科目・担当教員 内 容 授 業 の 概 要

科目・担当教員
相談援助演習
(小村 俊美)
家庭支援論
(飯塚 由美)
授業の概要
内
容 ※授業内容は変更になる場合があります。
本講座は児童福祉施設等の現場での相談臨床場面を想定し、ロールプレイや模擬ケー
スカンファレンスを通して実践的な相談の進め方を学習し、あわせてカウンセリングマインド
を復習する。
家庭を取り巻く社会環境の変化(少子・高齢化、核家族化、男女共同参画等)を理解し、
家族の人間関係の理解、家庭支援、子育て支援の実態や、関係機関との連帯等、家庭福
祉や支援活動について保育者として必要な知識の修得を目指します。
「障がい児保育Ⅰ・Ⅱ」では、幼児期から就学前までの障がい児保育について、障がいの
ある子どもがいる保育風景と保育現場における具体的支援方法を概説する。
(小脇 洋・金山由美子 このうち「障がい児保育Ⅰ」では、「障がい」があるなしにかかわらず、なんらかの支援を
必要とする子どもの実態や支援の実際、あるいは松江市全体の取り組み等を知り、支援の
・ 山根司津子)
在り方や関係機関との連携の仕方等基本的なことを学習する。
障害児保育Ⅰ
子どもの保健ⅠB
(前林 英貴)
子どもの保健Ⅱ
(前林 英貴)
子どもの食と栄養
(長島 美保子)
社会的養護
(藤原 映久)
社会的養護内容
(藤原 映久)
保育相談支援
(山下 由紀恵)
保育内容総論
(小山 優子)
保育内容健康
(岸本 強・
前林 英貴)
保育内容言葉Ⅰ
(矢島 毅昌)
子どもの一般的な健康状態や様々な疾患・障害について知識を深める。また、病気に特
徴的な症状と対応、家庭や地域で起こりやすい事故の特徴や対応、予防方法について学
ぶ。子どもの健康を守るために必要な基礎的知識を習得するとともに、母子保健・地域保
健活動を通して、保育士の役割について理解する。
子どもの保健Ⅰで学習した知識や理論を踏まえ、実際の保育現場や保健活動の場にお
いて活用するための基礎的知識と技術を習得する。また、乳幼児の基本的な健康及び成
長発達の観察方法と評価方法を学ぶ。
子どもの健康な生活と食生活の意義や栄養に関する基本的知識を理解する。子どもの
発育・発達を踏まえた食生活について理解を深め、栄養教育(食育)の在り方について体
験的に学ぶ。更に家庭や児童福祉施設における食生活の現状と課題について学び、幼児
食を計画し、調理することができる。
社会的養護の理念や歴史など、基礎的な知識を学習するとともに、現代社会の特徴と社
会的養護の関係について学ぶ。また、社会的養護の現場である児童福祉施設における援
助の実際や、近年急増する児童虐待についても学ぶことにより、児童福祉施設における保
育士などの児童福祉施設援助者の役割と援助についての理解を深めることを目的とする。
近年、児童虐待等が深刻な社会問題となる中で、社会的養護の必要性は高まる一方で
あるが、社会的養護の実際は、児童福祉施設に勤務する職員や里親が提供する具体的な
援助方法に支えられている。本科目では、社会的養護の場における児童の安心・安全の
確保を重要な視点としながら、社会的養護を実践する上で必要とされる知識・技術につい
て学ぶことを目的とする。
保育現場での相談支援の専門性を身につけるために、「育てにくさ」「育ちにくさ」をもった
子どもの発達を支援し、気がかりな親子関係と保護者を支援するための、発達臨床の基本
を学ぶ。家族支援と早期対応、早期介入の必要性、福祉領域との連携、保育相談の実務
と役割の理解を目指す。
保育内容について各領域を総合的に捉え、遊びや生活を基本とする保育の基本的な考
え方を理解する。また、実際の保育実践に結びつく保育方法や保育計画との関連から保育
内容を捉えるなど、保育内容の考え方を深める。保育者の子どもへの関わりや指導方法、
環境設定、遊びや生活を基盤とした保育内容を理解するために、保育のビデオを見ながら
学び、保育所・幼稚園における保育内容を豊かにするための基本的な考え方を身につける
ことを目的とする。
子どもの健康な心と体を育てるために、子どもが自ら多様な活動に意欲的に取り組み、
健康で安全な生活をつくり出し、営む力を身につけていくための保育のあり方を学ぶ。
保育所保育指針や幼稚園教育要領に記載される領域「言葉」をもとに、乳幼児期の言葉
の発達についての知識、集団生活や遊びを通じて言葉を育むうえでの保育者の役割、児
童文化財の特徴や活用方法をはじめとした、保育における子どもの言葉の育ちについて学
ぶ。
「保育内容言葉Ⅰ」では、保育実践事例の考察を通じて、言葉の発達が様々な人や環境
と関わる生活の中で達成されるという特徴を理解する。また、言葉への興味・関心を高める
保育環境の活用および構成方法について学ぶ。
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科目・担当教員
保育内容言葉Ⅱ
(矢島 毅昌)
体育A
(岸本 強)
内
容 ※授業内容は変更になる場合があります。
「保育内容言葉Ⅱ」では、代表的な児童文化財である絵本と言葉遊びを保育現場で活用
する方法について演習形式で学び、言葉の機能や言葉を育む環境のあり方についての理
解を深める。
子どもの発達特性をふまえ、子どもの運動遊びや体育的指導に必要な基礎的理論と基
礎的技術・技能を身につける。
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科目・担当教員
アジア研究
(塩谷 もも)
妖怪学
(小泉 凡・
山村 桃子)
米文学入門
(小玉 容子)
英米文学を読むB
(小玉 容子)
アメリカ研究
(Dustin Kidd)
一般言語学
(高橋 純)
社会言語学
(高橋 純)
児童文学を読む
(岩田 英作)
内
容 ※授業内容は変更になる場合があります。
自然環境、宗教、社会構造、言語、民族衣装などをテーマにとりあげ、アジアに関する知
識の基礎を身につけることを目的とします。担当教員が専門とするインドネシア、東南アジ
アをはじめとし、アジア各地の事例を取り上げながら、画像・映像やもの(布、衣服等)を用
いて講義を行います。
異界は洋の東西を問わず存在する。人間の想像力が生み出した異界に属する超自然的
なものの存在(妖怪)に多角的にアプローチすることから、人間と異界とのかかわりの歴史
を探究する。なお、この講義は2人の教員で行う。 (オムニバス形式/全15回)
アメリカ文学について、植民地時代から19世紀半ばまでの代表的な作品や文献資料の抜
粋を読み、アメリカ人の精神形成の過程および時代の特徴などを理解する。また、作品の
理解に必要な基礎的事項(時代に関する知識や文学用語などを含む)を学ぶ。
20世紀アメリカ文学の短編を読み、文学作品の講読方法を修得する。また、文化的社会
的な背景などを学び、ストーリーの内容理解を深める方法を修得する。
It is the goal of this class to introduce students to the United States and various facets
of the country and the lifestyle there. Students will learn new vocabulary and engage in
discussions about the ideas covered in class. Students' preconceptions will be compared
to the reality of the USA as well. For a final project, students will do a presentation on
one of the states in the US.
【授業の目的】
日本語や英語、中国語というような特定の言語に限定することなく、自然言語一般に見ら
れる言語の性質を理解する。特に、母語である日本語を客観的に捉えて、他の言語との相
対的な差を意識できようになることを目的とし、日本語教育や自らの外国語学習などに応
用できるような知識を身につける。
【達成目標】
言語一般を対象とするが、最も身近な日本語を主に例として使用する。本授業のレベル
は、「日本語教育能力検定試験」内の「言語の構造一般」程度が解けるようになることをめ
ざす。
【授業の目的】
ことばは、いわば道具として、私たちの生活の中で機能しているとするならば、ことばの変
化とは、社会の変化を表現することになるのではないだろうか?このような仮定のもと、こと
ばの変化から社会を見直し、またことばの変化が社会のどのような変化と結びついている
のかを考えることを目的としている。
【達成目標】
ことばの差異を、多角的に見ることが大切であるということが意識できるようになる。
絵本・童話・昔ばなし・紙芝居などを鑑賞して、児童文学に関する基礎的な知識を身に付
けるとともに、豊かな感性と他者への想像力を培う。
【授業の目的】
デザインと美術について理解を深め、実習により美術とデザイン表現の基礎から制作と表
現を学ぶ。講義と実習では、スライド、DVD&BD映像による美術史とデザイン史の講義か
ら、人類の美術と生活のデザイン、特にグラフィックデザインに理解を深める。
グラフィックデザイン 実習では、デザイン表現の基礎と創造的な手法、感性豊かな表現を習得、実習作品をファ
イルにまとめるとともに、作品発表によりプレゼンテーション技術を学ぶ。
(石野 眞)
【達成目標】
・ 美術とデザイン作品及び表現方法がわかる/作者と作品名、表現技法etc
・ ていねいな描写と創造的で美しい表現ができる
・ デザイン感覚の陶冶、センスアップしたかどうか
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