科目名[ 幼児教育科 ( 2学年 ) ( 演習 ) ( 1単位 ) 担当者[ 子どもの保健Ⅱ ] 大 窪 智 美 ] 【授業の概要】 子どもの保健Ⅰでの学びを基に、日常生活の養護、病気や事故発生時の対応、体調不良時の看護などに関する具体 的方法を学ぶ。 【授業要旨】 回数 1 題 目 身体計測の方法と評価 子どもの健康観察と生理的 2 機能の測定方法 授 業 内 容 ・身体計測の方法を理解し、正しく計測ができるようになる。また、計測後の 評価方法について理解する。 ・日々の健康観察の内容について理解する。また、体温・脈拍・呼吸などの生 理機能の測定が正しくできるようになる。 3 おむつ交換の方法 ・おむつ交換時の注意点や観察事項を理解し、適切に布おむつをあてることが できるようになる。 4 ミルクの作り方と飲ませ方 ・ミルクの作り方、与え方、哺乳瓶の消毒方法を理解し、適切に授乳できるよ うになる。 5 沐浴の方法① ・沐浴の方法を理解し、安全に沐浴ができるようになる。 6 沐浴の方法② 1~4回目までの実技評価 ・前回の授業内容を踏まえ、沐浴の練習をする。 ・1~4 回目までの授業で習得した内容について、実技評価を実施する。 7 手洗いの方法 歯の仕上げみがきの方法 ・手洗いの重要性について理解し、正しい手洗いができるようになる。 ・歯の仕上げみがきの具体的方法を理解する。 8 一般的な症状の看護① ・いろいろな症状に対する看護のポイントを理解する。 (発熱、咳、嘔吐、下痢、脱水、腹痛、便秘、発疹、頭痛、けいれん) 9 一般的な症状の看護② ・冷罨法、温罨法の方法について理解する。 ・薬を与える際の留意点について理解する。 個別的な配慮を必要とする 10 子どもへの対応 11 傷の応急処置 打撲・捻挫・脱臼・骨折の 12 応急処置 ・いろいろな慢性疾患やアレルギー疾患など、個別的な配慮を必要とする子ど もへの対応について理解する。 ・傷の治癒を促す条件を理解し、適切な応急処置ができるようになる。 ・包帯の巻き方の要領を理解し、適切に巻くことができるようになる。 ・打撲・捻挫・脱臼・骨折の応急処置の基本を学び、身近にあるものを使って 応急処置ができるようになる。 13 いろいろな事故の応急処置 ・いろいろなけがの応急処置を理解する。 14 一次救命処置の方法① ・一次救命処置の重要性と方法を理解し、正しく実践できるようになる。 15 一次救命処置の方法② 11~13 回目までの実技評価 ・前回の授業を踏まえ、一次救命処置について練習する。 ・11~13 回目までの授業で習得した内容について、実技評価を実施する。 【評価の方法】定期試験、実技試験、出席状況、授業態度等を考慮して総合的に評価する。 【 テキスト 】 「子どもの保健Ⅱ」 佐藤 益子 編著 (ななみ書房) 【 参考書 】 「ケガ&病気の予防・救急マニュアル」 鈴木 洋 鈴木 みゆき 監修 永井 裕美 著 (ひかりのくに)
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