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進化する香川大学
-地域の知の総合拠点-
2009年6月29日
一井 眞比古
KAGAWA UNIVERSITY
大学:「知」の創造と伝承
大学の使命
教育,研究,社会貢献
←教育基本法
国立大学の機能・役割
①
②
③
④
⑤
高度な専門的人材育成と学術研究
学問の継承
医師,教員等の計画的な人材養成
高等教育の機会均等
教育研究成果の活用による社会貢献
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香川大学憲章
2007年3月制定
香川大学が拠って立つべき理念と目標を憲章として制定
香川大学の理念
世界水準の教育研究活動により創造的で人間性豊かな専門職業人・研究
者を養成し,地域社会をリードするとともに共生社会の実現に貢献する.
教育の目標
豊かな人間性と倫理性を備えた人材の養成
幅広い基礎力と高度な専門性を備えた人材の養成
国際的に活動できる人材の養成
研究の目標
世界水準の研究
地域の発展に貢献する研究
社会貢献の目標
地域における教育文化の拠点
地域医療水準向上の中核機関
地域活性化の中核的拠点
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香川大学将来構想
2007年3月承認
香川大学憲章を実現するための中長期ビジョン
学生中心の大学づくり
社会のニーズに対応する人材の育成
→ 教育組織と教員組織の分離
新学際領域の開設と大学院の整備・拡充 等
研究拠点としての大学づくり
創造的研究の推進と重点研究拠点の構築
人文社会系大学院の充実 等
地域に根ざした大学づくり
地域社会の文化・医療への貢献
国際化の推進 等
活力ある大学づくり
柔軟で機動的な組織編成の実現 等
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将来計画の具体化
将来計画検討委員会を設置し,将来計画の具体化を2007年4月から開始
☆ 「柔軟な教育研究組織の整備について(案)」を学内に公表(2007年10月)
☆ 「将来計画(中間まとめ)」を学内に公表(2008年5月)
☆ 「香川大学の新たな教育研究体制(案)」を学内に公表(2008年9月)
☆ 「新しい教育研究組織の整備」について文科省と協議(2008年10月)
☆ 学部開設準備室及び大学院編成検討委員会の設置(2008年10月)
☆ 「香川大学の教育改革の基本方針について」を学内で承認(2009年2月)
☆ 「香川大学の教育改革の基本方針について」及び「香川大学教養学部の
設置について」について文科省と協議( 2009年4月)
☆ 「香川大学の教育改革について」の学内説明会 (2009年5-6月)
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教育改革の必要性(1)
1 大学を取り巻く社会状況
・ 少子高齢化社会:18歳人口の半減,社会人教育
・ 大学のユニバーサル化:進学率50%
・ 学問の細分化・複雑化:教育プログラムの再検討
・ 社会の人材ニーズの多様化:幅広い視野と応用力
・ 高等教育のグローバル化:受験生の海外流出
・ 急速に変化する社会への対応:柔軟な教育組織
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教育改革の必要性(2)
2 政府の施策・答申
・ 我が国の高等教育の将来像(05年1月) :大学の機能別分化
①世界的研究・教育拠点 ②高度専門職業人の養成 ③幅広い職業人の養成 ④総合的教養教育
⑤特定専門分野(芸術,体育等)の教育・研究 ⑥地域の生涯学習機会の拠点 ⑦社会貢献機能(地
域貢献,産学官連携,国際交流等)
・ 新時代の大学院教育( 05年9月):大学院教育の実質化と国際的通用性
・ 教育振興基本計画(08年7月):教育の質保証(学士力),国際化,大学院強化
・ 学士課程教育の構築に向けて(08年12月):学位授与方針の明確化
・ 国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点(09年6月)
①大学院博士課程の見直し ②法科大学院の見直し ③教員養成系学部の見直し
④その他の学部・研究科の見直し 等
・ 運営費交付金の縮減
①国立大学法人全体5年間に720億円(△5.8%) ②香川大学では5年間に10億円の減
③次期中期目標・中期計画期間においても同様の縮減計画案
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教育研究のさらなる高度化・個性化へ
教育
・ 将来計画(3基本方針)の推進
・ 活力あふれる学生の養成
・ 国際化教育の推進
研究
・ 将来計画(3基本方針)の推進
・ グループ研究の推進
・ 教育研究支援体制の整備
支援体制
・ 事務系職員の資質向上
情報の共有化と活発な議論
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香川大学がめざす方向
☆
四国における教育研究の中心拠点
☆
特色ある研究による世界最高水準
の教育研究拠点の構築
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生き残るのは強いものとは限らないし,賢いもの
とも限らない.変化するものだけが生き残る .
チャールズ・ダーウィン
“It is not the strongest of the species that survives,
not the most intelligent, but the one most
responsive to change.”
Charles Darwin
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