SNOMED-CT とは SNOMED-CTとは • Systematized Nomenclature of Medicine • 米国臨床病理医協会(CAP:The College of American Pathologists)が作成 • 当初は病理の用語集だったが、現在ではもっ とも大きな医療用語集の1つ • 概念数:34万 • http://www.snomed.org/ 30 September 2015 (C) 2003 Kimikazu Kashiwagi. All right reserved. 2 SNOMEDの歴史(1) • 1965年の病理学構造化用語集 (SNOP:Systematized Nomenclature of Pathology) • 1974年 SNOMED • 2000年5月 SNOMED-RT (Reference Terminology) 30 September 2015 (C) 2003 Kimikazu Kashiwagi. All right reserved. 3 SNOMEDの歴史(2) • 2002年1月 イギリスの国民保健サービス (NHS:National Health Service)が作成した Clinical Terms Version 3(ReadCode)を統合 したものがSNOMED-CT (Clinical Terms) • 半年に1回のペースで改訂され、最新版は 2003July版 30 September 2015 (C) 2003 Kimikazu Kashiwagi. All right reserved. 4 SNOMED-CTの翻訳 • SNOMED-CTの日本語版は作成されていな い • スペイン語版は約95%の翻訳が完了し、 2003年4月に最初のバージョンがリリースさ れている。ドイツ語版も同時期にリリース 30 September 2015 (C) 2003 Kimikazu Kashiwagi. All right reserved. 5 SNOMEDのライセンス • SNOMEDは無料で利用できず、年間ライセ ンス契約を結ぶ必要がある。 • 料金は、使用目的によって異なり、詳細は公 開されていない。 • ライセンス契約を結べば、年2回ほど最新版 のCD-ROMが郵送されてくる • 内容はテキストデータと、簡単な検索ツール (CLUE)のみ 30 September 2015 (C) 2003 Kimikazu Kashiwagi. All right reserved. 6 今後のSNOMED-CTのライセンス • 2003年7月 NLM(米国医学図書館)と3240万ドル(38億8800 万円:1$=\120)で5年間のライセンス契約を結び、 SNOMED-CTのCore Content(付属ツールやUS Drug Extensionなどを除いたもの)は、NLMが作成 しているUMLSに含まれることになっている。 • 最初のバージョンは2004年第一四半期に UMLS2004AA版として公開予定 30 September 2015 (C) 2003 Kimikazu Kashiwagi. All right reserved. 7 今後のSNOMED-CTのライセンス • UMLSに含まれたSNOMED-CTは米国内および米国政府 施設では、無料で使用できる • 米国以外の利用については、UMLSの利用ライセンスの Category 3が適用 – Category 3では、研究、製品開発、統計分析目的に限っては無料で 使用できるが、継続的に患者データを作成したり、一般公開されるプ ログラムへの使用、出版、翻訳、第三者への提供、複写などはできな い。 • UMLSの利用ライセンスを取得するには、ホームページ上の 契約書を印刷し、署名して郵送またはFAXで送ればよい。利 用にあたり、30日以内に簡単なレポート提出が義務付けら れている。詳しくは、UMLSのLicense Agreement を参照 30 September 2015 (C) 2003 Kimikazu Kashiwagi. All right reserved. 8
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