ごあいさつ 平成二十年四月初当選以来、 本年で八年が過ぎ 去ろうとしております。 その間無所属改革クラブ 一般質問十 の一員として、 本会議で代表質問一回、 一回 を 数 え 、 二 期 目 は 政 調 会 長 と し て 地 域の 政 策 に沿った質問をされたと思います。 我 が国は地 震 災害国で近年平成七年阪神淡路大震災、 そして平 成二十三年には東日本大震災、 国内ではいつどこ で災害が発生するか分からないことで、 平成二十 早田県議二期目の総括 四 年 二月 本 会 議 で 本 県の 土 砂 災 害 警 戒 区 域 の 指 定方法や避難所について質問、 県内では約二千カ 所の避 難 所のう ち カ 所のう ち カ 所 は安 全 確 認を終えたと説明があり、 残りの避難所について も各市町村に見直し等を要請する等、 県当局より 前向きな答弁を引出し、 県民の安全確認ができま した。 ﹁山鹿市合併 周年 記念式典﹂ に出席 そして 次に県 議は昨 年 七月 愛 妻 真 由 美 夫 人を若くし 動をされた成果であったろうと思います。 鹿 本 高 校 同 窓、 てガンで亡くされた関係もあり、 ガン検診の受診 蒲島郁夫県知事 ︵昭 和 四 十 年 卒︶ 、 ︵昭和四十一年卒︶ 、 前 ガ ン 教 育 について、 早川英明自民党県連幹事長 率 の 現 状 と 取 組 み について、 ︵昭和五十四年卒︶ 、 早田順一無所 健康福祉部長・県教育長に取組みについて質問し 川収県議会議長 ︵昭 和 六 十 年 卒︶ 四人の た。 その間県議は熊本大学病院を訪問し医師と相 属 改 革 ク ラ ブ 政 調 会 長 今後の活躍 談し質問の勉強をされたと聞いて、 驚きと同時に 錚々たる先輩後輩の絆の現れであり、 を期待したいと思っています。 熱意に感激しました。 最後に四月の統一地方選の、 早田順一氏は三期 また最後に特別支援学校の整備について、 山鹿 地元 山 鹿 市又 県 政 市に開校誘致の要望をされ、 県教育長より前向き 目の立候補に挑戦いたします。 の発展に寄与する強い信念をもっておられます。 に検討する答弁をいただきました。 早田県議は回を重ねるごとに質問する内容も、 私 た ち 早 田 順一県 議 を 支 える 同 志の 皆 さ ん一致 力を結集し今まで以上にご支援ご協力の程 政 治・産 業・農 林 業・教 育 問 題 等、 多 岐 に 渡 る 堂 々 団結、 最後まで頑張りましょう。 とした質問であったと思います。 この二期八年間 をお願いします。 平成二十七年三月吉日 早田順一後援会連合会 会長 赤星秀年 で培った実 績は無 所 属 改 革 ク ラ ブで大 西一史 元 県議 ︵昨 年 十一月 よ り 熊 本 市 長︶ 菊池郡選出元県 議吉田忠道氏、 早田順一 三人の名コンビ議 会 活 ﹁平成 年山鹿市 消防団出初式﹂ に出席 「山鹿市空手道連盟 寒稽古」 10 84 市町村 ま た、 平 成 二 十 五 年 十 二 月 の 本 会 議 で、 合併の検証について質問、 県当局から検討中で来 年度に議会に報告するとの約束をし、 平成二十七 本会議で約束通り市町村合併の検証の報 年三月、 告として、 大学等の研究機関と協力し、 住民代表、 学 識 経 験 者 等 から 構 成 される 検 証 組 織 を 設 置 し 審議結果の報告があり、 知事から平成の大合併に ついて ﹁市 町 村 の 行 政 体 制 や 財 政 基 盤 が 充 実 し た﹂ と一定の評価をし、 種々の課題について各市町 村の支援を強める意向を示され、 合併から十年を 機に効果や課題の検証作業を実施。 報告案につい て、﹁人 口 減 に 対 応 する 地 方 創 生 な ど 課 題 に 対 す る基礎的な力が蓄積できた﹂ と合併の効果を認め 地 方 創 生の 動 き を 追い 風 に 市 町 村 を 積 極 的 に 支 援していくと述べ、 県 議 の 強い 要 請 に 丁 寧 に 説 明 されていました。 農業生産法人 (株) あつまる山鹿シルク 「天空桑園」視察 こんにちは、 早田順一です。 皆様にお世話になり、 県議会議員として 期 年の活動を続けることが出来ました。 ︵現 知 事︶ 期 目の途 中 から 当 時の蒲 島 候 補 を 支援すべく、 人で無所属改革クラブ ︵会派︶ を結 ︵現熊本市長︶ 成。 期目からは大西元県議 と 人 となりましたが、 これまで共に勉強をさせて頂き ました。 昨年はその大西氏が熊本市長選に立候補し、 当 選されました。 同志として応援をさせて頂きまし た が、 このこ と は 熊 本 市 だ け で な く、 大きく本県 の発展のための一助になると確信しております。 ﹁広域連携﹂ なぜなら、 今 後は がキーワードとなっ てくるからです。 これまで取り組んできた大きな成果として、 熊 政令市 本市が政令指定都市に移行するにあたり、 誕 生 後 の 県 土 ビ ジ ョン の 必 要 性 を 県 に 対 し て 提 案し、 県としてビジョンの策定に至ったことがあ げられます。 合併して 年を迎えた山鹿市においても、 これ まで 合 併 特 例 債 等の 恩 恵 を 受 け 財 政 的 に 改 善 さ 人 口 減 少 の 中、 れて きてい ま す が、 交 付 税も徐々 に 標 準 に 戻 って い き 合 併 し た 市 町 村 も 厳 し い 行 財 政 運 営 を 強 い ら れ ま す。 そ の た め、 これからは 近 隣 の 市 町 村 と の 広 域 連 携 が 必 要 に なって き ま す。 今 後 は 本 県 が 市 町 村 間 の 調 整 役 と しての 取 組 を積極的に行うことが大事であり、 熊 本 市 など 他 の市町村との連携を図り、 更に山鹿市発展のため 全力を尽くしていく所存です。 今 後 とも ご指 導 ご鞭 撻 をよろしく お 願い申 し あげます。 平成二十七年三月吉日 熊本県議会議員 早田順一 27 23 活動紹介 ▼早田順一 ホームページ www.j-hayata.com Vol. 8 発行:早田順一 県政だより Vol.8 順風発進 (1)平成27年 熊本県議会議員 早 田 順 一 事務所 〒861-0518 山鹿市宗方通105グリーンパーク内 [email protected] [E-mail] TEL 0968-42-8088 FAX 0968-42-8018 3 10 2 8 2 1 2 一般 質 問 平成二十七年三月二日 早田 順一 無所属・改革クラブ ① 市町村合併の検証について ●検 証のアンケートでも、多 くの市 町 村が、現 状 のサービス提 供 体 制の充 実 確 保 を 基 本 とし、近 隣市町村との広域連携を今後の方向性として捉 えている。 ●県では、市町村が主体となって行政サービスを 提 供できるよう、行 政 体 制 強 化や県との人 事 交 流による人材育成の更なる支援を行う。 また、近 隣市町村との広域連携が進むよう、情報提供や 市町村間の連絡調整を行うなど、支援する。 ④ 熊本県 水とみどりの森づくり税について 病の一つとして、 がんの要因や予防を学習。 ●県教育委員会では、関係団体等が作成したが んの正しい知 識・予 防に関 するリーフレット等 を 各学校に配付し啓発に努めている。 ●今後、﹁がんの教育総合支援事業﹂ モデル地域の 成 果 等の情 報 収 集や分 析を行い、健 康 福 祉 部や 医 療 関 係 者 と 連 携、自 らの健 康 を 適 切に管 理 し、 がん予 防や早 期 発 見につながる行 動 変 容 を 促すがん教育について研究を進める。 答弁︵農林水産部長︶ ② がん検診の受診率の現状と 取り組みについて 答弁︵健康福祉部長︶ 50 答弁︵知事︶ ●合 併 は、長 期 的 な 視 点で 評 価 すべき だ が、行 政 体 制の充 実、財 政 基 盤の強 化など一定の 評価ができる。 ●今後、市町村は、地方創生な ど様々な課題への対応が求めら れる。 これらの課題に対応する 基 礎 的な力の蓄 積ができたと いう点でも合併は評価できる。 ●一方、支所機能縮小に伴う窓 口サービス低下や、職員数減少 による地 域の活 気の低 下 等か ら、住民の評価が十分に得られていない点も明ら かになった。 ●今 後とも、地 方 創 生を追い風に市 町 村の主 体 的な取組みを支援する。 答弁︵総務部長︶ 合併検証により明らかになった状況について ●水 とみどりの森づく り 税の目 的は、公 益 的 機 能を持つ森林を、県民の財産として守り育て、次 の世代に引き継ぐこと。 ●これまで、毎年約4億8千万円の財源を基に、 9, 716haもの針広混交林化。植栽未済地への 広葉樹植林。。 シカの食害防止では、 3, 366ha でネットを 設 置、被 害の増 加に一定の歯 止めをか けることができた。 ●約4万5千 人が参 加した森 林づくり活 動や、 保育園などへの木製机・椅子の導入にも取り組ん できた。 ●この成果のもとに、森林・林業情勢の変化に事 業内容を見直し、 ハード、 ソフト面の対策を充実。 ●森林づくりとして、森林所有者に森林整備を 呼びかける活動の支援を進める。 ●地 域リーダー育 成や、森 林と親しむ活 動や木 育への支援も強化していく。 ●地 域・景 観づく り として、木 材 を 活 用 した 地 域づくりを進める。 ●今後とも、森林の公益的機能を高め、 その恩恵 を多くの県民が享受し、実感できるよう、税の最 大限の活用を図って参る。 ⑤中山間地域の稼げる農業について 化と、販路拡大により、農家所得向上に繋げてい く。 ⑥特別支援学校の整備について 答弁︵教育長︶ ●本県における特別支援教育のあり方について、 障がいのある子ども一人ひとりの教育的ニーズを 把握、適切な指導及び支援を行うことが重要。 ●そのため、特 別 支 援 学 校や特 別 支 援 学 級、 ま た通 常 学 級など、多 様な学 習の場を充 実させて いくことが必要。 ●急増する熊本市及びその周辺の高等部希望生 徒の受 入れの整 備を、早 急に実 施 する必 要があ るとの検討会からの報告。 ●熊 本 市 東 区 に 高 等部に特化した新た な 特 別 支 援 学 校、熊 本支援学校の現校舎 改 修、県 南に高 等 支 援 学 校の新 設などの 取組み。 ●開 設 し た 高 等 部 分教室が地域の特別 支援教育の拠点とな るように取組んで参る。 ●山鹿市の特別支援学校小中学部の整備につい ては、山 鹿 地 域の障がいのある子どもたちが、身 近な特 別 支 援 学 校で学ぶ必 要 性 を 十 分に認 識 している。 ●これまでも 山 鹿 市 教 育 委 員 会 と情 報 交 換 を 重ねてきた。 ●更に連携を深め、定期的な協議を行う。 熊本県議会2月定例会 一般質問を傍聴して インターンシップ生 才田 哲也 熊本県立大学2年 3月2日の県議会での早田議員の一般質 問の内 容の一つには、﹁特 別 支 援 学 校の整 備 について﹂ というものがあった。 そこでは早田 議員から ﹁山鹿市には特別支援学校の整備 が進んでいないため、 その整備に向けた議論 が必 要ではないか﹂という 質 問がされた。 私はこの質 問から、早田 議 員がすべての山 鹿市民の安心で、安全な生活をつくろうと しているということを 感じた。 また、 この質 問に対し教育長からは ﹁県と山鹿市の連携 を 深めるため、定 期 的 な 協 議の場 を 設 け る﹂ という答弁があった。 これは、山鹿市の教 育のさらなる発 展につながるものであると 思う。 インターンシップ生 熊本学園大学2年 仙頭 秋光 2 月から約 2ヶ月 間 早田 議 員のも とで インターンシップをさせて頂いていま す。議 員インターンシップでは大 学の長 期 休 暇 を 利用して県庁や県議会に訪れ、初めて議会 の一般質問を傍聴しました。早田議員の一般 質 問の中で取 り 上 げられた中で特に関 心 を 持ったのはがん検 診・がん教 育についてで す。国民病と言われるがんに対する教育認 識や検査が不十分だと知り、解決に向けて これからも 頑 張ってほしいと切 実に思いま した。若 者の政 治 離れ・投 票 率の低 下が社 会 問 題となる中、 これからの若い世 代であ る自分達が、身近に地域や政治についてもっ と考 えていかなければならないと改めて実 感しています。 TEL.0968- 42-8088 FAX.0968- 42-8018 [ 山鹿事務所 ] 山鹿市宗方通 105 グリーンパーク内 答弁︵農林水産部長︶ みんなの今と これからの未来へ ●合 併 市 町 村は、 マンパワーが充 実し、専 任 組 織 の設 置や専 門 職 員の配 置が進み、行 政 体 制が充 実。 また、合 併 特 例 債などの財 政 支 援 措 置 を 効 果的に活用し、新しいまちづくりを推進。 45 ●県では受診率目標を平成 年度までに %と する。受 診 率 向 上の結 果、既に約 %に上 昇。受 診 率 %は一つの通 過 点で一日も 早い目 標 達 成に 努め、 より一層の受診率向上に取組みたい。 ●若い世代の子宮頸がん検診受診率向上の取組 みでは、県内4つの大学と専門学校の授業でがん 予 防 講 演 会 を 実 施。 の高 校で、思 春 期 保 健 教 育の講 演 会 で 子 宮 頸 がん を 取 り 上げた。 教育委員 会等と連携し、講 演 会 を 実 施、若い 世 代の意 見 も 参 考にし、効 果 的な 取 組みについて検 討している。 ●が ん 検 診 事 業 評 価の県の役 割 では、 がん検診機関等で成る ﹁生活習慣病検診等 管 理 指 導 部 会﹂ を設 置。検 診 実 施 方 法や精 度 管 理等を検討。昨年度、部会委員に5つのがん専門 医も加え、精 度 管 理 向 上、体 制 強 化を図った。市 町村や検診機関に、 がん検診の調査を実施、検診 事 業 評 価 を 行った。 その結 果 をホームページで公 表。技術的支援や指導を行い、検診の質の向上に 努めている。 ●医師等の資質の向上について、県医師会が主催 する ﹁がん検 診 従 事 者・機 関 認 定 協 議 会﹂ で、検 診従事者講習会を開催するなど、医師等の検診 技 術 向 上を図っている。県は、今 後も関 係 機 関と 連携を図り、受診率の向上及び精度管理充実に 一層努めている。 ③がん教育について 答弁︵教育長︶ ●県では、生 産 量は少ないが多 彩で魅 力 ある農 産物の流通ルート開拓に取り組んでいる。 ●首 都 圏のレストランのシェフなど産 地 招へいや、 大手通販会社連携など、取引地域や品目も拡大 している。 ●中 山 間 地 域で生 産される農 産 物の付 加 価 値 を高める取組みとして、 ソフト面では東京農業大 学 名 誉 教 授の小 泉 武 夫 氏に評 価いただき、小 泉 ブランドとして認 定。商 品 化 を 図っている。 ハード 面では、国や県により、加工施設等の整備を支援 している。 ●このような取 組みにより、開 発した商 品が全 国展開をしている事例も出てきている。 ●今後、中山間地域の農産物の一層の高付加価値 後援会ご加入のお願い 地域コミュニティや住民自治の現状について ●地域の人口減少を背景に、伝統的な自治組織 である行 政 区の統 合が進められ、行 政 区 運 営の 担い手 不 足の解 消に繋がったという 評 価 も ある 反面、区域が広がり、きめ細かな活動が行いにく くなったという評価もある。 ●従 来の町 内 会や老 人 会など、組 織の枠を超 え た協議会型の自治組織の設立が進んでいる。 この 組 織では、従 来よりも 多 くの団 体や住 民の交 流 が行われ、新しいコミュニティづくりを推進。 ●このような新しいコミュニティの定 着により、人 材の確保が図られ、地域の一体感も高まれば、 一層 合併効果を実感していただけると思う。 今後の市町村の行政体制の方向性について 29 ●学校におけるがん教育が大変重要と認識。 ●学 校におけるがん教 育は、学 習 指 導 要 領に基 づき、小中高の保健の授業で実施され、生活習慣 早田順一事務所 18 11回目 ●人口減少の中、小規模自治体では、組織体制の 維 持や単 独での行 政サービスの提 供が難しくな る。 目的/県議会議員 早田順一を応援いたしたく、 多くの皆様のご協力をお願い申し上げます。 会費/年間 1人1口 1,000 円(何口でも可) 50 (2)平成27年 順風発進 Vol.8
© Copyright 2024 ExpyDoc