アートマネジメントⅡ 講義No6 望月照彦教授 「タウンインキュベーション論」 まちの仕事を創る 第6回 アート・マネージメントⅡ 講義概要 第1章 ベンチャービジネスから タウン(コミュニティ)ビジネスへ 第2章 一人勝ちの社会から、コミュニティの 全員が幸福になる仕事 第3章 “ダウンサイジング”の発想 第4章 事例1 「フリークポケット」 第5章 事例2 「長野平成商人塾」 第6章 事例3 バーミンガム「アストン・サイエンスパーク」 第7章 事例4 パリ「アベニュー・ドメニエル」 第1章 ベンチャービジネスから タウン(コミュニティ)ビジネスへ 1) グローバル志向からコミュニティ志向へ 2) ファーストライフからスローライフへ 3) テクノスキルからライフスキルへ 4) ハイリスク・ハイリターンからローリスク・ローリターンへ 第2章 一人勝ちの社会から、コミュニティの 全員が幸福になる仕事 1) 企業人生からコミュニティ人生へ 2) リタイア人生からリトライアル人生へ 3) 大金持志向から大幸福志向へ 4) 企業組織から個人家族中心へ 第3章 “ダウンサイジング”の発想 1) グローバル調から地域調へ 2) 地産地消の身の丈ライフ 3) エコ・コミュニティ 4) インダストリアルシンビオシス 第4章 富山「フリーク・ポケット」 ―若い姉妹が挑戦した― 1) コンブ屋の2人の娘がある日考えた 2) 空き店舗をインキュベーターにして ヤングマーチャントたちの創房を 3) 商店街組合、行政、市民のサポートで フリークポケット誕生 4) 平成13年までで、50人以上が入居し、 30以上がスピンアウトした 第5章 長野「平成商人塾」 ―産官学のインキュベーション事業― 1) 長野オリンピック(1998年)の開催後、 街の中心はさびれてしまった 2) 商店街と行政は、新たなベンチャー・マーチャント の誕生を希求した 3) ただ学ぶのではなく、起業家としての商人・市民の “商人塾”が設立された 4) 商人塾から4年間で60名が卒業、次々に起業した。 彼らは今、起業家から起街家を目指している。 第6章 バーミンガム「アストン・サイエンス・パーク」 ―インキュベーションシステムの原型― 1)慢性的なイギリス病 2)産業革命の遺伝子 3)産官学民のネットワーク 4)ビジネスリゾートへ 1)慢性的なイギリス病 ① 産業革命以後のイノベーションの欠如 ② 厳然たる階級社会 ③ 技術者の社会的地位の低さ ④ 国外産業への依存 2)産業革命の遺伝子 ① 産業遺産の見直し ② サッチャー政権による産業構造改革 ③ インキュベーション(中小企業育成)への対応 ④ 大学のサイエンスパーク設立 3)産官学民のネットワーク ① バーミンガムでのトライアル ② 市・商工会議所・投資バンク(ロイズ)・大学(アストン) のリンケージ(1983年) ③ 古い建物の再利用 ④ 技術のシーズ開発とテクノマーケティング 4)ビジネスリゾートへ ① ビジネス・プレジャー ② タウン・アメニティ ③ ブリティッシュ・ライフスタイル ④ ビジネス・リゾート 第7章 パリ「アベニュー・ドメニエル」 ―小意気な街と職人のルネサンス― 1) 今、最もパリで人気の高い観光スポットとは 2) 産業遺産と職人の匠の術が結合した 3) ハイテクだけではなく、ローテック、ヒューマンテック が人々の心を魅了する 4) 屋上の遊歩道には吟遊詩人が徘徊する
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