玉川のロープスコース体験 - 玉川大学 学術研究所 心の教育実践センター

平成 24 年度心の教育実践研究会 記録フォーム
1)発表日時
2013 年 3 月 2 日(土)
2)発表タイトル
10 : 20
16 : 35
玉川のロープスコース体験
3)発表者
学術研究所 心の教育実践センター職員 白山明秀(あっきー)
4)発表開始時刻
10 時
20 分
6)質疑応答終了時刻
5)発表終了時刻
16 時
25 分
(全てが終わった時刻)
7)発表の主な流れ
∼
16 時 35 分
10:20∼
見えない共通点探し
・5∼6 人の小グループで、どんな些細なことでもいいので見えない共通点を見つける。
インパルス
・円になった状態で、ファシリテーターが手を叩いたら隣の人も叩く。その隣も叩く・・・とい
うように拍手を回していく。
みんなと一緒
・ファシリテーターのある言葉に対して、決められた動きをする。
・「言葉と一緒」→「前!」と言われたら「前!」と叫びながら、前に飛ぶ。「後ろ!」と言わ
れたら「後ろ!」と叫びながら、後ろに飛ぶ。
TP シャッフル(ローエレメント)
・1 本の丸太の上に全員で乗って、お題の通りに落ちないように並び替える。
モホークウォーク(ローエレメント) 1∼3 本目の途中まで。
・丸太と丸太の間に張られたワイヤーの上を渡りきる活動。
12:20∼
昼食
13:15∼
Quick Norm
・このグループがもっと良くなっていくために、私たちが今すぐできる規範。
13:45∼
オールアボード(ローエレメント)
・90cm 90cm の木のボードの上に 13 名で乗る。
14:05∼
ニトロクロッシング(ローエレメント)
・ターザンロープを使い、オールアボードで乗った円形のボードに全員が渡る活動。
15:10∼
ニトロクロッシングの振り返り
・ファシリテーターの「ニトロクロッシングを通して、こんなことを学んだ、こんなことに気
づいたということがあれば教えてください。」という問いかけをもとに振り返る。
15:40∼
キャットウォーク(ハイエレメント)
・8m の高さにある丸太の上を、命綱をつけて渡る。
16:15∼
振り返り
・今日1日を通しての学びを振り返る。
・見えない共通点探し
・インパルス
・みんなと一緒
8)発表(ワークショ
ップ)
・TP シャッフル
・モホークウォーク(3 本目の途中まで)
・Quick Norm
・オールアボード
・ニトロクロッシング
・キャットウォーク
Q.ニトロクロッシングの際に、Quick Norm に表現をすると書いたが、ある目標を設定して、
9)質疑応答での主
な質問や参加者と
のやりとり
その目標まで到達しない子、もしくはそもそも気持ちがのっていない子に対してどういう
ふうに関わるべきか?
A. 課題解決に入る一歩手前の段階の構築が必要。
そういう子はそもそも課題解決を与えません。感情を揺さぶるような体験を細かく積んで
いって、その子が課題を乗り越える時期にさしかかったら、課題解決を提供します。
10)参加者人数
(発表者も含めて)
【スタート時】 11 名
12 名
【最大】
11 名
13 名
午後の活動からこのグループに参加したが、最初の印象では話がつながっていかず、テン
11)あなたの感想
(あなたが感じた、
場の雰囲気、様子、
プロセスなども含め
て)
ポの悪い話合いをしているように感じた。しかし、ニトロクロッシングの活動中は課題解決
に向けて全員が一丸となって協力している姿が見られた。この活動を通して、グループ内
で目標達成に向けて自分のできることを精一杯やっていく中で、だんだんと自己開示をす
る人が増えてきたように思えた。ハイエレメントでは、抱き合う姿や励まし合う姿が見られ、
心身ともに距離が縮まっていた。
記録者
田中 健介