日中自動車産業と環境問題 ~自動車環境と経済~ 国際経済学科 01w727 田中 聡一 目次 1.現状 2.現在の自動車環境対策技術の主な項目 3.ハイブリッド自動車で挑む自動車メーカー TOYOTAの場合 HONDAの場合 4.ディーゼル車の対策と行方 5.今後の課題と行方 現状 世界主要国において、燃費、排ガスなど の環境規制は厳しくなるにつれて、それ に対応した技術開発を開始、加速させて いる。 日本ではハイブリッド技術、欧州では環 境に対応したディーゼル技術で世界を リードしている。 現在の自動車環境対策技術の主な 項目 ガソリンエンジンの高度化 (EFIと三元触媒の組み合わせや可変バルブ タイミングなど) ディーゼルエンジンの高度化 (同じく可変バルブタイミングや廃棄再循環の 改良など) ハイブリッド技術 (エンジンと電動モーターとの組み合わせによ る技術) ハイブリッドカーで挑む自 動車メーカー TOYOTAの場合 HONDAの場合 TOYATAの場合 1997年に世界初の ハイブリッドカーを販売、 燃費28km/Lを記録、革 新性が高く評価され、 累計販売台数12万台 を突破。 後に、L型ミニバンの ハイブリッドカーも追加 される HONDAの場合 トヨタより2年遅れてハ イブリッドカーを誕生さ せている。「世界NO,1 の低燃費」を追求し、結 果、燃費35km/Lを実 現。モーターを補助動 力として減速時に作動 させるところがプリウス との違いである。 ディーゼル車の対策と行方 トラック・バスなどから排出される窒素酸化物 (NOx)、粒子状物質(PM)の寄付度が高く、こ れらのNOx、PMの排出抑制が社会的要請が 強くなっている。 欧州ではすでに、コモンレール等の燃料噴射 制御装置が向上している。日本でもディーゼ ル車技術の向上に向けた、環境整備を進め ていくことが必要。 今後の課題とまとめ やはり環境問題が競争率の激しい、トヨタや ホンダが環境対応対策で更なる競争力を生 んでいく。IT技術を投入し、高めていくことで 大きな市場に発展する可能性がある。 近年のディーゼル技術は日本でも欧州同様 に技術は向上しているが、さらに効率化を図 ることで、より良い環境対策が練っていける のではないだろうか。 最後のまとめ 中国の自動車産業はこれから本格的な時代 に入るため、自動車における公害問題はまだ 少ないと予想される。 環境に配慮した新型自動車を投入すれば、 役13億人を抱える中国は欧米諸国よりもきれ いな自動車社会になると考えられる。 新たなシェアの獲得が期待できるだけでなく 環境保全の点からみても評価されるべきこと である。
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