研究タイトル: 情報ネットワークを活用した 災害時避難誘導システムの開発

研究タイトル:
氏名:
香川
職名:
教授
情報ネットワークを活用した
災害時避難誘導システムの開発
律/KAGAWA Ritsu
E-mail:
[email protected]
学位:
工学修士
所属学会・協会:
精密工学会,日本機械学会
キーワード:
知能処理,組み込みシステム,歯車,精度測定
技術相談
提供可能技術:
・知能処理システムの開発
・ネットワーク対応組み込みシステムの開発
・歯車の精度測定と動力伝達特性の解析
研究内容:
「情報ネットワークを活用した災害時避難誘導システムの開発」
国際共同研究相手先:タイ王国パトムワン工科大学,ハジャイ工科短大
協力:㈱日本マイクロシステム,㈱アクアキューブ,ロジックテクノロジ
自然災害の発生を未然に防ぐことは不可能で,地震や火災による人的被害を減らすため,災害時の円滑な避難
誘導が重要となる。この研究では,被害状況の確認や避難経路の提示に情報ネットワークを活用し,ニューラル・ネッ
トワーク(NN),遺伝的アルゴリズム(GA),ダイクストラ法を最短経路探索エンジンに採用して,ホスト-クライアント間
の情報通信による避難誘導システムの開発を進めている。
「多素子測定子による歯車精度測定に関する研究」
産学共同研究 協力:ロジックテクノロジ
歯車の精度の表現は複雑であり,従ってその測定も複雑になる。すべてを表現しようとすると数種類の測定をしな
ければならない。また,ほとんどの測定は単一素子の測定子により行われている。そこで,大量の歯車を使用する自
動車,ロボット,情報機器の分野では,その性能を推定できるような歯車の精度項目の迅速な測定方法の開発が強く
望まれている。本研究は多素子測定子を用いて歯車の各精度項目の測定を迅速に行う可能性を検討し,その実用
化を行うものである。
担当科目
過去の実績
材料力学Ⅰ,機械運動学,電子制御設計,工学実験実習Ⅳ,工学実験実習Ⅴ,
卒業研究,計算機システム工学
・「高速光通信ネットワークを活用したハイビジョン映像伝送システムに関する研究」
(産学共同研究 相手先:㈲テレビジョンテック)
JGNⅡ「利用促進賞(地域貢献優秀賞)」(NICT)受賞
・「地下タンク漏洩検査システム」(共同研究 相手先:JR 米子支社)
共同研究者が科学技術長官賞受賞
・ A.Kanchanathep ・ S.Tunyasrirut ・ R.Kagawa ・ J.Ngamwiwit , 「 Robust Fuzzy Logic
Controller with Acceleration Converter for Position Control」,Proceedings of ISCIT,
pp.717-720,2001
近年の業績
(研究・教育論文、特許含む)
・田中 晋・小川覚美・足立新治・香川 律,「液晶ディスプレイ動作学習キットの開発と地
域共同教育の推進」,高専教育,第 31 号,pp.601-606,2008
・竹内彰継・香川 律・西垣誠一・小川和郞・浅倉邦彦,「専攻科生を講師とした本科 1 年
生の補習教室の実施とその成果について」,高専教育,第 32 号,pp.667-670,2009