大学入門講座1 大学の授業はどんな? ノートのとり方 ●スタイル:講義形式、ゼミ形式(演習形式)、 実験・実習形式 ●教員によりスタイルがかなり異なる ●学生の学び方・ノートのとり方にも工夫が 必要 はじめに 授業のスタイルは教員によっていろいろ: 工夫をしよう。 高校とはかなり違う:板書をノートするだけ では不十分。 考える材料として。 「本当かな」と思って授業を聞く→質問でき る、する。 教員と学生がともに作る授業 授業のいろいろ 講義(教科書あり) 講義(プリント・補助教材あり) 講義(教科書・プリントなし) ゼミ形式(演習形式) 実験・実習 いろいろな授業にどう対応するか 講義(教科書あり) 予習してくることが前提 授業の内容は教科書にほとんどかかれて いる 授業の中心は、主題の流れと理解しにく いところ ノートには重点を詳しく書く 重要なことは、自分で予習すること 講義(プリント・補助教材あり) プリントは、講義・授業の要旨・重点 講義で必要な重要な図表、資料など 講義は教員の話と板書 話を良く聞き、ノートをとることが必要 講義(教科書・プリントなし) 講義と板書がたより 講義の流れをつかむ 理解しながら 板書が整理されているのか (いないこともある→教員の考え方による) 要点、重要語などのみかなどチェックする 教員の講義スタイルに応じたノートの取り方 を工夫する ゼミ形式(演習形式) 学生自身が、課題について予習をして内容 を発表する。学生自身の討論が中心 教員は、重要な点の指摘、内容の補足、展 開の方向の指示 討論をしながら、要点をノートして、議論の 展開を再現できることが求められる。 それに自分の考えを加える。 実験・実習 実験・実習の内容は、実験・実習の指導書(マ ニュアル)に書かれている基本的な実験・実習 手法の習得 指導書に、目的や原理についての説明があり、 実際に行う手順が示される。 手順には意味が ある。 必ず、予習が必要 原理的なことと何をするの かまとめて理解しておく。 レポート(報告)を書く。→レポートの書き方 実験・実習ノート やっていること、その結果を細大漏らさず ノートする。 …をした。…となった。… 結果がグラフにできるものは、1点1点測定 毎にグラフにする。 5mm方眼のノート推 奨する 結果をまとめながら、実験する。 レポート作成の元となる。 役立つノートを作る ノートを取る目的 ノートを読み返すとき(試験やレポートの準備のとき) 自分オリジナルなノート >社会に出て使える方法 他人のノートは役に立たない 読んで内容を思い出し、説明ができるか。 レポートの課題、試験問題:「・・・を説明せよ」というテーマ が出題されることが多い。 説明できることが「分かった」、「理解した」ということ。 ノートの利用 時間がないときに、ノートに書いたことを調 べるため ルーズリーフを使う例:表に「授業中の板書 など」、裏には「表題(キーワード)」と「要 約」「要点」を、復習しながらまとめる 大学ノートの見開きを使う例:左右のページ を上のように利用する 社会に出てもノート、メモは必須 まとめ(大切なこと) 自分の方法を編み出す(他の人の方法を参考 にして) 聞きとりながら、正確に理解してまとめること 社会で求められることの訓練・練習としてのノー トの取り方:後から読んでまとめをつくれるように それを資料に、重要点、問題点などを考えること
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