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韓国障害運動の歴史
(1950年~2007年)
立命館大学先端総合学術研究科
鄭喜慶(ジョン ヒギョン)
Copyright 1996-2001 © Dale Carnegie & Associates, Inc.
▣目的
• 韓国では、2000年から重度障害者自立生
活運動が入り、運動の主体が軽度障害者
から重度障害に変わった。障害者福祉の大
きなパラダイムの転換である。その運動の
成果で、今年障害者差別禁止法が国会を
通過した。また、障害者福祉法が改正され、
韓国最初の法律に基づく重度障害者介助
サービス派遣事業が始まった。
• 今回はここに至るまでの韓国障害者運動を
時代別に探ってみることにした。
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▣対象
• 障害者青年学校1回~7回資料集(毎年1回)
(http://www.dpiseoul.or.kr/)では50年から
85年の運動史を参考にした。
• ウリント(全国障害者問題研究所)活動記録集
では86年から92までを参考にした。
• 「障害開放、その一つの道に」障害者ハン家族
活動記録集、93年から98年までを参考にした。
• 障害者各団体のインターネットサイト
http://www.ablenews.co.kr などを参考にした。
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50年代(6.25事変前後)
• 政治の背景:6.25戦争で休戦、南と北別々
• 経済の背景:戦争で国全体が貧困
• 国外の背景:小児麻痺ワクチン完成(アメリカ)、ノー
マライゼーション理念の法定化(デンマーク)
• 特徴
♦傷痍軍向けの支援策が中心
♦ 1948年憲法制定で、第19条「老齢、疾病など労
働能力がない人を法律によって国家から保障がえ
られる」韓国最初の成文化された法令である。
♦障害者の状況は79.1%が下流層、17.1%が中流層
で96.2%が絶対貧困を占める、社会内に病理化さ
れた社会集団として放置されていると見られる
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60年~70年(障害者運動なかった)
• 政治の背景:朴正照将軍クーデターで政権掌握
• 経済の背景:経済発展のため、資本主義広がり
• 国外の背景:青い芝居の運動(日本)
• 特徴
♦社会福祉の制度的な枠が整備されるが軍事政権の
道徳的な正当性確保するためである
♦障害予防関連新聞記事
朝鮮日報(68.9.27)「小児麻痺予防接種は予算の事
情で新生児、それも農村50%、都市100%が接種
の対象になる」
京郷新聞(69.9.29)「国民優生法を制定し、悪性因子
を早く除去し、悪性因子をもつ人は結婚禁止、子供
を産めないように規制するべき」
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60年代~70年続き
• 社会的な問題:障害を理由で入学拒否
♦小児麻痺学生、体力試験で不合格(67年)
♦視覚障害者に障害を理由で不合格(70年)
• 評価
♦このような入学拒否は社会的な関心を呼ぶ時に限って
個人的に救済されるが制度を改善することまでは至ら
なかった。
♦個人としての「不具者」はあったが、社会現状と集団とし
ての「障害者」は存在しなかった。
♦障害者運動の中心は障害当事者より、親や福祉関連専
門家と医療関係者である。
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80年~86年(大衆的運動の誕生期)
• 政治の背景:全斗換軍事政権、5.18光州抗争を
残酷に制圧したことに対して、学生、市民、反独
裁、民主化運動が盛んになる。
• 経済の背景:成長期
• 国外の背景:国際障害者の年、自立生活セン
ター設立、基礎年金(日本),
• 特徴
♦多様な障害者団体結成(DPIなど)、障害問題研
究会ウリントが障害問題を制度内の問題を超え
変革の運動としての最初の組織
♦障害者の日制定(4月20日)各種イベント
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ウリントの87年の闘争
• 88年障害者オリン
ピック反対運動と法制
化闘争(街で、政府庁
舎の前で、道路で)
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80年~86年の続き
• 社会的な問題:全国に運動が広がり
障害を理由で司法研修終えるが法官に落ちる
ー運動が全国に広がり、救済される
♦ 「道路に段差をなくして欲しい」と飲毒自殺
-障害青年学生たちが葬礼式闘争でソウル市長はソウ
ル市に段差を無くすことを約束
• 評価
♦障害者移動権問題を提起した最初の運動
♦障害問題を個人の問題ではなく社会問題化し始める
♦社会的な認識を根本とする組織的な抵抗の誕生
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87年~92年(進歩的な運動の胎動)
• 政治の背景:国民の反応に関心がある政権
• 国外の背景:ADA法(アメリカ)
• 特徴:
♦87年6月の政権に抗争と労働者大闘争など社会
変革運動から影響をうける(反政府)
♦障害当事者の視覚から問題解決しようとする団
体が結成され進歩的な運動をする
♦障害権益問題研究所は学会や法界の人脈を動
員し、また、政府の窓口の役割として、市民団体
と同じく上昇気流に乗る
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87年~92年の続き
• 社会的な問題:
♦障害者オリンピック拒否闘争
♦障害者雇用促進法と障害者福祉法の制定運動
• 評価
♦民主主義と社会主義を闘争の理念とし、多様な
闘争方式で他の社会運動分野と同じように一
つの領域つまり、障害者領域として認められる
♦障害の問題を社会に発信したと大きく評価され
る。
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90年代運動
1.文化闘争(市内で障
害解放歌を歌う)
2.施設の前で座り込み
3.剃髪で意志を高める
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93年~99年(運動の停滞期)
• 特徴
♦障害当事者の参加のない中で多様な法が制定
され、改正される。また、予算が増え施設が飛躍
的に建設されるが、施設を通じた支援のゆえに
当事者の生活に大きな変化はなかった
♦日本からアメリカ型自立生活運動が入り始める
• 評価
♦社会主義の崩壊により、理念と活動方式に変化
を求める時期となるが運動の理念を失ったと当
事者の不在もあり運動は停滞する
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00年~07年(重度障害者の出現)
• 政治の背景:文民政府
• 国外の背景:バリアフリー法、自立支援法反対運動、
介護保険(日本)、国連権利条約
• 特徴:日本から「アメリカ型の自立生活運動」が入り、
自立生活理念を基本とする運動が始まる。その時か
ら運動の歴史に一度も姿を見せなかった重度障害者
が出始める。(ピアカウンセリングと障害青年学校は
障害者運動の卵を育つ手段になる)
彼らにより、移動権問題、介助問題、脱施設運動、自
立生活運動、権利条約、差別禁止法など全国的な組
織網を持ち、組織的な多様な運動となる。国際的な
連帯が強くなる
一方では、進歩的な労働運動と手を組んでもっぱら激
しい闘争をする移動権連帯の運動も大きな特徴であ
る
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00年~07年続き
• 評価:重度障害者の出現、医療モデルから社
会モデルに変わる障害者福祉のパラダイムの
転換である。
争点としてはまず、介助サービスの時間を拡大
していくことと、自己負担を無くす事である。二
つ目は重度障害者労働権である。これは仕事
場をつくることと、重度障害者に対して勤労支
援である。三つ目は来年から実行される差別
禁止法が定着されることである。差別される前
に差別を予防することで国民全体と社会全体
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が成熟することが望みである。
重度障害者の出現
1.警察と向き合う
2.福祉府の前に座り込んで
3.バース停留所で移動権
要求
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▣まとめ
• 韓国障害者運動の歴史は長年、軽度障害者中心の運
動であった。80年代後半まで、それなりの運動と評価
はあったが、障害者の問題を社会の問題化し、社会を
変革するところまでは至らなかった。一方、重度障害者
は入所施設が少なかったため、家族の中で生活するし
かなかったが、社会的な支援がほとんどなかったため
家族の負担が多くなる。結局、家族の負担から抜け出
すためにカトリックの宣教師と慈善事業家たちが作った
非営利施設に入る。そこで、恩恵と同情に囲まれ宗教
に依存してしまたのである。2000年代に入りようやく、
重度障害者は自立生活理念の元で自らの声を出すこと
になる。その手段になったのは確かにピアカウンセリン
グであった。当事者主義と当事者主権を知ってし
まった重度障害者の活動は、これから大きな社会の変
化と成長をリーダーすると考えられる。
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▣考察
• 80年代半ば、組織的に社会変革運動を経験
した軽度障害者は90年代後半運動の目的と
主体の不在により運動の停滞期を経験する。
運動の目的と運動のやり形を探していた彼ら
は自立生活理念と出会う。そして、重度障害者
が地域で出る場を作り、彼らに組織的な運動
方式と、組織の作り方と連帯をなどを教え伝え、
新しい世代が運動を続ける背景を作りあげた。
その世代交代が適切だったので、重度障害者
はある程度整なったところで運動をし、短期間
で大きな成果を挙げて来たとも言える。これか
ら、もっと重度障害者運動は続くと予想される。
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