実施要領(PDF:178KB)

平成 26 年度 経営戦略セミナー 実施要領
1 趣 旨
加速度的に変化する市場環境、ビジネス環境に対応しながら震災復興に取り組む事業者が
このような厳しい環境に対して適切に対応することは、地域が将来にわたって永続的に発展
していくために必要不可欠なことである。
このため、経営者にあっては、組織、地域を牽引するために新たな経営感覚、対応能力が
求められることから、より高い価値を創造し、当該地域の産業人材の育成を通じた強固な産
業基盤づくりの一助とするため、下記により経営戦略セミナーを開催するもの。
2 実施内容
(1)タイトル:「ヒット商品の謎解き~気鋭のビジネス書作家がその理由を解き明かす!~」
(2)実 施 日:平成 27 年 2 月 17 日(火)
15:00~17:00
(3)会
場:陸中ビル3階大ホール
(4)講
師:ビジネス書作家 美崎 栄一郎 氏
(5)概
要:元花王株式会社の技術者である講師に商品開発のヒントを講演いただく。
(6)スケジュール
14:00
受付開始
15:00
開会 主催者あいさつ(副局長)
15:05
講演会:平成 26 年度経営戦略セミナー「ヒット商品の謎解き」
16:30
質疑・意見交換
17:00
閉会
3 講師紹介
美崎 栄一郎氏(みさきえいいちろう)
商品開発コンサルタント、ビジネス書作家、講演家。
1971 年、横浜で生まれ大阪で育つ。大阪府立大学大学院工学研究科を卒業後、花王株式
会社で約 15 年勤務ののち、現在は、独立し、商品開発コンサルタント、ビジネス書作
家、講演家として活動中。
花王株式会社時代に手がけた商品は、アタック、ニュービーズ、ワイドハイターなどの
日用品から、化粧品のブランドであるレイシャス、ファインフィットまで幅広く、プロ
ジェクトリーダーとして自社のリソースと他社とのコラボレーションを推進。
初の著書『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』はベストセラーとなり、2010
年ビジネス書大賞で第 1 位に選ばれ、ビジネス書作家としても注目されるようになる。
プライベートの活動でも、社外の社会人向けに勉強会や交流会を多数主催し、NHK をは
じめ多くのテレビや雑誌、本などで紹介されている。
※ 著書一覧については、次頁以降参照のこと。
<参考> 美崎栄一郎氏の著書一覧
今回のセミナーは、下記著書から2と 15 の内容を中心にご講演いただく予定であるこ
と。
※2冊の概要については、別紙参照のこと。
1. 美崎栄一郎の「結果を出す人」 のビジネス手帳 2015(2014/9/2 0)
2. 繟䃵司♧龤‫ךزحؼך‬閯鍑ֹ 元花王の開発者が解き明かす、ヒットの飛ばし
方。(2014/9/17)
3. がんばる人ほど見落としている「気づかい」の極意(2 014/8/29)
4. ゼロから始める手帳活用術(2014/8/22)
5. 枠からはみ出す仕事術(2014/3/28)
6. iPhone 買っちゃった!? けど、使いこなせてないあなたへ(2013/10/15)
7. 美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳 2014(2013/9/30)
8. デジタル文具術 〜「できる人」がコッソリ実践しているビジネスシーンの新
常識!(2013/7/31)
9. 悩めるリーダーの羅針盤(2013/5/27)
10. 本のチカラ(2013/3/12)
11. 仕事はできるのに、机がぐちゃぐちゃで困ってるきみへ(2013/2/23)
12. 超 iPad バカ 2000 種類のアプリをためした男のすごい活用術(2012/12/13)
13. 「結果を出す人」はノートに何を書いているのか実践編(2012/10/13)
14. 美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳 2013(2012/9/18)
15. ،؎‫ر‬،‫כ‬䩝腉‫כד‬欰‫(ְז׸ת‬2012/7/26)
16. ただのノートが 100 万冊売れた理由~話題の文具を連発できるキングジムの
“ヒット脳"(2012/5/31)
17. Facebook バカ 友達を 365 日たのしませる男の活用術(2012/4/27)
18. iPhone バカ 1800 アプリためした男のすごい活用術(2011/11/28)
19. 「結果を出す人」の手帳の秘密(2011/10/ 18)
20. 通勤どこでも仕事術(2011/7/30)
21. 最強の文房具(2011/7/11)
22. [書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる!
(2011/1/28)
23. 残念な努力(2011/1/20)
24. iPad バカ タブレットにとり憑かれた男の究極の活用術(2011/1/19)
25. 仕事ができる人はなぜ「あそ び」を大事にするのか(2010/9/10)
26. 「またやっちゃった・・・」あなたのための こんどこそ!やめる技術(2010/7/23)
27. 成果を生む人が実行している朝 9 時前のルール(2010/5/22)
28. 「結果を出す人」の仕事のすすめ方(2010/3/13)
29. 会社って楽しい?(2010/1/28)
30. 「結果を出す人」はノートに何を書いているのか(2009/9/11)
■美崎栄一郎のヒットの謎解き
~元花王の開発者が解き明かす、ヒットの飛ばし方~
<内容紹介>
「売り上げを 1.5 倍に伸ばしたウルトラマンギンガ」に「世界最小のギネス世界記録を持つラジコン
ヘリ」、
「吸引力の落ちないダイソンの掃除機」から「Google のストリートビュー」まで―。
本書は、ヒットの達人として知られる筆者が多様な分野の 10 商品に着目し、
なぜそれがヒットしたのかを「着想」「事業」「技術」の 3 つの視点で丁寧に解き明かしていく実用書で
す。
1 つひとつがヒットした理由をひも解いていくと、そこにはある「ヒットの法則」が・・・。
メーカーや IT 企業などで新規事業や新商品の開発に携わる人はもちろん、サービス業で新たにビ
ジネスを始めようとしている個人、
ベンチャー企業を興そうとしている起業家などにとっても役に立つヒントが盛り込まれています。
筆者は、花王の技術者時代に「アタック」や「ニュービーズ」などの開発に携わり、現在はビジネス
書作家/商品開発コンサルタントとして活躍する美崎栄一郎氏。
ヒット商品を生み出す方法はヒット商品に学べ!
【主な内容】
[第 1 の謎] 全長 65 ㎜の無線操縦ヘリ「NANO-FALCON」(シー・シー・ピー)
[第 2 の謎] 30 年来シェアトップの電子黒板「COPYBOARD」(プラス)
[第 3 の謎] 売り上げを 1.5 倍にした「ウルトラマンギンガ」関連グッズ(バンダイ)
[第 4 の謎] 男性も買い求めたエステグッズ「目もとエステ」(パナソニック)
[第 5 の謎] 吸引力の落ちないスティック型掃除機「DC62」(英 Dyson 社)
[第 6 の謎] 食玩としてもメガヒット、東京駅舎の 3D ショー(ネイキッド、バンダイ)
[第 7 の謎] 電車や駅の壁をドル箱に変えたデジタルサイネージ(ジェイアール東日本企画)
[第 8 の謎] “富士登山"もできる「Google ストリートビュー」(米 Google 社)
[第 9 の謎] 故障を逆手に新事業開拓、超小型人工衛星「WNISAT-1」(ウェザーニューズ、アクセ
ルスペース)
[第 10 の謎] 萌えキャラが減量を応援! 家庭用体組成計「innerScan DUAL」(タニタ)
■アイデアは才能では生まれない
<内容紹介>
「アイデアは才能では生まれない」──この本に名を連ねる有名企業のプロジェクトリーダーが、口
をそろえるセリフでした。世間からは創造的な仕事をしていると思われているプロジェクトのリーダーは、
自らの才能を否定しています。
アイデアを出すことは、才能によるものではなく、発想のコツやちょっとした訓練が大事なのです。
この本は、会社で商品づくりや新事業を企画したプロジェクトリーダーの話をもとに構成しており、広告
や CM をつくったり、宣伝文句を考えたりするクリエイターの書いたアイデア本ではないことです。
カルビー、サントリー、セガ、花王、ワコール、松井証券、クリナップ、デジタルフォレストという企業の
中で、商品を改良したり、開発したり、デザインしたり、新事業を立ち上げたりという仕事で実践してき
た人たちのアイデアの出し方に注目しています。 結論を先に言えば、ゲームも化粧品も飲料もお菓
子もネット系サービスも同じような思考で考えていたということです。 この事実は、私にとって驚きだ
ったと同時に希望がもてました。
「才能ではなく、手法を学んで、身につけていれば、どの業界でもアイデアを出すことができるん
だ! 」と。
化粧品メーカー、ゲーム会社、厨房機器メーカー、飲料メーカー、IT ベンチャーなど、さまざまな
職種において、クリエイティブでユニークな商品やサービスをつくっている人の、新しいモノを創造し、
開発するプロセスは共通しており、才能ではなく、手法をわかっていれば成果は生まれるということを、
この本で紹介したいと思います。
【主な内容】
第 1 章 最終目標から逆算する-ファンデーション「ソフィーナ・ファインヒット」の発想
第 2 章 経験と知識で「結び目」を見つける-「じゃがりこ」の発想
第 3 章 さまざまなタイプのチーム構成でアイデアを生む-ゲームづくりの発想
第 4 章 方法論を現場で実践する-「夜間先物取引」の発想
第 5 章 アイデアをつなげてストーリーをつくる-「サントリー烏龍茶」の発想
第 6 章 問題解決への意識が「ひらめき」のベースをつくる-インナーウェアの発想
第 7 章 常識を壊し、全部逆で考える-新事業立ち上げの発想
第 8 章 情報をつなぎ合わせて“創造的瞬間”を導く-システムキッチン「クリンレディ」の発想
第 9 章 アイデアは才能では生まれない