「Quick Mart」導入事例 株式会社ネリーズ 様 創業 : 1989年8月1日 住所 : 東京都千代田区富士見2-11-3 研究社富士見ビル3F 会社方針 : ELT(English Language Teaching)教材を中心に海外からさまざまな英語教材を 輸入・販売。絵本や知育玩具などの子ども向け商品も幅広く取り扱う。 ECサイトリニューアル成功のカギは基幹システムとの連携 SaaS型で利用できる「Quick Mart」を導入し、 業務の省力化・コスト削減を実現 急速な成長を続けるEC市場。海外で刊行される英語教材 (ELT教材)などの輸入・販売を行っている株式会社 ネリーズ(ネリーズ)は、ECサイトの再構築にあたって、 差 し 替 え 京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が 提供するSaaS型のECサイト構築サービス「Quick Mart」を 導入した。 Quick Martで構築された新サイトでは、デザインの刷新に よりユーザの利便性が向上し 、また基幹シ ステムと の 連携により業務負荷が高かった受注・在庫管理業務の 省力化がなされ、売上が前年比120%に伸長したのに 対 し て 労 働 時 間が 1 5 % 、人 件 費 が2 5 % 削 減 さ れ た 。 背景・課題 FAXによる注文が多く、出荷に 時間がかかっていたため、「顧客 が買いやすく、分かりやすく」を 意識したサイトを作りたかった (左から) 京セラコミュニケーションシステム株式会社 ソリューション営業本部 ソリューション営業部 部長 染谷 剛 株式会社ネリーズ 営業部 部長 竹花 博氏 京セラコミュニケーションシステム株式会社 東日本ソリューションビジネス部 東京ソリューションサポート課 志村 佑太 選定のポイント 標準機能の充実に加え、 カスタマイズが容易 基幹システムと連携した ECサイトの構築が可能 従来のECサイトは在庫管理と連 携していないため、注文の入力作 業に負荷がかかっていた システム構成イメージ KYOCERA Communication Systems 導入効果 デザインの刷新により ユーザの 利便性が向上 し、ECサイトから の注文が増えた 基幹システムとの連携により、 前年比売上120%に対して、労 働時間15%、人件費25%減を 実現 背景・課題 受注・在庫管理業務の省力化のため、ECサイトの再構築を決定 EC市場は2013年で11兆円とコンビニの市場を だけでも数万点に上ります。それを店頭に陳列 出荷に時間がかかってしまう状態になっていた。 上回り、今後も成長し続けると予測されている。 するのはとても難しいため、ECサイトでの販売を さらに従来のECサイトは在庫を管理する基幹 そうした中、海外で刊行されるELT教材などの 考えました」とネリーズ 営業部 部長 竹花 博氏は システムと連携しておらず、FAX・ECサイトからの 輸入・販売を行うネリーズはECサイトに力を入れ 話す。 注文内容を従業員が基幹システムに入力して ている。同社は6年ほど前から、学校や英会話 ELT教材の販売は新学期開始前後の2月から いた。それが業務量の増大に拍車をかけていた スクールなどの各種教育機関・施設、個人向けの 4月に集中し、この3ヶ月間の売上はネリーズの ことから、基幹システムと連携するECサイトを 販売を営業や実店舗だけでなく、ECサイトでも 年間売上の7割近くになる。この時期は電話や 構築し業務の省力化を図ることにした。 始めた。「私たちが取り扱う商品はELT教材 FAXも含めて注文が殺到し、業務量が膨らみ、 選定のポイント 基幹システムと連携ができ、カスタマイズが容易なQuick Martを採用 やすく」を目標に据えた。そして、商品が迅速に を連携させるためには、基幹システムの仕様を 基幹システムと連携ができ、標準機能の充実に 届くよう業務の省力化を大前提に、セキュリティを 把握する必要がありました。そのため関係する 加えカスタマイズが容易なKCCSのECサイト構築 担保したクレジットカード決済の採用や 、基幹 シ ステムベン ダ と連 携 し調整 を行いま した 」 と サービス「Quick Mart」の導入を決めた。 システムとの連携による在庫情報のリアルタイム KCCS ソリューション営業本部 ソリューション 新 しい E Cサ イ トの 構築にあた っては 業務 の での把握を目指した。「最も大変だったのは基幹 営業部 部長 染谷 剛は話す。 効率化に加え、「顧客が買いやすく 、分かり システムとの連携です。ECサイトと基幹システム ネリーズでは複数のECシステムを比較・検討し、 導入効果 前年比売上120%に対して、労働時間15%、人件費25%減を実現 こうして2014年2月に新しいECサイトでの運営が やり取りが大幅に減りました」(竹花氏)。 ECサイトの運営が順調に進んでいる中、 始まり、2015年2月からの繁忙期を迎えた。 その結果、売上が前年比120%と好調に推移 ネリーズでは次のステップとしてECサイトとは 以前は注文の多くがFAXによるものであったが、 しながらも、労働時間は前年比15%減、人件費 別に運営しているコーポレートサイトとECサイト 「顧客が買いやすく、分かりやすく」を意識した は 25% 減 と大 き な成 果が 上が っている 。「 E C との連携に取り組んでいる。具体的には、コーポ 新サイトを構築した結果、ECサイトからの注文が サイトは、開設するだけで商品が売れるものでは レートサイトで教材見本や指導者向けのイベント 増えた。さらに新サイトは基幹システムと連携して ありません。その企業の思いが伝わってくること /セミナー情報などを掲載し、興味を持って いるため、従来行っていたECサイトでの注文の や居心地の良さが重要です。加えて、購入率を いただいた方をECサイトに誘導することで利用者 再入力作業は不要となり、加えて電話・FAXに 高めるためには、季節ごとにデザインや商品を 拡大を目指す。そのほか、TOEFLの模擬テストや よる問い合わせ・確認業務が減ったことで、 変えることも大切です。ネリーズ様はそれを意識 デジタル商品など教材以外の販売も行っていく アルバイトの増員や従業員の残業は減り、業務 してデザインを変更するなどQuick Martの特長を 計画だ。 の効率化とともに従業員に過重な負荷がかかる 活かしたサイト運営をされており、大きな成果を KCCSは今後SIerとしての強みを活かし、基幹 状況は解消された 。「今まで忙しかった大きな 挙げられています」とKCCS 東日本ソリューション システム構築を含めたECとのさらなる連携強化 理由に電話対応の煩雑さがありました。お客様の ビジネス部 東京ソリューションサポート課 のほか、いつでもどこでも買い物ができ受け取る 確認したい内容は大きく2つ。在庫の状況と納品 志村 佑太は話す。 ことができる、ネットと実店舗の境界を融合した 日です。そこで行き違いが発生するなどやり取り 「オムニチャネル」を強化していく考えだ。実店舗 の回数が増えていました。しかしWeb注文が増え、 とECをまたいでの顧客管理や在庫状況の把握、 在庫を事前に確保し納品状況をリアルタイムに 配送ルートの整備などを行い、顧客との接点を 把握して対応できるようになったため、電話での 増やすことでお客様の売上拡大を目指していく。 本事例の詳細は ⇒ http://www.kccs.co.jp/case/1501/index.html KCCSカスタマーサポートセンター フリーコール 0120-911-901 携帯電話・PHS・IP電話など 050-2018-1827 受付時間 平日9:00~17:00 随時セミナー開催! 詳しくは https://www.kccs.co.jp/events/index.html (17:00以降のお問い合わせは自動応答になります。) KCCSホームページ http://www.kccs.co.jp/ E-mail:[email protected] KYOCERA Communication Systems ●記載の製品ならびにサービス名および会社名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。●サービス内容は予告なく変更する場合があります。 2015-4
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