケートを実施
• アンケート項目(各項目5段階)
– 出席具合
– テキストの適切さ
– 授業について
• 授業の難易度
• 教員のプレゼンテーションスキル
• 教員の熱意
–
–
–
–
シラバスと授業内容の一致度(内容予想)
レポート,試験の適切さ(時期,回数,内容)
(アンケートそのものについて)
総合評価
• 授業構成
• 知識獲得
• 後輩への推薦
http://www.naist.jp/
2007年1月18日
FDシンポジウム
授業評価アンケート結果
(I~III期の全科目平均)
H16年度
H17年度
H18年度
テキスト
3.90
4.11
3.94
授業難易度(5:難–1:易)
3.65
3.66
3.68
プレゼンテーション
3.65
3.78
3.71
教員熱意
4.02
4.16
4.20
内容予想
4.09
4.20
4.07
試験の適切さ
3.92
3.94
3.90
授業構成
3.91
4.03
4.01
知識獲得
4.04
4.11
4.10
後輩への推薦
3.79
3.90
3.84
※カリキュラムの変更や授業参加人数の変化があるためあくまで参考値
http://www.naist.jp/
教員アンケートより(1)
2007年1月18日
FDシンポジウム
• テキスト内容 : ほとんどの教員が更新
• 難易度 : ほとんどの教員が不変
• 変更点
– タブレットPCを用いて,スライドに補足的な情報を書き込み
ながら講義を行うようにした.
– 毎回演習の時間を設けて,講義内容をその場で自分の問
題として考えさせる機会を与えた.
– PCや携帯電話からアクセスできる授業支援システムを用
いて,毎回3問程度の小テストを行った.
– 1コマのグループ討議と1コマのグループ発表を課して,ア
クティブラーニングを試みた.
http://www.naist.jp/
教員アンケートより(2)
2007年1月18日
FDシンポジウム
• 変更点(続き)
– 昨年度までは、テキストを直接プロジェクターに映して講義
をしていたが,見にくいということで,今年は,テキストの内
容からプロジェクター用に資料を作成し,授業を行った。
– 講義支援専用サイトを立ち上げ,講義登録,教材配布,レ
ポート提出,質問のやりとりに用いた.
• 受講者のレベルをどのあたりに置くか,悩むところ.
• 学部時代に関連講義を受けたか否かが講義内容に
対する興味の持ち方に大きく影響しているようだ.より
アドバンストなことを聞きたい人,基礎的なことを時間
をかけて学びたい人など多様な要望にどう答えるか.
http://www.naist.jp/
アンケートについてまとめ
2007年1月18日
FDシンポジウム
• 昨年同様,中間アンケートにより短期的なフィード
バックを得ることができた
• アンケート内容をこの3年間同じものを使い,比較で
きるようにしている.
• アンケートの結果に関しては,あまり変化は見られ
ない.
http://www.naist.jp/
2007年1月18日
FDシンポジウム
http://www.naist.jp/