スライド 1 - 北海道大学工学部

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分析化学
担当:佐藤 久(A5-14)
分析化学を学ぶ目的
分析化学の目的:
これにより
分析化学は環境工学だけでなく全ての学問の基礎
(医学、農学(作物、食物)、獣医学、工学(製造)、薬学、物理学、犯罪捜査、・・・。)
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分析化学とノーベル賞
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2012年 山中伸弥 iPS細胞(佐野)
2010年 鈴木章 有機合成(佐藤)
2008年 下村修 GFP(岡部)
2002年 田中耕一 質量分析法(船水、深澤、松藤、白崎、佐藤)
1993年 マリス PCR(岡部、佐野、石井、松下)
1991年 エルンスト 高分解能NMR(木村、佐藤)
1985年 ハウプトマン、カール 物質の結晶構造を直接決定する方法の確立
1982年 クルーグ 結晶学的電子分光法の開発と核酸・蛋白質複合体の立
体構造の解明
1952年 マーティン、シンジ 分配クロマトグラフィーの発見
1948年 ティセリウス 電気泳動の発見
1936年 デバイ X線、電子線回折
MALDI法
(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)
(Matrix Assisted Laser Desorption/Ionization)
タンパク質を壊さないでイオン化→→→質量分析可能→→→病気の診断、薬の開発
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重金属の染色(佐藤)
None
Mg2+
Na+
Ca2+
K+
Mn2+
Cr3+
Fe2+
Fe3+
Zn2+
Hg2+
Cu2+
Cd2+
Pb2+
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GFP(Green Fluorescent Protein:
緑色蛍光タンパク質
オワンクラゲ がもつタンパク質。
下村脩によって発見された。
下村はこの発見で、2008年にノーベル化学賞を受賞
した。
癌細胞の増殖の様子や,転移の様子,アルツ
ハイマー病で神経細胞が死んで行く様子など
が観察でき,病気そのものの理解に役立つだ
けでなく,癌の手術時に転移のあるリンパ節だ
けを見分けて切除するなど,治療への効果も
期待されます。
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病原菌を瞬時に検出(佐藤)
酵素標識
二次抗体
抗原(病原菌)
固定化された
抗体
7
8
病原菌を瞬時に検出(佐藤)
O157センサの信号
ディップ先端波長 (nm)
683
108
683
681
675
679
0
105
1010
O157濃度 (cells/mL)
107
106
105 cells/mL
677
675
0
20
40
Time (min.)
60
80
分析化学を学ぶ目的
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なぜこの授業をやるのか分かったでしょう?
分析化学は
水質汚染、大気汚染、土壌汚染、地震、津波、放射性物質、全ての土木環
境問題解決の第一歩は分析。
2年後期の授業は移行前のイメージしていた内容と違っていたのではないか
?でも、このような基礎的な勉強なしには環境問題解決は出来ない。
社会に貢献するために、正しい知識を持った環境工学者になること。
皆さんが思っている以上に、北大・衛生環境への企業からの期待は大きい。