最新サーバー OS Windows Server "8" とデータセンター 日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 高添 修 http://blogs.technet.com/b/osamut ご注意 本資料は、現在開発中の製品を取り扱っています。 仕様および機能は変更される可能性があります。 今後の情報収集のヒントとしてご利用ください。 2 クラウドから学んだマイクロソフト パブリック クラウド プライベート クラウド 両クラウドのためにプラットフォームを作れる会社として 機敏性 3 伸縮性 (柔軟性) 経済性 3 徹底的な改良/改善 (役割の違い) Windows Server 2008 R2 Windows Server “8” ※ “お客様の声” と “クラウド” から学んだ「あるべき姿」を求め、徹底的な改良/改善 4 Windows Server “8” ベースの進化 ストレージ (誰でも利用可) 高機能な仮想化 クラウド基盤 5 ワークスタイル 変革 Windows Server “8” セッション アジェンダ はじめに・・・ スペックと管理 ストレージ系 ネットワーク系 使える機能はもっとある まとめ 最後に・・・ これからについて 6 これが Windows Server “8” • 64 物理ソケット • 640 論理CPU • 4 TB メモリ 8 容易なサーバー管理 マルチ サーバー管理 新サーバー マネージャー PowerShell Cmdlet (230 → 2330+) GUI インストール ⇔ Server Core クラウドへのサーバー バックアップ 他にも PowerShell ワーフクロー サポート ストレージ管理機能 Odata & Rest API 9 Hyper-V のスペック Windows 2008 R2 Windows Server “8” 64 160 アクティブ な VM の最大値 384 1024 仮想マシンの 最大プロセッサ数 4 32 ホスト毎の仮想 プロセッサ最大値 512 1024 仮想マシンの 最大メモリ量 64GB 1TB ホストの 最大メモリ量 1TB 2TB カテゴリ 論理プロセッサ の最大値 10 仮想マシンの NUMA 対応 11 Hyper-V ゲストの拡張性 • 1.9x scaling from 8VPs to 16VPs • 1.7x scaling from 16VPs to 32VPs スループット • Hardware: 80LPs, 4 NUMA nodes, 10Gigabit NIC, 256GBs RAM • Workload: SQL OLTP 8VPs 16VPs 32VPs 高いほど 早い 12 仮想化全体のスケーラビリティ ~ プライベート クラウドを 1 つのクラスタ上で ~ 4,000 仮想マシンをサポート ・・・・ ・・・・・・・・ 64 ノードまで拡張可能 管理環境も進化 13 クラスタ対応更新機能 (CAU) 14 New Dynamic Memory 起動に必要なメモリが 不足しないために Dynamic Memory 設定 15 15 メモリ容量に合わせた最適化を 起動時のみに行わないように! ハイエンドなストレージは徹底活用 ~ データ処理のオフロード化 (ODX) ~ ファイル コピー操作 ファイル コピー指示 トークン Offload Read 実際の 処理 17 Offload Write with Token Token ディスク 実際のデータ処理 External Storage Array Receive Result ディスク ゲスト ファイバー チャネル 仮想マシンに最大 4 つの 仮想 HBA をアサイン可能 ホスト側の NPIV 活用 MPIO / DSM サポート NPIV port(s) 18 ストレージとしての Windows Server “8” 2TB 2TB 50TB Doc 用 CIFS NFS 30TB iSCSI 用 iSCSI 100TB CIFS Local 3TB 3TB 3TB 2TB アーカイブ 新ファイルシステム ReFS (Resilient File System) 記憶域 プール 19 仮想 ストレージ ストレージ サービス 仮想ストレージとコントローラー ※ 余談 Azure VM は 3 階層で ライフサイクル管理 20 20 • • • VHD VHDX ブートOS VHD VHDX データ系 ホットプラグ対応 ReFS でフォーマット ODX (オフロード) 対応 仮想マシンの配置とディスクの種類 ファイル サーバー 仮想マシン 種類 容量可変 仮想ディスク 容量固定 イメージ 差分 物理ハードディスク ローカル& クラスター ストレージ 21 21 仮想ディスク イメージ ・VHD (最大 2TB) ・VHDX (最大 64TB) Hyper-V データベースも 仮想化 ? VHDX フォーマット Hyper-V の新しい標準フォーマット ※ VHD 2TB 4kb セクタ & トリム サポート カスタム メタデータ 管理 仮想ディスクの 大容量化 ディスク I/O の 高速化 ユーザー固有の データを保持 64 テラバイト サポート オペレーティング システムのバージョン、適用された修正プログラムなど、 ユーザーが記録する必要のあるファイルに関するカスタム メタデータを格納 22 ライブ ストレージ マイグレーション 仮想マシンは稼働したままで ファイル群の移行が可能 Hyper-V ODX (オフロード処理) 可能 • • 仮想 マシン 同時移行数の設定 ネットワークの選択 仮想マシンの 置き場所の柔軟性 ストレージ運用と の容易な整合性 23 元のディスク 移行先ディスク サーバーアプリケーションのための リモートファイルサーバー • 高いスキル不要 • 高いコスト不要 • 高可用性 24 SMB 2.2 で サポート SMB2 パフォーマンス DAS の 97 % 程度のパフォーマンスを実現可能 マルチチャンネル NIC チーミング TCP オフロード DCTCP 100% 90% 80% SMB 70% Percentile 要 ネットワーク設計 From 25% to 97% of DAS performance 60% 50% SMB+ 40% DAS 30% + RDMA 20% 10% 0% 0 1000 2000 3000 4000 5000 SQL Transactions/s (TPC/C) 25 6000 7000 SMB2 Direct (SMB2 over RDMA) RDMA = “Remote Direct Memory Access” サーバーの CPU に負荷をかけずに 高速な I/O 処理 SMB 2.2 Client SMB 2.2 Server Application 高いスループットと低い遅延 専用のハードウェアが必要 RDMA-capable network interface (R-NIC) ファイルサーバーや CSV v2 にも対応 (CSV=Clustered Shared Volumes) SMB2 マルチ チャンネルで 負荷分散や高可用性を実現 User Kernel SMB 2.2 Client Network w/ RDMA support R-NIC SMB 2.2 Server Network w/ RDMA support NTFS SCSI R-NIC Dis k 26 VSS for “Windows Server 8” ファイルシェア (ボリューム シャドウ コピー サービス) Backup Server SMB 2.2 対応 アプリケーション シャドーコピー サービスが リモートファイル シェアを認識 G Backup A File Share Shadow Copy Agent Backup Agent B 27 E Request Shadow Copy Coordinate Shadow Copy D Relay Shado w Copy request Volume Shadow Copy Service Create Shadow Copy 現在 CTP 版提供中 System Center 2012 Data Protection Manager SP1 Read from Shadow Copy Share C File Share Shadow Copy Provider Application Server Volume Shadow Copy Service Create F Shadow Copy VSS Providers \\fs\foo \\fs\foo @t1 Data Shadow volume Copy File Server (参考) 機能の要約 QoS Network Virt (GRE, AR) Extensible SW (Hyper-V) D-VMQ RSC,RSS 29 MS Research 管理性の追求 ServerSwitch 柔軟な通信管理 (Software Defined) (non Hyper-V) 帯域制御 PVLAN ネットワーク スタック (ソフトウェア) IPSec Off-load SR-IOV RDMA WS “8” DCTCP オフロード処理 (ハードウェア) パフォーマンスの追求 DCN BCube NIC チーミング 複数のネットワークカード (NIC) を OS でチーミング 負荷分散、可用性も 親パーティションでもゲスト OS でも可能 仮想 NIC NIC チーミング ゲスト 仮想 NIC 1 仮想スイッチ NIC チーミング 物理 NIC 1 親パーティション 30 物理 NIC 2 仮想 NIC 2 ゲスト 仮想スイッチ 1 仮想スイッチ 2 物理 NIC 1 物理 NIC 2 親パーティション Hyper-V 環境での QoS 管理 OS VM 1 VM n 仮想マシンの帯域を 動的に制御 Live Migration Management iSCSI or RDMA Hyper-V 仮想スイッチ NIC チーミング 物理 NIC Windows Server “8” の Datacenter Bridging で QoS が可能に 31 31 物理 NIC NIC 仮想マシンの通信高速化 Single Root I/O Virtualization (SR-IOV) サポート ホスト 管理 OS Hyper-V Switch Routing VLAN Filtering Data Copy ホスト 仮想 マシン 仮想 NIC VMBus 物理 NIC 32 32 Network I/O path without SRIOV 管理 OS Hyper-V Switch 仮想 マシン Virtual Function Routing VLAN Filtering Data Copy SR-IOV 対応 物理 NIC Network I/O path with SRIOV ネットワークの仮想化 ~マルチテナント これまで ネットワーク の仮想化 Blue VM Red VM Blue 社 10.1.1.1 192.168.1.11 10.1.1.2 192.168.2.13 Red 社 10.1.1.1 192.168.1.10 10.1.1.2 192.168.2.12 Blue ネットワーク Red ネットワーク 物理 サーバー • タグ VLAN で制御 これから • タグ VLAN • プライベート VLAN データセンター ネットワーク 33 (1) Generic Routing Encapsulation 192.168.2.22 192.168.5.55 192.168.2.22 192.168.5.55 192.168.2.22 192.168.5.55 1:N 10.1.1.11 34 10.1.1.11 10.1.1.12 10.1.1.12 (2) Address Rewrite Each VM IP (CA) is mapped to a unique Provider Address (PA) Regular TCP/IP packets on the wire 192.168.2.22 192.168.5.55 192.168.2.23 192.168.5.56 192.168.2.22 10.1.1.11 35 192.168.2.23 10.1.1.11 192.168.5.55 192.168.5.56 10.1.1.12 10.1.1.12 Hyper-V 拡張スイッチ 仮想 マシン VM NIC 管理 OS ホスト NIC 仮想 マシン ※ WFP = Windows Filter Platform Windows Firewall & Anti-Malware VM NIC (出) トラフィック キャプチャ/モニタ 拡張 フィルタリング 拡張 WFP 拡張 フォワーディング 拡張 物理 NIC 36 (入) トラフィック 仮想 スイッチ • 3 rd パーティ ベンダーが 自由に拡張 • フォワーディングの例 – Cisco Nexus 1000V Switch – OpenFlow ネットワークの仮想化は ネットワークにお任せ Nexus 1000V によるスイッチ拡張 仮想マシン 仮想マシン 仮想マシン Cisco Nexus 1000V 仮想スイッチ 仮想スイッチ 仮想スイッチ Hyper-V (物理SV) Hyper-V (物理SV) Hyper-V (物理SV) NIC NIC NIC Cisco Network 37 37 使える機能はもっとある Hyper-V レプリカ ディザスタ リカバリ シナリオを容易に実現 ※ Hyper-V 2 台で実現 仮想マシンは スタンバイ 仮想マシン 稼働 違う H/W も OK 事前のコピーも OK タイミングの制御 自動で複製 履歴 (スナップショット) で柔軟な復元 フェールオーバー用 IP アドレス管理 39 クラスタ環境 要らずの ライブ マイグレーション 仮想化運用のメリットである柔軟性を 多くの利用者に活用してもらえるように 40 Hyper-V リソース メータリング • • 容易なリソース利用状況の把握 (PowerShell) マイグレーション環境でも可能 Network • Incoming & Outgoing Traffic per IP Address Range Storage • High Water-Mark Disk Allocation Memory • Low & High Water-Mark Memory Utilization • Average Memory Utilization CPU • Average CPU Utilization ※ 仮想マシンのポート ミラーリングも可能 41 IPAM (IPアドレス管理) 企業ネットワークで使用される IP アドレス空間を管理 • • • • 42 IP アドレス インフラストラクチャの自動的な検出 カスタム IP アドレス空間の表示、レポート、および管理 サーバー構成の変更の監査と、IP アドレスの使用率の追跡 DHCP サービスおよび DNS サービスの監視と管理 最大 6,000 の DHCP スコープ、最大 40,000 の静的および動的 IP アドレス範 囲、 その他 新しい インポート テクノロジー 約 40 種類のパターンを分析してインポートを実行 エクスポート作業が不要に スナップショット削除時 リアルタイムマージ モビリティ ワイヤレス NIC サポート クライアント Hyper-V Windows & Configuration Windows to Go Compatible USB Drive Applications 43 Active Directory の仮想化対応 仮想マシンの Generation ID サポート 仮想ドメイン コントローラーの "複製“ Test Lab Guide: Demonstrate Virtualized Domain Controller (VDC) in Windows Server "8" Beta http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=29027 「Windows Sysinternals 徹底解説」もよろしくお願いします。 44 高パフォーマンスな相互運用性 NanoWBEM : Written by MSFT on Linux NanoWBEM vs. OpenPegasus OpenPegasus NanoWBEM Factor 45 Requests per sec. (binary protocol) 260 20,000 76x Image object size 8,000 KB 150 KB 53x Trivial provider size 30 KB 3 KB 10x Virtual memory size 54 MB 1.5 MB 36x Resident set size 8,500 KB 500 KB 17x MS VDI も大幅に進化 • Metro Style サポート • マルチタッチ、USB • 複数 仮想マシンの自動展開 • RemoteFX over WAN サポート • ユーザープロファイル VHD • Active-Active ブローカークラスタ 47 System Center 2012 も対応予定 http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=29099 System Center 2012 SP1 2012年4月12日現在 ー CTP 版を提供中 System Center 2012 VMM System Center 2012 DPM 48 とにかくサーバーが面白い Windows Server “8” は あらゆる規模の さまざまな利用シナリオで 多くのエンジニアと利用者を 幸せにする可能性を秘めています。 ※ 是非検証をお願いします 49 今期中の活動について ~ あくまでも予定ですが ~ 5/19 :Tech Fielders の集い 大阪 5/23 :Tech Fielders セミナー 5/26 :Tech Fielders の集い 東京 5末 :System Center と WS “8” イベント 6/9 :全国のコミュニティで勉強会を一斉開催 (テーマ SC2012) (仮テーマ Network Virtualization) (テーマ SC2012) (結構 大きめ) (福岡 WS “8” - 東京 System Center User Group Japan の SC 祭り) 51 6/13 :Tech Fielders セミナー 6末 :MVP さんによるディープセミナー (New VDI ?) (WS “8”) そろそろ本気で Hyper-V Windows Server “8” ラウンチに向け SIer 様のコミッティを企画中 企業名の露出要 半年限定 各社テーマを持っていただく (発表もしくはドキュメント化) • MS 主催の勉強会開催と懇親会 • MS 製品担当とのコミュニケーションの場 • 不具合や要望などフィードバック受付 • • • 52 © 2012 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
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