第47回函館開発建設部入札監視委員会の審議概要について

報 道 機 関
各 位
平成27年 3月27日
函館開発建設部 広報官
電話0138-42-7702
お
件 名
知
ら
せ
第47回函館開発建設部入札監視委員会の審議概要について
お知らせ内容
函館開発建設部では、第47回函館開発建設部入札監視委員会を平成27年2月25日
に開催しましたので、審議概要についてお知らせします。
当部では、入札・契約の過程や契約内容の透明性を確保するため、外部の学識経験者5
名を委員とする入札監視委員会を年4回開催しており、今回は今年度4回目の開催となり
ます。
今回の委員会では、平成26年7月1日から9月30日までに契約した工事、業務、役
務の提供等から6件を対象に一般競争等参加資格の設定の理由、経緯等に関する審議を行
いました。
(対象工事等)
・青苗漁港-3.5m岸壁衛生管理施設建築(躯体)工事
・一般国道278号
函館市
汐見橋補修外一連工事
・函館港弁天地区-5.0m岸壁建設工事
・大野平野地区
用水施設整備外一連工事
・一般国道227号
渡島中山防災事業監理業務
・江良漁港外9港航空写真撮影
【問合せ先】
所
属
役
職
名
函館開発建設部
契
約
課
課
長
氏
名
話
0138-42-7525
いわふね
まさし
岩 船
真 志
函館開発建設部ホームページ
電
内線 241
http://www.hk.hkd.mlit.go.jp/
第47回函館開発建設部入札監視委員会審議概要
開催日及び場所
委
員
審議対象期間
平成27年2月25日(水) 函館開発建設部
酒井
佐野
田中
芳村
康次(函館商工会議所専務理事)
佶房(函館工業高等専門学校名誉教授)
綾太郎(弁護士)
康男(北海道大学大学院教授)
地下会議室
(五十音順)
平成26年7月1日~平成26年9月30日
議 事
1 工事・建設コンサルタント業務等・役務の提供等及び物品製造等に係る入札・契約
手続の運用状況等に関する報告
2 抽出案件に関する当番委員の報告
3 抽出案件に係る一般競争等参加資格の設定の理由、経緯等に関する説明及び審議
(6件)
委員からの主な意見・質問、それに対する回答等
意
見・質
問
回
答
議事1について
・物品製造等の随意契約2件とは、どのよ
うな契約か。
・2件とも自動車重量税印紙の購入契約で 、
当建設部管内では購入先が日本郵便(株)に
に限られるため随意契約したものである。
議事2について
特になし。
議事3について
【一般競争(拡大 )】
青苗漁港-3.5m岸壁衛生管理施設建築
(躯体)工事
・公告にいわゆるダンピング受注防止に関
する記述があり、重点的に監督・検査等の
強化を行うことになっているが、どのよう
な場合に実施するのか。
・予定価格が1億円以上の工事において、
調査基準価格を下回った価格をもって契約
する場合に実施することとしている。
・当該工事は1者しか応札がなく、2回目
入札で落札しているが、原因はどのような
ことが考えられるか。
・技術者が不足していること、奥尻島での
冬期間に渡る工事であることから敬遠され 、
また経費も高く見積もったことが推測され
-1-
る。
なお、本工事は、一度発注したが参加者
がなく、参加条件を拡大して再発注した経
緯がある。
【一般競争(拡大 )】
一般国道278号 函館市
一連工事
汐見橋補修外
・公告に総価契約単価合意方式の対象工事
とあるが、どういう制度なのか。
・契約締結後、後の設計変更に伴う協議の
円滑化を図るため、双方で総価の内訳とし
ての単価について協議し、合意しておくも
のである。単価等を個別に合意する方式と
単価を包括的に合意する方式の2つがある 。
・入札者2者の入札金額が50万円しか違
わないが、一般的にこの様な入札状況なの
か。
・単価については概ね公表されており、公
示している積算条件からかなりの精度で積
算しているのではないかと推測される。
【一般競争(拡大 )】
函館港弁天地区-5.0m岸壁建設工事
・事業の完成はいつを予定しているのか。
・事業の着手は平成18年度だが、完成は
予算状況にもより現時点ではいつというこ
とは難しい。
・過去の当該事業に係る工事の落札者は、
何社あるのか。
・10社程度かと思う。
・技術者の入札参加要件としては、同種の ・そうである。参加要件としてはその他に
工事を経験した者を配置できれば良いのか 。 資格と専任での配置が要件となる。なお、
評価としてはより同種性の高い工事である
とか、どういう立場で従事したかで違いが
出てくることになる。
【一般競争(拡大 )】
大野平野地区 用水施設整備外一連工事
・より同種性の高い工事として管水路の施
工実績とあるが、開水路より管水路の方が
難しいのか。
・当該工事は管水路の口径が大きく、管の
敷設状況により品質に影響を及ぼすことや
冬期間の施工であることから、管水路の施
工実績をより同種性の高い工事としたもの
である。
-2-
・施工箇所の点在試行工事とは、どういう
ことか。
・施工箇所が点在すると施工に経費がかか
ることから、箇所毎に共通仮設費、現場管
理費を積算する工事である。
【簡易公募型プロポーザル方式】
一般国道227号 渡島中山防災事業監理
業務
・監理業務の方式での、受注者側のメリッ
トとしては何か。
・行政側の考え方が理解され、コンサルタ
ントとしての質が向上されることが考えら
れる。
・主任技術者の業務の中に調査・設計委託
コンサルタントとの打ち合わせとあるが、
これはどういうことか。
・測量・用地調査・地質調査・構造物の設
計などの業務を、当該業務とは別に発注し
ていくことになるが、その際の受注者との
打ち合わせである。
・当該業務の受注者には開発局の退職者は
いるのか。
・何人か在籍している。当該業務は公募に
より参加者を募っており民間コンサル会社
も参加可能である。
なお、当該業務を受注した者は、本業務
の履行期間中に工期のある渡島中山防災事
業に関する工事及び業務に参加してはなら
ないという条件を付している。
【一般競争入札方式】
江良漁港外9港航空写真撮影
・落札率が低いが、履行に問題はなかった
のか。
・きちんとした写真が納品されており、問
題はなかった。
・落札率が低いことにより、今後同様な役
務の発注に当たって、予定価格の積算方法
を変えることは考えていないのか。
・当該役務の積算については、当局に積算
に使用する歩掛がないため、参考見積を徴
収して市場価格を調査し異常値を排除する
などの方法で積算しているところであり、
落札率が低いという理由からこの方法を変
えることは考えていない。
委員会による意見の具申又は勧告の内容
なし
-3-
抽出案件の入札・契約情報
【工事】
競争参加
工 事 名
入札方式
工事 資格を確 入札
契約金額 落札率
契約締結日 契約の相手方
(単位:千円) (単位:%)
区分 認した者 者数
備 考
の数 ※
一般競争入
青苗漁港-3.5m
札方式(W
岸壁衛生管理施設
建築
TO対象工
建築(躯体)工事
事以外)
1
1
H26.9.16 ㈱田畑建設
150,984
99.29
一般競争入
一般国道278号
札方式(W 一般
函館市 汐見橋補
TO対象工 土木
修外一連工事
事以外)
2
2
H26.8.11 小泉建設㈱
73,980
98.12
一般競争入
函館港弁天地区-
札方式(W 一般
5.0m岸壁建設工
TO対象工 土木
事
事以外)
4
4
H26.9.1 ㈱高木組
200,340
94.28
一般競争入
大野平野地区 用
札方式(W 一般
水施設整備外一連
TO対象工 土木
工事
事以外)
2
2
H26.9.29 ㈱シンオシマ
371,520
95.19
※ 競争参加資格を確認した者の数は一般競争の場合。工事希望型においては技術資料の提出を要請した者の
数、工事希望型以外の指名競争においては指名業者数と読み替える。
【業務】
業 務 名
入札方式
競争参加 入札
業種 資格を確
契約金額 落札率
者数 契約締結日 契約の相手方
(単位:千円) (単位:%)
区分 認した者
の数※1 ※2
一般国道227号
簡易公募型 土木関
係コン
渡島中山防災事業 プロポーザ サルタ
監理業務
ル方式
ント
1
1
(一社)北海道
H26.9.25 開発技術セン
ター
47,358
備 考
99.89
※1 競争参加資格を確認した者の数は一般競争の場合。公募型競争、簡易公募型競争及びプロポーザル方式に
おいては手続への参加資格及び業務実施上の条件を満たす参加表明書の提出者数、通常指名競争においては
指名業者数、参加者の有無を確認する公募手続を行った契約方式でプロポーザル方式へ移行したものにおい
ては応募要件を満たす参加意思確認書の提出者数と読み替える。
※2 入札者数は競争入札の場合。プロポーザル方式及び参加者の有無を確認する公募手続を行った契約方式で
プロポーザル方式へ移行したものにおいては技術提案書の提出者数と読み替える。
【物品・役務】
契 約 件 名
入札方式
競争参加 入札
業務 資格を確
契約金額 落札率
者数 契約締結日 契約の相手方
(単位:千円) (単位:%)
分類 認した者
の数※1 ※2
役務
江良漁港外9港航 一般競争入
の提
空写真撮影
札方式
供等
7
7
H26.9.17
写測エンジニ
アリング㈱
1,566
備 考
37.76
※1 競争参加資格を確認した者の数は一般競争の場合。指名競争においては指名業者数、企画競争においては
企画提案書の提出者数、参加者の有無を確認する公募手続を行った契約方式で企画競争へ移行したものにお
いては応募要件を満たす参加意思確認書の提出者数と読み替える。
※2 入札者数は競争入札の場合。企画競争においては企画競争参加資格要件を満たす企画提案書の提出者数、
参加者の有無を確認する公募手続を行った契約方式で企画競争方式へ移行したものにおいては企画提案書の
提出者数と読み替える。