クラウド OS 最新動向 ~ Windows Server 2012 R2と System Center 2012 R2が向かう先 ~ 日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 高添 修 最近よく見かけるパターン 圧倒的な自動化 (クラウド)が 先にいた 仮想化を やってきて 最新技術を 極めたつもりが そんなクラウドは留まることを知りません 200 を超え る サービス Azure Storage オブジェクト数 8.5 兆以上 既存の製品 (ビジネス) サーバー RDB 情報基盤 RTC メール ・・・ 10 億以上の利用者 マイクロソフト自身がクラウド運用を経験中 自社の経験や知見を製品へと組み込み (パブリッククラウド) Cloud OS 利用者にとっての 一貫性の確立 (自社運用) プロダクトを超えた 大きな取組み (ホステッドサービス) さて、みなさんはどうしますか ? 気にせず仮想化 ベンダー依存 進化という重さと 戦うことに集中 成り行き任せで 自分で判断せず クラウドベンダーが 提供する技術の 優先順位を上げる これまでの仮想化への投資を否定する必要はありません。要はこれからどうするかです。 主要新機能のご紹介 仮想化 クラウドのために進化を始めた Hyper-V ビルトインで Software Defined Networking 機能を提供 ネットワーク ストレージ クラウド モバイル ストレージとしての Windows Server の確立 自社内に作る本格派クラウド Windows Azure Pack VDI / BYOD / リモートワークへの対応 クラウドのために進化をしている Hyper-V ・ストレージアクセスの IO 制御 ・ライブ マイグレーションの機能強化 ・ライブ クローニング & VHDXリサイズ 共有 VHDX を使ったゲストクラスタ ・拡張セッションモード コンソール レガシーアーキテクチャーからの脱却 ・ダイナミックメモリ ・オンラインバックアップ (VSS対応) ・オンライン リサイズ ・kdump / kexec サポート ・複製タイミング:30秒/5分/15分 ・3 拠点でのレプリケーション ネットワーク機器の入れ替えや マルチキャストやジャンボフレームの 設定を伴う SDN とは一線を画す サービスのための Windows Server 2012 R2 クラウドネットワーク インターネット ブルー社 サイト 1 BGP ブルー社 サイト 2 レッド社 サイト 1 グリーン社 サイト 1 NVGRE ゲートウェイ クラウド データセンター (1677 万以上の仮想ネットワーク構築可能) NVGRE:Network Virtualization using Generic Routing Encapsulation クラウドから学ぶ新しいアーキテクチャー Hyper-V SQL Server クライアント ファイルベース ストレージ サービス NIC NIC File DHCP Server DC/DNS Management Client Client NIC NIC R-NIC VM VM VM Virtual Machine NIC Switch 1 vNIC クライアント Switch 3 Client Client NIC クライアント 【要点】 Switch 2 NIC Teaming NIC R-NIC vDisk vSwitch NIC Router SMB サーバー1 Switch 5 Hyper-V Hyper-V Hyper-V Hyper-V Switch 4 ワークロード (処理) R-NIC SAS HBA NIC File File Share Share NIC SMB 3.0 Client SAS HBA Switch 6 SMB 3.0 Server Space Space Storage Spaces SAS HBA R-NIC 低 依存度 SAS Module SAS Module SMB サーバー2 SAS HBA Disk Disk Disk Disk SAS JBOD SAS Module SAS Module R-NIC R-NIC 物理ストレージ SAS Module SAS Module Disk Disk Disk Disk SAS JBOD Disk Disk Disk SAS JBOD データ処理と保護 Disk ストレージとしての Windows Server の進化 ストレージプール SSD 読み取りの高速化 記憶域プール 書き込みの高速化 ホット データ チャンクキャッシュ ライトバックキャッシュ 階層化ストレージ オンライン重複除去 (VDI) ファイルベースストレージと SMB 通信 低遅延の超高速ネットワーク (40/56GbE) Hyper-V Hyper-V ・・・ Hyper-V User \\サーバー名\共有名 (ファイルベース ストレージ) Kernel SMB Client スケールアウト ファイルサーバー • 8 ノードまで拡張可能 • 自動負荷分散機能 • ディスク選択の自由 • JBOD (Shared DAS) • FC SAN NAS ストレージ 推奨する条件 • SMB 3.0 対応 • スケールアウト可 • 高速ネットワーク • 10 GbE • RDMA ベース Network w/ RDMA support SMB Server Network w/ RDMA support NTFS SCSI RDMAに対応したネットワークが必要 RDMA:Remote Direct Memory Access Three types: iWARP, RoCE and InfiniBand クラスター環境を容易に手に入れる方法 (Cluster in a BOX) 1 つの例として写真をお借りしました。 • サーバー • コントローラー • ディスクボックス (JBOD) System Center 2012 R2 インフラストラクチャの プロビジョニング (自動展開) プロセス自動化と セルフ サービス インフラストラクチャの オペレーション (統合管理) アプリケーション パフォーマンス監視 IT サービス管理 (ITIL /w CMDB) ※ ストレージとしての Windows Server 管理、Software Defined Network のコントローラー役もこな す System Center 2012 R2 コンポーネント一覧 Windows Intune Data Protection Manager Windows Azure Backup Configuration Manager Service Manager Endpoint Protection エンドポイント セキュリティ Windows Azure Hyper-V Recovery Manager App Controller 連携する サービス Operations Manager Virtual Machine Manager Global Service Monitor Windows Azure Advisor Orchestrator ハイブリッドクラウド用 仮想マシンとアプリ展開 (おさらい) 運用を意識したクラウド基盤 運用の徹底した標準化と可視化 (ITIL) セルフサービス (カタログ) リクエスト管理 (ID 発行) レポート CMDB メール送信 ログ 書込み サービス化 の推進 業務 App の管理 クラウド の管理 AD の 自動処理 仮想マシン 自動作成 オーケストレーション オートメーション 自動化の推進 クラウド管理用 API と Windows Azure Pack System Center 同梱 仮想マシン クラウド管理者 UI SCVMM による ネットワーク (SDN 連携) クラウドとテナント管理 クラウド利用者 UI Windows Azure Pack (ダウンロード) 注目のマイクロソフト VDI Windows Server 2012 R2 • セッション シャドーイング • オンライン重複除去 • クイック再接続 • 更なる低帯域通信 • 動的なディスプレイハンドリング • RemoteFX DirectX 11.1 サポート RD セッション ホスト(RDS) RD 仮想化 ホスト(VDI) Hyper-V 仮想デスクトップ ターミナルサーバ―系 動的な環境構築 プロファイル の管理 WAN 対応 RDP BYOD 時代のリソースアクセス制御 AD 参加せず ワークプレース参加 ドメイン参加 Active Directory 制御は不可 アクセスも不可 ワークプレース (社内) 参加 2要素 認証 Device Registration Service ワークフォルダー : ファイル同期ソリューション SkyDrive (パブリック クラウド) Devices 利用者 Apps & Data Windows 8.1 SkyDrive Pro (Office 365 : SharePoint) ワークフォルダー (R2 ファイルサーバー) ワークフォルダー (Sync Shares) ハイブリッドなデバイス管理の実現 アプリケーションポータルも 提供可能 System Center Configuration Manager 2012 R2 1 つの管理者 コンソール 各種デバイス “仮想化がゴール“ からの卒業 すべては ビジネスのために 仮想化の枠から 抜け出す必要あり Windows Server 2012 R2 と System Center 2012 R2 は ・システム全体を効率化するための投資 ・最新デバイスへのサービスと管理基盤も提供 ・分単位で課金されるクラウドとのシームレスな連携を実現 是非ご活用ください! © 2013 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
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