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向山配水池等再構築事業
実施方針
平成 27 年 4 月
出雲市上下水道局
はじめに ........................................................................................................................................... 1
1.
2.
本事業の概要 ............................................................................................................................. 1
1.1.
事業の目的 ......................................................................................................................... 1
1.2.
事業内容に関する事項 ....................................................................................................... 1
1.2.1.
事業名 ......................................................................................................................... 1
1.2.2.
事業場所...................................................................................................................... 1
1.2.3.
管理の権限者の名称 ................................................................................................... 2
1.2.4.
事業の概要 .................................................................................................................. 2
1.2.5.
対象業務範囲 .............................................................................................................. 3
1.2.6.
事業方式...................................................................................................................... 4
1.2.7.
事業期間...................................................................................................................... 4
1.2.8.
事業スケジュール ....................................................................................................... 4
1.2.9.
留意事項...................................................................................................................... 5
参加業者の募集及び事業者の特定に関する事項 ...................................................................... 6
2.1.
参加業者の募集及び事業者の特定方法 ............................................................................. 6
2.1.1.
参加業者の募集及び事業者の特定 ............................................................................. 6
2.1.2.
事業者選定審査委員会の設置 ..................................................................................... 6
2.2.
プロポーザルの参加資格に関する事項 ............................................................................. 6
2.2.1.
参加業者の構成........................................................................................................... 6
2.2.2.
参加業者の参加資格要件 ............................................................................................ 6
2.2.3.
参加資格確認基準日 ................................................................................................... 7
2.2.4.
入札保証金 .................................................................................................................. 8
3.
事業者特定のスケジュール等 ................................................................................................... 9
4.
本業務で予想されるリスクとリスク分担の基本的な考え方 .................................................. 10
5.
上下水道局による事業実施状況の設計・施工監理 ................................................................ 12
6.
5.1.
設計・施工監理の内容 ..................................................................................................... 12
5.2.
設計・施工監理の費用の負担 .......................................................................................... 12
その他プロポーザル実施に関する事項 ................................................................................... 12
6.1.
7.
本プロポーザルに係る情報の提供 ................................................................................... 12
その他特定に関する事項......................................................................................................... 13
7.1.
公正な募集の確保 ............................................................................................................ 13
7.2.
プロポーザル参加にあたっての費用の負担 .................................................................... 13
7.3.
提出書類の扱い ................................................................................................................ 13
7.3.1.
著作権 ....................................................................................................................... 13
7.3.2.
提出書類の返却......................................................................................................... 13
7.3.3.
特許権等.................................................................................................................... 13
7.4.
本事業に関する問合せ先 ................................................................................................. 13
別紙 1
案内図
別紙 2
向山配水池等再構築事業に係る整備概要図
はじめに
水道事業は、安全な水を安定的に供給し、適正な水道料金によりこれを維持・更新していか
なければならない責務を負っている。近年、水道事業に対する質的ニーズの多様化、少子高
齢社会における人口減少に伴う水需要の減少、行財政改革の推進、水道事業経験の豊富な職
員の退職など、水道を取り巻く環境は大きく変化している。
更に、アセットマネジメントの推進による資産管理の充実、地方公営企業会計制度の改正に
よる経営の健全化、そして平成 23 年 3 月の東日本大震災により更なる施設の耐震化と危機管
理対策の充実等が求められ、これからの水道事業経営の長期的、継続的な運営基盤の強化に
ついて実施をする必要が生じている。
このような状況の中、先の耐震診断において耐震性がないと判断された本市水道事業の基幹
施設である向山配水池の耐震化と七面山配水池の老朽化・耐震化について、早急な対策が必
要となっている。このため、本事業では向山配水池及び七面山配水池を一元的に改築し、更
に新向山配水池を含め管理を一体化することで、管理の省力化と将来にわたり安全、安心な
水を安定的に供給することを目指すものである。
1. 本事業の概要
1.1. 事業の目的
本事業は、向山配水池の耐震化、並びに七面山配水池の老朽化・耐震化に対応するため、新
向山配水池敷地内に七面山配水池に替わる新向山第 2 配水池を新設するとともに、向山配水
池を撤去し、跡地に新しく配水池を築造するものである。
事業の推進にあたっては、厚生労働省が示した新水道ビジョンの主旨を踏まえ、将来にわた
り安全、安心な水を安定的に確保しなければならないことを鑑み、特に、長期にわたる施設
の耐久性に着目することとして、配水池構造形式や各種材料、長期にわたる維持管理性など
について、民間事業者が有する技術力、ノウハウや創意工夫による提案を期待し、設計及び
施工一括発注方式(デザインビルド方式、「以下 DB 方式」という)で実施するものである。
1.2. 事業内容に関する事項
1.2.1. 事業名
向山配水池等再構築事業
1.2.2. 事業場所
向山配水池
:
出雲市大津町 3629 番地 3
新向山第 2 配水池
:
出雲市大津町 3636 番地
(別紙 1 案内図参照)
1
1.2.3. 管理の権限者の名称
出雲市水道事業
出雲市長 長岡 秀人(以下「管理者」という)
1.2.4. 事業の概要
現況及び整備後の送配水フローを図 1-2-1、1-2-2 に示す。また、向山配水池等再構築事業
の概要を表 1-2-1 に示す。
向山配水池
10,000m
3
来原浄水場
新向山配水池
48,994㎥/日
7,000m
・塩冶、古志、高松、四絡、大津、川
跡、神西、朝山、長浜、高浜、神門、
鳶巣、湖陵地区
・大社上水道区域
3
Q=
・今市、大津、川跡、塩冶地区
七面山配水池
4,000m
42,384㎥/日
3
範囲は事業範囲を示す
Q=
6,610㎥/日
図 1.2-1 現状の送配水フロー(H20 出雲市水道事業基本計画(修正)書 H24 計画より)
(更新)
向山配水池
9,000m
3
・塩冶、古志、高松、四絡、大津、川
跡、神西、朝山、長浜、高浜、神門、
鳶巣、湖陵地区
・大社上水道区域
(増設)
来原浄水場
新向山配水池
43,200㎥/日
7,000m
3
Q=
37,000㎥/日
第2配水池
3,300m
3
・今市、大津、川跡、塩冶地区
範囲は事業範囲を示す
Q=
6,200㎥/日
図 1.2-2 整備後の送配水フロー(H26 向山配水池等基本設計業務より)
2
<表 1-2-1 向山・新向山第 2 配水池の整備概要>
整 備 概 要
項目
向山配水池
新向山第 2 配水池
配水方式
・自然流下方式
・自然流下方式
有効容量
・9,000m3 以上
・3,300m3 以上
・計画1日最大配水量:43,200m3/日
水量条件
・向山・七面山配水区への給水量 43,200 ㎥/日は向山配水池、新向山及び第 2 配水
池を一体とした運転による
・HWL+57.80m
水位条件
形状・池数
・LWL+47.80m
・HWL+57.80m
・LWL+47.80m
・有効水深 H=10.00m
・有効水深 H=10.00m
・円筒形 1池
・円筒形 1池
・緊急遮断装置
・電気・計装設備
・電気・計装設備
(配水流量計、水位計・電極、計装盤等)
(配水流量計、水位計・電極、計装盤 ・流量計室
付帯施設
等)
・緊急遮断装置室
・流量計室
・応急給水設備
・場内配管(流入管、流出管、排水管、 ・場内配管(流入管、流出管、排水管等)
その他
一部場外配管等)
整備工事
・場内整備
・場内整備(場内排水、舗装、外構、
防犯設備等)
(※1)整備後の送配水フローにおける向山配水区への給水量 37,000 ㎥/日は向山配水池・新
向山配水池を一体とした運転による
(※2)付帯施設の内、電気・計装設備(計装盤等)は、新設または既設盤改造等
(※3)別紙 2 向山配水池等再構築事業に係る整備概要図 参照
1.2.5. 対象業務範囲
事業者が行う業務範囲は、対象施設の設計及び施工からなり、その概要を表 1-2-2、表 1-2-3
に示す。
<表 1-2-2 事業者が行う業務範囲の概要>
大
別
調
査
業 務
備 考
・測量調査
・設計・施工に必要な測量調査
・地質調査
・向山配水池:基本設計において実施
・新向山配水池:配水池築造時に実施
※上記のほか必要な地質調査
・埋設物調査
・配管交差や接続箇所で実施
3
<表 1-2-3 事業者が行う業務範囲の概要>
大
別
設
計
業 務
備 考
・基本設計
・付帯施設の配置の検討
・詳細設計
・設計に伴う各種申請書類等の作成
建
設
・土木工事
・既設向山配水池の撤去及び改築、新向
山配水池場内への第 2 配水池新設、並
びに場内配管、場内整備等
・建築工事
・必要に応じて監視盤室等の築造
(提案による)
・機械設備工事
・緊急遮断装置設置等
・電気・計装設備工事
・流量計、水位計・電極、緊急遮断弁盤、
計装盤等
・工事に伴う各種申請書類等の作成
・周辺環境調査、電波障害等対策業務
・建設工事に伴う騒音、振動、臭気、地
盤沈下等の周辺環境調査、電波障害等
対策に関する事前及び事後調査業務
(※1)電気・計装設備の内、既設親局・子局テレメーター機能増設、中央監視装置機能増設
に関する設計・工事は業務範囲外とする
1.2.6. 事業方式
本事業は、対象施設の設計及び施工を一括して発注する DB 方式で実施する。
1.2.7. 事業期間
本事業の事業期間は、事業契約の締結日(平成 27 年 8 月)から平成 31 年 3 月末までを事業
期間とする。
1.2.8. 事業スケジュール
事業スケジュールは表 1-2-4 のとおり予定している。
<表 1-2-4 事業スケジュール(予定)>
時
期
内 容
平成 27 年 8 月
・契約締結
平成 27 年 9 月 ∼ 平成 28 年 3 月
・設計期間(設計着手∼完了)
平成 28 年 4 月 ∼ 平成 31 年 3 月
・工事期間(工事着手∼完了)
平成 31 年 3 月
・事業完了
4
1.2.9. 留意事項
本事業では、主要施設(向山配水池、新向山第 2 配水池)の将来にわたる健全性を維持する
ための提案を求めるとともに、市民に向けては、災害時の給水拠点として、機能的でかつ日
頃から周知できる施設を提案すること。
5
2. 参加業者の募集及び事業者の特定に関する事項
2.1. 参加業者の募集及び事業者の特定方法
2.1.1. 参加業者の募集及び事業者の特定
参加業者の募集及び事業者の特定については、企画提案に基づいた公募型プロポーザル方式
により行うこととする。詳細は公募説明書等において公表する。
企画提案内容について、出雲市上下水道局(以下「上下水道局」という)の定める要求水準
(以下「要求水準」という)への適合性、施工計画の妥当性、確実性及び提案価格等から総
合的に評価する。
なお、企画提案内容の審査は、提出された書面のほか、参加業者による企画提案内容のプレ
ゼンテーションにより行う。
2.1.2. 事業者選定審査委員会の設置
管理者は、事業者の特定にあたり、学識経験者等により構成される「出雲市向山配水池等再
構築事業事業者選定審査委員会」
(以下「委員会」という)を設置する。
委員会は、参加業者の提案内容について審査を行い、最優秀企画提案書提出者を選定する。
管理者は、委員会の選定結果をもとに事業者を特定する。
2.2. プロポーザルの参加資格に関する事項
2.2.1. 参加業者の構成
参加業者の構成等は以下のとおりとする。
ア) 参加業者は、単独の法人とする。
イ) 参加業者は、本事業の一部を下請け業者に発注する場合は、市内業者の活用に努めるこ
と。
2.2.2. 参加業者の参加資格要件
参加業者は、本事業に係る設計及び建設の各業務を行うものとして、以下の条件をすべて満
たす者でなければならない。
1) 一般事項
ア) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者であるこ
と。
イ) 出雲市建設工事等入札参加者に対する指名停止等に係る措置要綱に基づく指名停止処分
等を受けていない者であること。
ウ) 次の法律の規定による申し立てがなされていない者であること。
・会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条の規定による更生手続開始の申し立て(た
だし、更生手続開始の決定を受けている場合を除く)
・民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条の規定による再生手続開始の申し立て(た
だし、再生手続開始の決定を受けている場合を除く)
6
エ) 消費税及び地方消費税に未納の税額がないこと。
オ) 出雲市に未納の税額がないこと。
カ) 平成 27・28 年度出雲市建設工事等競争入札有資格者名簿に登録されていること。
キ) その他、管理者が必要と認める事項。
2) 設計業務に関する要件
対象施設の設計を担当する者は、技術士法(昭和 58 年法律第 25 号)に定める技術士で、上
下水道部門の上水道及び工業用水道を選択し、上下水道部門の資格を有する者が 1 名以上在
籍しており、設計業務の期間中、当該技術士を専任の管理技術者として配置できること。
ただし、建築設計業務を委託する場合、当該設計業務を行う業者が次の条件を満たしている
場合を認める。
ア) 建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)第 23 条の規定に基づく一級建築士事務所の登録を
行っていること。
3) 建設業務に関する要件
対象施設の建設業務を行う者は、次の各要件のすべてを満たすこと。
ア) 参加資格確認基準日(下記 2.2.3 項参照)において、建設業法に規定する総合評定値通
知書(経営事項審査結果通知表で最新のもの)の総合評定値(P 点)が水道施設工事につ
いて 1,000 点以上あること。
イ) 平成 22 年度以降で元請として円筒形 5,000m3 以上の容量を有する浄水池又は配水池(上
水道に限る)躯体本体の実績を有すること。
ウ) 建設業法(昭和 24 年法律第 100 号)第 15 条第 1 項の規定により、水道施設工事の特定
建設業許可を受けていること。
エ) 建設業務の期間中、上記イ)の実績を有する専任の監理技術者を配置できること。
(主任技
術者、現場代理人との兼務可)
オ) 建設業務の期間中、公益社団法人日本水道協会の配水管技能者名簿(大口径管)に登録
された者(3 ヶ月以上の雇用関係にある者に限る)を専任で配置できること。
(監理技術者、
主任技術者、現場代理人との兼務可)(ただし、配管工事を行う下請け業者が条件を満た
す場合を認める。
)
2.2.3. 参加資格確認基準日
参加者は、前記 2.2.2 に示す参加者の資格要件を満たすことを証明するため、参加資格の確
認を受けなければならない。参加資格の確認基準日は、公募説明書等の交付日とし、下記条
件に該当する場合は失格とする。
ア) 参加資格確認基準日の翌日から企画提案書の提出までの間、参加業者が上記 2.2.2 に示
す参加資格を欠くに至った場合、当該参加業者はプレゼンテーションに参加することがで
きない。
イ) 企画提案書の提出の翌日から事業者決定の日までの間、参加業者が上記 2.2.2 に示す参
7
加資格を欠くに至った場合、当該参加業者は失格とする。
2.2.4. 入札保証金
入札保証金は免除する。
8
3. 事業者特定のスケジュール等
事業者の募集及び特定のスケジュールは、表 3-1 のとおり予定している。
<表 3-1 事業者の募集及び特定のスケジュール(予定)>
項
目
日 程
公募公告の公表
平成 27 年 5 月 1 日
プロポーザル参加表明書の受付
平成 27 年 5 月 11 日∼平成 27 年 5 月 15 日
参加資格審査結果の通知
平成 27 年 5 月 20 日
企画提案書に係る説明会及び現地見学会
平成 27 年 5 月 25 日
資料の閲覧
平成 27 年 5 月 25 日∼平成 27 年 5 月 29 日
公募説明書等に関する質問の受付
平成 27 年 6 月 1 日∼平成 27 年 6 月 5 日
公募説明書等に関する質問の回答公表
平成 27 年 6 月 12 日
プロポーザル参加意思の確認
平成 27 年 6 月 17 日
企画提案書の受付
平成 27 年 6 月 22 日∼平成 27 年 7 月 10 日
企画提案書に係る審査結果の通知
平成 27 年 7 月 17 日
(参加者多数の場合、5 社程度に選定)
※参加者が少ない場合は省略
プレゼンテーション(ヒアリング)の実施
平成 27 年 8 月上旬
最優秀企画提案書提出者の選定
平成 27 年 8 月中旬
事業者決定(契約締結)
平成 27 年 8 月下旬
設計開始
平成 27 年 9 月
建設開始
平成 28 年 4 月
9
4. 本業務で予想されるリスクとリスク分担の基本的な考え方
本業務で予想されるリスクについて、管理者と事業者の分担概略を表 4-1 に示す。詳細につ
いては、公募説明書交付時に配布する「設計及び建設工事請負契約書(案)
」に定め、最終的
に「設計及び建設工事請負契約書」で確定する。
段
<表 4-1 リスク分担>
負担者
階
リスクの種類
リスクの内容
管理者
(上下水道局)
公募条件
・公募説明書、要求水準書等の記載内容の変更,誤記
及び提示漏れに関するもの
契約締結
・最優秀企画提案書提出者と契約を締結できない、又
は契約手続きに時間がかかる場合
制 度
政治
関連
・予算議決が得られない場合
・対象施設が統合・廃止され、契約の中断・変更に関
わるもの
・事業の縮小・拡充に伴い、事業の対象範囲が拡大さ
れた場合
●
●
●
●
●
●
共
法制度
・本事業に直接かかわる法制度の新設、変更等
許認可
・上記以外の法制度の新設、変更等
●
許認可の遅延
・許認可の遅延に関わるもの(事業者が取得する部分)
●
・許認可の遅延に関わるもの(上記以外の部分)
通
税制度
●
●
・法人事業税、法人住民税などの事業者の利益に関す
●
る税の新設・変更
・消費税の変更に関わるもの
社会
事業者
●
第三者賠償リ ・事業者の帰責事由による第三者賠償等(調査及び建設
スク
時及び供用時における騒音、振動、光、臭気に関す
●
るもの)
・管理者の帰責事由による第三者賠償等
住民対応
・本事業に対する、又は管理者の要求に起因する住民
の反対運動等
●
●
・調査及び工事に関する住民反対運動、訴訟、要望等
●
に関するもの
環境問題
・管理者の要求に起因する環境問題
・事業者の提案内容、業務に起因する環境問題
10
●
●
そ の
安全確保
・調査及び工事における安全の確保
他
事業者の発注
・事業者が発注する契約の内容変更等
●
●
する業務
事業の中断
・管理者の帰責事由による事業の中断等
●
・事業者の帰責事由による事業の中断(事業者の経営
破綻又は事業者の提供するサービス水準が一定のレ
●
ベルを下回った場合)
不可抗力
・戦争、風水害、地震他、管理者及び事業者の双方の
責めに帰すことのできない事由等
計 画 ・ 設 計
測量・調査
●
・管理者が実施した測量・調査に関するもの
●
・遺産・遺跡の存在に関するもの
●
・上記以外の測量・調査に関するもの
●
計画・設計・要求水準
・管理者の請求による変更、不備
変更
・事業者からの請求による変更、不備
各種負担金
・インフラ整備等の追加コストの発生
●
用地
・事業用地の確保に関するもの
●
●
●
・事業用地以外の建設に要する用地の追加的確保
工事遅延
▲
●
・地中障害物(仮設材、土壌汚染、不発弾等)
●
・管理者の帰責事由による完工遅延
●
建
・事業者の帰責事由による完工遅延
●
工事監理
・工事監理に関するもの
●
工事費増大
・管理者の帰責事由による工事費増大
●
設
・事業者の帰責事由による工事費増大
●
要求水準未達
・完成検査において要求水準未達が発見された場合
●
施設の瑕疵
・施設の瑕疵が発見された場合(瑕疵担保期間中)
●
・施設の瑕疵が発見された場合(瑕疵担保期間後)
●
終了
安全性確保
・工事現場における事故等の発生
●
物価変動
・建設期間中の物価変動
●
完了手続き
・契約完了手続きに伴う、諸費用の発生に伴うもの
<凡例>
負担者:●主負担、▲従負担
11
●
5. 上下水道局による事業実施状況の設計・施工監理
上下水道局は、事業者が行う事業内容の確認等を目的に、設計・施工監理を行う。
5.1. 設計・施工監理の内容
上下水道局は、事業者が行う事業内容が要求水準に適合するものであるか確認を行い、要求
水準を満たさないことが判明した場合、事業内容の改善を求める。事業者は、上下水道局の
改善要求に対して、自らの費用負担により改善措置を講ずるものとする。
5.2. 設計・施工監理の費用の負担
設計・施工監理に係る費用のうち、上下水道局が実施する設計・施工監理に係る費用につい
ては、上下水道局が負担する。事業者自らが行う工事監理等に係る費用は、事業者が負担す
る。
6. その他プロポーザル実施に関する事項
6.1. 本プロポーザルに係る情報の提供
本プロポーザルに係る資料は、適宜、参加業者に配布する。
実施方針に関する質問は受け付けない。本事業に係る質問は、公募説明書交付後に受け付け
る。
なお、現地見学会を希望する者は上下水道局に問い合わせること。問合せ先は「7.4 本事業
に関する問合せ先」を参照のこと。
12
7. その他特定に関する事項
7.1. 公正な募集の確保
プロポーザル参加書類の提出にあたって、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
(昭和 22 年法律第 54 号)等に違反する行為を行ってはならない。
7.2. プロポーザル参加にあたっての費用の負担
プロポーザル参加にあたっての費用は、すべて参加業者の負担とする。
7.3. 提出書類の扱い
7.3.1. 著作権
参加業者から提出された企画提案書の著作権は、参加業者に帰属する。
ただし、上下水道局は、本事業の公表時及びその他上下水道局が必要と認めるときには、参
加業者の承諾がある場合のみ企画提案書類の全部又は一部を無償で使用できるものとする。
また、特定に至らなかった参加業者の企画提案書類は、本事業の審査結果を公表する目的以
外には無断で使用しない。
7.3.2. 提出書類の返却
プロポーザル参加希望業者又はプロポーザル参加業者から提出された資料は返却しない。
7.3.3. 特許権等
企画提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の日本国の法律に基づいて
保護される第三者の権利の対象となっている工事手法、工事材料及び施工方法等を使用した
ことによる責任は、原則として提案を行った業者が負う。
7.4. 本事業に関する問合せ先
出雲市上下水道局 水道営業課
所在地 : 出雲市姫原 2 丁目 9-1
電
話 : 0853-21-3513
FAX : 0853-22-3988
13
別紙1
向山配水池等再構築事業案内図
山廻制御弁室
七面山配水池
HWL 48.2
LWL 44.2
S35.6完
RC1,000m32池
S42.3完
PC1,000m32池
新向山第2配水池
及び場内配管
新向山配水池
H18.3完
PC 7,000m31池
HWL 57.8
LWL 47.8
鷹の沢制御弁室
向山配水池
及び場内配管
向山配水池
S48.3完
PC10,000m31池
HWL 57.8
LWL 47.8
下沢減圧弁室
凡例
赤色実線 向山配水池等再構築事業
水色実線 再構築事業に伴う送配水本管新設・布設替
別紙2 向山配水池等再構築事業に係る整備概要図
N
④分岐・接続工事
φ700
③接続工事
山廻制御弁室
出雲一中
七面山配水池
( 廃 止 )
⑤分岐・接続工事
φ 700 & φ 150
新向山第2配水池
円筒形
3,300m3以上 1池
HWL 57.8
LWL 47.8
場内配管 1式
七面山配水系
向山配水系(直圧)
φ350
出雲高校グランド
新向山配水池
PC 7,000m31池
HWL 57.8
LWL 47.8
鷹の沢制御弁室
出雲商業高校
一の谷公園
向山加圧ポンプ所
向山系 連絡管
φ500→φ600 更新
下沢減圧弁室
向山配水系(直圧)
向山配水系
向山配水池
円筒形
9,000m3以上 1池
HWL 57.8
LWL 47.8
場内配管 1式
向山配水系(加圧)