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Salesforce 導入成功のための 10 のヒント
株式会社セールスフォース・ドットコム
このセッションの内容
 すぐに役立つ導入のヒントのご紹介
 カスタマーサクセスマネージャのご紹介
拡張
導入にあたってのビジョン
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導入にあたっての目標を明確にする
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達成すべき目標を設定する
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達成度測定のための具体的な指標を設定する
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セールス: “売上予測のためにかかる時間を 10 % 短縮する”
•
マーケティング: “リードのフォローアップにかかる時間を 15 % 短縮する”
•
サービス & サポート: “2 件に 1 件の割合で、ケースの問題を一回の対応
で解決できるようにする”
ターゲットとなる領域を早期に特定 - 必要に応じてフェーズを設定してプロジェクトを
管理
導入にあたってのビジョン (続き)
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
Salesforce 導入によって何が実現されるのかを理解する
–
マネージャが組織全体の状況をリアルタイムに把握し、必要な情報を取得で
きる
–
営業担当者/サポート担当者が顧客についての包括的な情報を取得でき、部
門間のコラボレーションが促進される
–
自社アプリケーション/スタンドアローンシステムを統合するプラットフォームが
提供される
Salesforce が対応しない領域を理解する
–
組織のビジネスプロセスを定義することはできない
–
担当者の業績を瞬時に向上させるツールではない
–
売上/生産性向上自体を目的としたツールとは異なる
ヒント #1 – 十分な事前準備を行う

事前に戦略を十分に検討する

働きかけを行うターゲットを把握する

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伝達内容を明確にする
–
支援材料を見極める
–
反対意見には早期に対応して説得する
タイムラインを設定し予定を立てる
ヒント #2 - トップダウン/ボトムアップ/水平方向の
コミュニケーションを図る

役員レベルでの積極的な支援によりトップダウン
方向から導入を推進する

エンドユーザを対象にボトムアップ方向からの意
見を積極的に吸い上げる

Salesforce 導入によって影響を受ける組織内の
すべての階層からメンバーを募り、プロジェクト
チームを
編成する
ヒント #3 - 人材を確保しプロセスを明確化する

活用課題に関する全体図化、設定を担当するエキスパートを育成する。

ビジネスプロセスを完全に文書化する

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プロジェクトドキュメントは Salesforce に格納して管理する
–
プロジェクトドキュメントは将来的にトレーニングで活用する
Salesforceをカスタマイズしてビジネスプロセスを反映させる
–
レポートや各種指標を検討し、業務改善点を把握
–
設計のベストプラクティスを適用
ヒント #4 - Salesforce で情報を一元管理する


導入ライフサイクルのすべての段階で活用
–
準備の段階: 目標、タイムラインなどを管理
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文書化の段階: ビジネスプロセスの設計などを管理
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トレーニングの段階: 参考資料、設計文書、トレーニング記録などを管理
–
維持強化の段階:フィードバックドキュメントを管理
できる限り多くのプロセス/ツールを組み込む
–
リードのライフサイクル全体を Salesforce で管理
–
プロジェクト資料/トレーニング資料を [ドキュメント] タブで一元管理
–
各種営業ツールを管理
ヒント #5 - Salesforceを生産性向上のためのツール
として積極的に活用する
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以下の機能を使用して業務の効率化を図る
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各種テンプレート
–
一括メール送信
–
登録情報照会
–
デスクトップ統合
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取引先の包括的な情報が得られるようにSalesforce をカスタマイズする

パイプライン管理を簡素化する

カスタムレポートを作成して組織の状況を詳細に把握する

マーケティングキャンペーンの質を改善する
ヒント #6 – 自身が Salesforce を使いこなす

自分から率先して Salesforce の活用に努める

わかりやすい機能から始める

メリットを具体的に伝える
–
Salesforce を使ってミーティングを実施する
–
経営陣にメリットを確認してもらい、必要な場合には質疑応答により疑問
の解消を図る
–
主要なメリットを伝え、例外業務、細かすぎるテーマには入り込まない
–
重要な情報はダッシュボードで提示できるようにする
ヒント #7 - トレーニングを実施する

プロジェクト資料を活用してトレーニング教材を作成する

次の点を目標にオンライントレーニングと個別トレーニングを実施する

–
ビジネスプロセスと組織のロールに関する認識を深める
–
Salesforce の用語に慣れる(例: 「商談」の定義など)
–
主要ツールを状況に応じて柔軟に使いこなせるようにする
実施にあたっては次の点に注意する
–
トレーニング分野のエキスパートとトレーナーを早期の段階から参加させる
–
活用部門ごとのカリキュラムを構築する
–
できる限り稼働開始に間に合わせる
–
概念的な説明は最小限にとどめ Salesforce を使った実践的な講義を構成する
ヒント #8 – 利用率を評価する


レポートとダッシュボードを活用
–
Appexchange から入手できるダッシュ
ボードを活用
–
例外レポートを実行しデータ品質を検証
する
定期的なチェックを実施
–
マネージャは商談のチェックを担当する
–
システム管理者はログイン状況、データ
品質などのチェックを担当する
ヒント #9 - 報奨/ペナルティを実施する


報奨
–
コンテストの実施、報奨金の支給など
–
Salesforce の使用状況を職務/業績評価の一環として組み込む
–
ユーザが困難を感じている領域をサポートする
ペナルティ
–
リソースへのアクセスを禁止する
–
取引先に活動が設定されていない場合は評価を下げる
–
役員面接の対象にする
ヒント #10 - フィードバックの積極的活用を図る

組織のユーザ全員に説得力のあるメッセー
ジを伝え、導入を促進する

Salesforce を使用してフィードバックを収集
する

フィードバック管理のための変更プロセスを
確立する

ニュースレター、ランチミーティング、オンラ
インセミナーなどを活用する
一度もフィードバックがなかったとしたら…
導入のためのリソース


ベストプラクティス満載の Web サイト: http://success.salesforce.co.jp/
–
各種リソース: テンプレート、活用ガイド、成功事例など
–
Dreamforce のプレゼンテーション
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IdeaExchange
Appexchange
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すぐに利用できる構成済みのダッシュボード
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一括更新のためのユーティリティ
–
データクレンジングサービス