平成27年度公益社団法人大阪府栄養士会 第2回定時総会・特別講演会

正 会 員 各 位
平成27年5月1日
公益社団法人 大
阪府栄養士会
会長 藤 原 政 嘉
平成27年度公益社団法人大阪府栄養士会
第2回定時総会・特別講演会開催について
謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申しあげます。平素は栄養士会のために種々のお力添
えを頂きありがとうございます。
このたび、標記の通り総会を開催することになりましたので、ご多忙中のところ誠に恐縮で
すが、多数ご出席くださいますようお願い申しあげます。
敬具
記
日 時 平成27年5月23日(土)13時〜17時(予定)
会 場 大阪リバーサイドホテル 6階 大ホール
交 通 JR環状線「桜ノ宮」駅下車西出口 徒歩約2分
特別講演 「美食の進化基盤
(旨いモノにはワケがある)」 13:10〜14:40
講師 健康科学研究所 所長
大阪市立大学 医学部名誉教授 井上 正康
近年は食生活の多様化が著しく、食品が元来持っている特性を敢えて変化させ、
より美しく、香り豊かで、食べ易いものへと変化し、食味についてもアミノ酸の味
から油脂の味が好まれる傾向となっている。本日のテーマとなっている「美食」の
語句は従来欧州貴族や富豪層の食生活の状況を指して言われていたが、近年は平和
であること、食品の生産・流通や情報の豊富さ、交通の利便性から国民のすべてが
「美食」をこよなく欲し、日常の食生活そのものが「美食」に浸かっているようで
ある。なかでも「食通」と言われ、より「美食」を追及する人が、商業主義に則っ
たコマーシャルリズムの一環として世界各地の食品や料理の食べ方を紹介している。
人の心理は平和になり、裕福になると食べ物(食欲)に贅沢や満足感が優先されて
くる。このような状況は平和な日本の自然体なのだろうか。
翻ってこのような食生活に落とし穴がないだろうかと考えた時、豊満な香りと味
で食べ易くした食べ物や料理に何か仕掛けが隠されているのではないかと思わざる
を得ない。
今回、こういった現在の食生活にメスを入れ、本来あるべき食生活のあり方の一
片を長く人の健康のあり方を多方面から研究されている井上正康先生にご講義いた
だき、栄養・食生活の指導者である我々に一石を投じていただきます。
是非ご参加いただき、明日からの仕事の糧にしていただければ幸いです。
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総会議題 第1号議案:平成26年度事業報告及び正味財産増減決算書並びに貸借対照表、財
産目録、監査報告に関する件
第2号議案:補欠役員選任の件
報 告:平成27年度事業執行計画、予算について
出欠の回答は必ず同封のはがきを5月 20 日(木)までに投函をお願いします。欠席予定の
方は委任又は書面表決のうえ5月 20 日(木)までに必ず投函をお願いします。
※総会終了後に例年実施しております交流会(懇親会改称)を開催する予定です。
会員同志、並びに賛助会員様との意見交流を図っていただきたく、是非ご出席ください。
お願い:総会欠席の際は必ず委任状(同封のはがき)をご返送ください!
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