論文講読 オンライン・ティーチング・ ポートフォリオ・システムの基 本設計 社会情報システム学講座 0312003092 高橋 拓志 はじめに • 信州大学の「教育実習事前・事後指 導」という授業で使われるオンライン ポートフォリオの基本設計 • 実習生がwebポートフォリオを作成 • 作成・公開・評価の三つの機能に着目 して設計 作成機能 • Standard-Based ー教職スタンダードの開発がまず必要 ー学習者用スタンダードやその評価基 周りの環境が整っていません 準のデータベース化が必要 • Evidence-Based ー指導案やプリント、写真、ビデオな どの証拠を含めなければならない ー大容量サーバが必要 公開機能 • 他者との相互評価も必要 • 成長の成果を評価してもらう →評価してもらう人たちにも見せるこ とができる機能 • コメント記入など 評価機能 • 実習生が作成したポートフォリオを評 価するのは 実習校の指導教員 学部の教育実習担当教員 実習生自身 • この3者が共通のルーブリックを用い て評価した結果を共有、収集、分析で きる機能が必要 問題点と改善点 • ティーチング・ポートフォリオ導入に は、作成する学生側と評価する教員側 それぞれにトレーニングとサポートが 必要 • 作成の際の技術的な操作法の習得と ハード面での環境整備 おわりに • これからは履修した科目によって免許 を発行するのではなく、実際に何がで きるかが重視されるかも • 教師のパフォーマンスの成果として ティーチング・ポートフォリオ・シス テムの運用が必要 卒論に繋がりそうなところ • システムで作成したポートフォリオを 誰に評価してもらうか? →プレイヤーが内容を評価するべき? • パフォーマンスを示す証拠として何を 提示するべきか? →シュートの成功率? 試合の勝敗? 出典 オンライン・ティーチング・ポートフォ リオ・システムの基本設計 谷塚光典 東原義則 信州大学教育学部付属教育実践総合セン ター 日本教育工学会 より 第21回全国大会要旨集
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