キャンパスレポート(UC Davis) 経済学部 国際経済学科 3年 淵本 裕麻 2015 年 3 月から 2016 年 3 月の 1 年間を派遣留学として過ごしました。デ イビスを一言で言うと、アメリカ合衆国の一部であってアメリカではないと言え ます。そして個人的には日本より安全であると感じました。確かに夜は街灯が少 なく、少し危険に感じる時もありましたが、治安としてはかなり良く安心して暮 らせます。多数の人種が入れ混じった学校でもあるので、様々な考え方や感性が 磨けるところも魅力です。自分は授業の一環でキャンパス内の警察にインタビュ ーに行きましたが、実際にキャンパス内で起こる犯罪の 90%以上が自転車の盗難 であることが特徴だそうです。しかし、一歩でもその街を出ると、一気にアメリ カという国に引き込まれます。当たり前ですが、常に危険アンテナを張っておく 必要がありますが、自分としては、日本にいるときよりも留学中の方が、トラブ ルが少なかったです。 自分がカリフォルニアに滞在する中で一番勉強になったことはやはり多文 化です。中国人を中心とするアジア系、比較的裕福な家庭が多い白人系、貧しい 層から裕福な層まで幅広い黒人系やヒスパニック系など様々なところに赴き、実 際に会話等を交わすことで身をもって、彼らの良いところ、悪いところを吸収で きました。そこで必要になるのが、自主性、積極性と能動的思考力であると感じ ます。目の当たりにするものごとに対して常に深い考えを持つことでかなりの成 長に繋がります。日本では毎日どこでも同じ光景を見ることが多いので、アメリ カ全体と捉えずに、カリフォルニアで、ならではの成長を目指して良かったと感 じます。 また、3 年生として現地での就職活動の優位性は捨てがたいです。日本企業 からの留学生の重宝の仕方がすごいと感じました。自分も数社から最終面接もさ せてもらい日本で行う就職活動とは一味違う楽しみも感じられました。企業によ ってはディナー招待や、交通費支給など待遇が良いところもそのキャリアフォー ラムの特徴です。帰国後現在就職活動を進める中で、“休学でない選ばれし者” の留学ということが面接等で多く問われてきています。その中でいかに他の人と は異なる感性や考えを効率よく得ることが大事であると気づき、行っていて良か ったと感じました。 アメリカ人の友人とレイクタホへ行きました。 エクステンションで出会ったサウジアラビア人と千葉県からの友人とシリコンバ レー観光に行きました。ちなみにその時はそのサウジの友達の高級車で巡りまし た。 春先での自転車通学は最高です。
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